問題意識の所在 ―5―
・前頁最後尾の点で記述したことを繰り返すが、
「大航海時代地図(掲載図像)を一面で意識しているともとれる"天球儀の[パーツ]を持ったアトラスという極めて独特な構図"がロックフェラーセンターアトラス像とCERN(欧州原子核研究機構)研究プロジェクトシンボルに用いられている」。
その点、911の事件の話を抜きにすれば、欧州原子核研究機構(CERN)の独特なアトラス使用例の方は高等学校レベルの物理学をまじめに学んだ向きには取り立てて不思議に思われることでは「ない」かもしれない(現実には不思議であるどころか、極めて性質悪き背景事情があると言えることなのだが、常識人の主観の問題はそれに相反しうる)。何故か。については下に挙げた図と続く解説部を参照いただきたい。
[上掲図像群の左]は欧州で中世末期から用いられるようになった天球儀の典型的な構造を描いたもの。
[上掲の中央]は(メルカトルの手による)1595年版『アトラス』の前頁で問題とした部位の再掲。
そして、[上掲の右]だが、原子の構造を描いたもので、もっと言えば、
「[原子核](fm、フェムトメートル単位の存在。1000兆分の1cmにあたる"フェムト"メートルはナノメートルやピコメートルを上回る極小単位でここで問題とする欧州原子核研究機構が扱う原子核物理学では馴染みの単位である)を中心とした原子内の電子の振る舞いを誇張して描いた図」
である。同「原子模型の図」(物理学者アーネスト・ラザフォードが基礎を造り物理学者ニールス・ボーアが固めたモデル)、すぐに分かろうかと思うが、
「[上掲左の図]及び[上掲中央の図]に見る天球儀構造を模したものとなって」いる。
と同時に、
「[マイナスの電荷を伴った電子が原子軌道に存在"しうる"(確立論の世界の話となる)様を描いた概念図]として多くの理系の人間に馴染み深いものとなって」もいる(文系・理系などどこぞやの人形がこさえた下らない教育システムの範疇上の話にすぎない、と考えられもするのであるも)。
さて、私は今日の科学がその上によって立つ[科学史]が多く虚偽をはらんでいそうであることを把握しているのだが(当サイト無償公開著作ではロシアで物議を醸す学者の研究成果を援用、その旨について詳述している)、問題は、だ。繰り返すも、天球儀の構造を真似て描かれる[上掲右の図]、原子模型図のようなモノ(※原子模型図については本箇条書き部の下に補足を付しておく)が流布されていたがために、
「欧州原子核研究機構の[天球儀パーツとアトラスを組み合わせた象徴物]はその研究領域にかぶるものとして何もおかしくはない」
と多くの理系をもって任じる方々に映りかねないことだ(ここで上掲図像群の掲載"前"に述べたことに話が帰着する)。
だが、しかし、だ。敢えて誤解を避けずに言えば、「人の"魂"」(と呼ばれる[意思作用の源泉にあるもの]。後述する:魂といった誤解招きやすき言葉を用いてはいるが、断じて[神秘主義者 ―軽侮されて然るべき人種だろう― ]として物を言っているのではない)の領域にも関わると考えられもする「原子核の世界/フェムトの世界の話」とはまた別の意味で、である。CERN(欧州原子核研究機構)が
「[ロックフェラーセンター前の彫像]よろしくの[独特な形態のアトラス・シンボル;天球儀を担ぐ巨人]を用いている(用いさせられている)」
ことは我々の未来と関わっている、と考えられるのだ ―後にも取りあげるが、CERNとロックフェラー(ワールド・トレード・センター設営を促した[やらされビト]の一門)の相似形アトラスシンボルは形態的に[他に類例なきもの]となっている― 。
『何を延々、意味不明なややこしいことを。やはり気でも狂っているのか』
と思われる向きもおられるだろうが、そう考えられる前に先をお読みいただきたい ―これからも「アトラスと天球儀の話」を何度も持ち出す―(※)。
(※補足:本カッコ内で上掲の原子模型の図についての補足をなしておく。ある程度の科学的識見を有している方を想定しての補足、それがため、興味なき向きは読み飛ばして頂いても構わないといった類の補足をなしておく。
さて、本文にて「原子模型図は電子の想定される振る舞いにかこつけ天球儀の構造を模した構造をとっている」と述べたが、そのこと自体がそも、この嘘ばかりの人間世界に突きつけられた皮肉と言えそうなことがある。
