拡大する限界領域について

 
 

現代社会にて悪魔主義が取り沙汰される背景について

 年月を経ての「さらにもの」追記として

 2010年に基礎たるところを書き記しもしていた当記事について以下のこと、[追記]しておく.

a.当記事に関しては、いまさらながらではなくに、ここ数年来、現今に至るまで、

「ひとさまに馬鹿げていると思われるようなことを[練れていない筆致]で書きすぎていた」

との反省が強くも書き手にはある(それを言うならば、当サイトの初期より構築の多くの他の部にも