具体的には
「天球儀と共に発展してきた天文学が多く虚偽の歴史の体現物 ―何者かによって基礎を贋造された体系― であるように見える。それがため、天球儀に模した原子模型を担いできた物理学も恣意的に形作られた体系ともとれてしまう」
ということがある ―文豪ともてはやされる反面、麻薬の伝導人脈とつながっていると立証されているオルダス・ハクスレー。有名な科学者輩出一族出身の同ハクスレー、裏の世界での重要人物だったとも噂される同男が有名小説の中で元物理学者だったという設定の顕官に次のようなことを言わせているが、それとて事実かもしれない、ととれてしまうような側面があるのだ。「科学とは料理の本と同じで[変化を認めない料理理論]と[追加を禁じられた調理理論]からなっている」―。
その点、そう、「原子模型図にも影響を与えている天文学が実に不可解な発展をなしてきた学問、基礎からして胡散臭き学問である」ということについては人間の歴史の虚偽について扱った洋書、
History : Fiction or Science? vol.3 に多少、詳しい解説を見ることが出来る(右洋書については海外の正統派にunreliable-source[信用の置けぬ文献]と嘲弄されがちな側面も多々伴っているが、異論を許さぬ客観的な記載部だけで常識を破壊してしまうような側面もある)。
「天文学上の偉人達の業績に無視せざるべき時代的相互矛盾がある ―星表こと Star- catalogueというものにその兆候が顕著に現れている― 」
という形で、だ。
以上のようなこと、天文学というものの胡散臭さに一言だけ触れつつも言うが、「原子核の世界が胡散臭き[天文学]の世界と客観側面的"でも"接合するのもまた事実である」。くどくなるも、専門領域に踏み込んで考える余力をもった方以外、読み飛ばしていただいても構わないことなのだが、
「原子核の世界は星の動きになぞらえられた[電子の軌道]云々せずとも天文学的事象Precessionこと歳差運動 (同・歳差運動については ―実に偽り多き問題の書だが― グラハム・ハンコックの『神々の指紋』に興味深い解説が出ていたりする) と結びついたりする」
からだ。
物理学のみならず医学に ―そして、我々の"魂"の問題にも、かもしれない― 深く結びつく「ラーモア歳差運動こと Larmor Precession 」という概念の発見、「原子核まわりの歳差運動を表す」概念の発見がそのことを端的に指し示す)
・一旦、脇道に逸れるようで、それにでいて布石として重要な話をする。
「アトラス」は実のことを言って、米国初の「実戦配備ICBM(大陸間弾道ミサイル)」の名前でもある(ただし、ICBMのアトラスは配備後、数年程で次代のICBM、神話上でアトラスが属するの同じタイタン族の名前を冠するタイタン"II"や主力ICBM、ミニットマンにその座を譲り、現場からはその姿を消していった)。その点、ICBM、要するに核ミサイルは直近表記のCERN、原子核絡みの研究機構であるCERNの研究対象分野とも近しい"技術"の成果物として、言うまでもなく、軽く人類を滅亡まで追い込むことが出来る存在だ。そういったものに米国が「アトラス」の名前を与えたことには大きな意味がある(正確には米国の多くの有力者が成員となっているフリーメーソンに関わる"人形"達が悪夢の兵器にアトラスという名前を"つけさせられた"ことには大きな意味がある)。
何故か。その理由は複数、存在している。差し当たって、箇条書き部のこの点(・)ではその内の一つ、
「ICBMのアトラスが"開発段階から"重要な数字と意図をもって結び付けられていた節がある」
ことを挙げることとする。
ICBM「アトラス」に付されたエックス・プレーン(実験機)としての背番号は「X-11」「X-12」だった。「X-(エックス・ハイフン)」に続く実験機の呼称は「大陸間弾道ミサイルに関しては」アトラスの「X-"11"」「X-"12"」が始めてであると述べた上で、である。その他の側面でも初配備ICBMアトラスが「11(と12)」に"結びつく"ことを述べておきたい。
まずもって、ICBMのアトラス開発途上の背番号が既述の「X-11」「X-12」から「SM-65」となったことが挙げられる(大陸間弾道ミサイルのプロトタイプを「アトラスA = XSM-65A」、「アトラスB = XSM-65B」などと呼称していた)。65は6+5で「11」につながるものだ。それはアトラスが当初、爆撃機に与えられる「B-65」の背番号を1950年代初期の開発計画策定段階から付されていたことの名残りだとも言えそうなのだが、問題はアトラスが11と結びつくのがそれだけではないことだ。たとえば、だ。アトラスは開発当初、全長"11"0フィート(1ft = 30.48cmとして33メートルと同値。33はメーソンの階層数だ)を目処に開発計画が策定されていたということがある ―この段階では牽強付会(押し付け論法)ととられる方もおられるだろうが、110フィートの110というのは911(テロが起こる前からの米国の警察・消防呼び出し番号)や9110とも置き換え可能な緊急時連絡番号である(緊急時連絡番号が世界中で数字11を分解した数になるよう調整されている節があることは先に述べている。「そもそもどうしてそうなのか」ということが重要となってくるとしつつも、である)。そして、双子の塔、ツインタワー・ビルの階数でもあった― 。
また、アトラスが紆余曲折を経ての打ち上げ実験過程で初の打ち上げ成功を見たのはアトラス"12"Aが1957年12月17日(1+2+1+7=11となる)の打ち上げ、その時であるとされている。
何?だから何だ?持説の押し付け(far-fetched)のために都合の良いデータを並べただけだろ?下らない数遊びにこだわるな?うむ。確かに、自身で書いていて、そういった誤解も免れえないか、と危惧もする。全編の中で特にここがこじつけがましいところでもあるからだ(上の話を読んだだけでは『事態より筆者の方が異常だ』とお考えになられる向きの方が健全のように思われる)。
だが、だ。次の点(・)に入る前にはっきり言っておこう。
「(ここに至るまでの内容をきちんと読まれていた勘の良い方はとっくに気づかれていようが)ICBMのアトラスが"11"及び"12"と結びつく背景には既述のヘラクレスの計"12"の冒険、アトラスが"11"番目に登場してくる冒険の存在がある」と。
蛇の尻尾を持つケルベロスを最終的に地獄より引きずり出すことで12の冒険を終えた英雄ヘラクレス。「赤ん坊の時の二匹の蛇退治」に始まり、「ヒドラ」や「ラドン」といった有名な蛇の怪物を退治してきたものの最終的に倒したヒドラの毒に悶絶しつつ世を去ったと神話に伝わるヘラクレス。彼の11番目の冒険は詳述したように「アトラスの娘達」(=アトランティスこと"アメリカ")が登場するものだったわけだが、アメリカの暴挙(奴隷国家ソ連との絡みで語られるICBM打ち上げ実験、及び、配備行為)は同じくの神話に依拠したプログラムだと言いたいのだ。 そう、「アトラス・プログラム」という呼称を与えるべきプログラム ―全く同じ固有名詞群が「別の文脈にて」存在しているがそれらとここでのアトラス・プログラムには関係はない―、「逆・ヘラクレスの冒険」プログラムとも言い換え可能なプログラムだと言いたいのだ。と、ここまできて、次の箇条書き部の点に入ることとする。
・重要なところで脇に逸れているようで実はそれ自体が「前段階の話として」重要だとした"ICBMのアトラス"の話。それを続ける。
ICBMアトラスを不審視する事情についてはもう前の点で述べてしまっているわけだが(「神話に依拠するプログラムにつながる」)、その背景事情の有無・正否の判断に関わる材料について全てを語ったわけではない。
ために、ここでは「アトラス」という名を付されたICBMを無視せざるものと考える(要するに神話に依拠したプログラムが背後で動いていると考える)理由、他の理由の一つについて取り上げよう。それはICBMと同様、「アメリカの核兵器」絡みのこととしての「日本への核兵器使用(長崎と広島へのICBMの前身たる核兵器の使用)」についての話となる。とした上で、明言しよう。
「―この段階ではまだ"暴言"と見えるかもしれないが―、大戦時の原爆投下も"冷戦後のイニシアティブ確保"などのためではなく、"儀式"としてなされた行為だった(ととれる)」。
"ヤキンとボアズの柱"という日本人には聞きなれない言葉の話は後述するとして、だ。広島と長崎に投下された原爆は「キノコ雲の二本の柱」を立てるべくなされた儀式だったととれるのである(その二本の柱と形状的に似たシンボルがフリーメーソンのシンボル、直近にて「後述する」とした"ヤキンとボアズの柱"のシンボルである)。その二本の柱はヘラクレスがゲーリュオーンの島へ出向いた冒険の途上、打ち立てた「二本の柱」の比喩となるもの"とも"言えるのだが、まずもって、ここで述べるべきはだ。
「日本への原爆投下の結果、顕在化した二本の柱も911のあの事件での二つの塔のように11と結びつくこと」
である。
従前の頁にて誤解を恐れずに敢えて述べたように12月8日(1+2+8=11)にて始まった太平洋戦争。9月2日(9+2=11)をもって正式に終了した太平洋戦争。あの戦争の時分、長崎と広島に並べて見ると11にもなろう「二本の柱」を打ち立てるのに使われた戦闘機は何か?B-29である。大戦末期から投入され、太平洋戦線で用いられた同機に付された29は2+9で11となる。それについては広島に原子爆弾リトルボーイを投下したB-29、エノラ・ゲイのビクトリー・ナンバー(識別番号)が「12(ヘラクレスの冒険数)」あらため「82(8+2=10.。ゲーリュオーン討伐時の達成冒険数)」であったことまでもがプログラムの一貫だったかまでは分からないが(普通であればそのようなことを述べれば焼殺ならぬ狂人視されたうえでの笑殺の憂き目に遭うだろう)、そこまでこじつけがましく穿たなくともB-29の名称込みで多くがプログラムに結びついていると見てよいものである。日本に原爆投下をなさしめた第"33"代目 ―33というのはフリーメーソンの階級数である― 大統領ハリー・トルーマンは有名なフリーメーソン員であると伝わっているが(前任者のルーズヴェルトも有名なメーソンである)、同トルーマンがメーソンのフロント組織、闇夜に十字架を燃やしアフリカ系アメリカ人を頻繁にリンチ殺人していたKKKの成員にまでなるような"筋金入り"だったことはその大きな流れのひとつの現れにすぎない(KKKとメーソンの不快な関係については私の無償公開著作でも触れている。尚、トルーマンがKKKとつながっていたのは有名な"史実"だ。歴史家は[政治家の票田]のこと以上は問題視しないが)。
これは一見、馬鹿げているようで実は全く馬鹿げていないことだ。エノラ・ゲイ(広島原爆投下機)やボックスカー(長崎原爆投下機)の暴挙の観測機として「グレート・"アーティスト"」が随伴していたのが、アーツにこだわるフリーメーソン達の飼い主(おそらく魂の抜けた人形のような者達からなっていた日本軍上層部の飼い主も同じ存在だ)の「腐りきった"芸術"意識の現われだったかどうか」は人によって意見が異なるところだろうが ―フリーメーソンが尊崇視する存在はグレート・アーティスト(偉大なる芸術家)ならぬグレート・アーキテクト(偉大なる建築家)とよく呼称される― 、以降、書くことをよく読んでいただければ、「原爆投下自体が儀式だった」と言うのが馬鹿げたことではないと一面でお分かりいただけるだろう。
・ICBMのアトラスの話。欧州原子核研究機構(CERN)の話にも接合するその話から、一旦、
[現代史にあって著名なコンピューターにまつわる話]
に移る。「ICBMアトラスに垣間見れる儀式("プログラム")とは何か」を指し示し、かつ、よく知ってほしいからだ。
さて、コンピューター発展史は冷戦(常に核戦争を想定していた冷たい戦争)の歴史と密接に結びつく。核ミサイルを正確に標的に命中させるための弾道学。その計算上、コンピューターが重きをなしたからだが、ここで挙げるコンピューターはそういった沿革で発展していった"マシーン"の中でも画期的な一機(全長"11".5メートルのそれは大きすぎて、一台ではなく一機や一基と呼称すべきもの)である。その問題とすべき歴史的存在たるコンピューターの名称は
[Atlas(アトラス)ことUNIVAC"11"01]
である。
『おえ。また、アトラスで11なのかよ』とお思いになられた方もいるだろう。が、それはまだ、多数の感想ではないかもしれない。ために、言及するわけだが、UNIVAC1101は「"アメリカ初"のノイマン型コンピューターとして"1950年初頭"に米国に現れた」ものであることにも着目すべきだ。いいだろうか。前に述べたことを繰り返すが、"アメリカ軍初配備初"の大陸間弾道核ミサイル、アトラスは「"1950年代初頭"から開発されだした」(UNIVAC"11"01ことAtlasが納入された1950年の1年後、開発対象のICBMにB-"65"アトラスの名称が与えられた)ミサイルだったのだ。画期的ミサイルと画期的コンピューターに関し、「登場時期」にも「初物であること」にもつながりを見てとれるだろう(無論、最重要事は双方共にアトラスと11に結びついていることなのだが)。
その点、良識人はこう反論をなすかもしれない。
「UNIVAC1101は核戦争のための弾道計算を期して造られたコンピューターではない。他のより以前のコンピューター、ENIACのように弾道計算を目的に造られたものではないのだ。君はこじつけがましすぎるよ」。
甘い。甘すぎる。核戦争擁護論者(というより促進論者)だったフォン・ノイマン。あまりにも人間離れした天才ぶりから「悪魔の頭脳の持ち主」などと呼ばれていたフォン・ノイマン。そのノイマンが人類にもたらした、と言われがちなノイマン型コンピューターの米国版元祖たるAtlas(UNIVAC1101)がその他の面でもかぐわかしい点を有していることを無視しての意見など甘すぎて到底、腹に入れられるものではない。UNIVACにAtlasという名前が与えられたのは「漫画の登場人物に由来する」というふざけた話(この後に至ってなお、正統派が垂れ流すそういった大嘘を信じたい向きはそうすればよい)があるのはどうでもよいこととして、だ。
たとえば、UNIVAC1101に付された「1101」とは二進数で言うところの「13」である(表向き、UNIVAC1101がTask13を企図して造られたものだから、とされる)。が、よく考えてみよう。「UNIVACにAtlasの名前が付されたのは漫画の登場人物に由来するからだ」と主張するような者たちも「それはそうだろう」と認めざるをえないこととして「13」とはアトラス(とアトラスの娘達;アメリカの比喩)も登場するヘラクレスの冒険数「12」の次の数である(アトラスと関わったヘラクレスは計12の冒険の"後"、神々の戦いに参戦。下半身が竜の巨人達、ギガンテス相手の戦い ―後述― で活躍するも、さらにその後、かつて倒したヒドラの毒にあたって死ぬ)。そして、同13、フリーメーソン達にも馴染みが深い数でもある(彼らは13日の金曜日が何故、不吉とされるかについて、「自分達の先達とされる存在、十字軍時代のテンプル騎士団成員が一斉検挙された年だから」といった話をまじめに信じている節がある)。
話はそれだけでは終わらない。AtlasことUNIVAC1101は別名が「ERA1101」であることも、不謹慎な言い方だが、実に興味深いこととしてある。その点、ERAとはUNIVAC1101の設計組織、 Engineering Research Associatesの頭文字だが、ERAを英単語そのままに「時代(イラ)」と解して、「1101の時代」ということも出来る。
さて、―この時点ではまだ「当然に」反論もあるだろうが― 「11」に結びつく911の事件が儀式、何らかの行為に向けての儀式だったとすると、だ。「1101(こと13ないし11)の時代」と画期的コンピューター(別名アトラス)が命名されたと"極自然に解釈できる"のは実に意味深いことだろう。
(唐突な話となるが)「黄道"12"宮とされる星座群に"13"番目の蛇つかい座を加えるべきであるとの天文学的見地がある」とのことが重要となるといった見解を押し付けはしないが(:ただし、[12番目の冒険の後にも蛇絡みの巨人と結びつくヘラクレスの冒険]が黄道12宮と密接に結びつくものなら、[13を忌み数とする欧米の伝統にかかわるともされる蛇を仇敵視するキリスト教のイエス・キリストの物語 ―13番目の席に着席したる弟子ユダがキリストを売ったなどとされる― ]も高度な意味で黄道12宮と関わるとされているのは[事実]だ。後述することとして)、とにかくも、全てが数値的に密接に結びつきすぎている節があるのだ。ICBMアトラス同様、米国にて画期的な初物であるアトラス、UNIVAC1101の話ひとつとっても、である。 ・核ミサイルの発展と密接不可分になっているコンピューター発展史の中のアトラスから再び、ミサイルのアトラスに戻る。ミサイルのアトラスはロケットに転用され、アメリカの宇宙開発史にも名を残した。マーキュリー計画(「蛇の杖」を持つヘルメスのローマ版がマーキュリーだ)という有人宇宙飛行計画推進の中、「アトラスはロケットに転用され、猿と続く人間の長期宇宙滞在を実現させた」のだ。
宇宙開発計画と言うと、「アポロ計画」を思い浮かべる方が多数だろう。が、「ジェミニ計画」(:同計画でジェミニこと双子が計画名に付されたのは乗員二人の有人宇宙船に由来するとされる。が、1965-1966年にかけて計10回の有人宇宙飛行をなさしめ、打ち上げ自体は12回に及んだ同ジェミニ計画は「双子」つながりで計画収束後の1966年から建造が開始されだしたWTCの「二つの塔」=「ツイン(双子の)・タワー」を想起させもするものである)や続く「アポロ計画」(アポロ"11"号で月面着陸をなしたとされることはあまりにも有名)に先立つ「マーキュリー計画」はだ。軽んじていいものではない。先の頁にて一部既述のように、ヘルメス(とそのローマ版のマーキュリー)は錬金術のシンボルや概念に親和性高き存在なだけではなく、人間操作のシンボル・概念にも結びつく存在であると解釈できるからである(:尚、それについては当サイト上の本カテゴリから離れた他所にても詳説をなしていることである)。
・前言しておくが、次頁から、一部、ここまで延々、述べてきたことが行き着く先としての核心部に入る。全ての曖昧なる点をも"証拠"とならしめる決定的な証拠、911の事件が特定集団による巨大な「儀式」だったと立証する証拠を挙げつつ、だ。
が、箇条書き部でのこの点(・)ではまだ
[核心とは"直には"結びつかぬ不審事象群]
の話を続ける。と、断った上で、ICBMのアトラスがロケットに転用された後、向かった先の話をしよう。すなわち、宇宙空間の話をしよう。具体的には宇宙空間のはるか彼方にあるスバルことプレアデス星団について言及する(言っておくが、「プレアデスの宇宙人が・・・・」云々などという馬鹿げた話をする気は毛頭ない)。
プレアデスとは既述の「ヘスペリデス」や「アトランティス」と同様、「アトラスの娘達」を指す言葉だ。そのプレアデスの名を冠するプレアデス星団の中の27番星として「アトラス」なる星が存在する。そのアトラスの「見かけの等級(天体の明るさの実視尺度)」は単位にして「3.62」などと"される"。ここで、プレアデスの27番星ということに絡んで2と7を足して9。天体の見かけの明るさの等級3.62に関しても同様のことをして11。9と11で911となりもする(無論、こじつけがましいととられるだろうが、天体の差異を決する"主たる数値データ"をつなぎ合わせることで「アトラス」に絡み、そのような数値が出てくることをこじつけとしてよいものだろうか。「特定の規則」に基づき星の全プロフィールが決められていたらばどうか)。加えてである。プレアデス星団は18世紀フランスが発祥のメシエカタログに45番目に加えられた星雲、要するにM45だ。4+5で9となる。27番星云々を抜きにしても、「9」「11」という数が出てくるように"させられている"ともとれる(断定などしないが)。いいだろうか。私には「地球外生命体がはるか昔から暗号を送ってきている」などという極めて馬鹿げたことを述べるつもりは"全くない"のだ。そうではなくて、「ここ数百年来、来るべきときを想定してアトラスに絡むマーキングが人形のような連中によってなされてきた節もある」と問題にしているのである ( The decision-making-process of astronomers has been based on ritualism for several hundred years. )。 と、不快なプログラムの存在を他側面から推し量れる話 ―だが、[行き過ぎたもの]として誤解を招きかねなき話― をしたところで、だ。理解を促すための図を挙げた上で[人類に対する犯罪行為にまつわる具体的根拠を羅列した次頁]に入る。
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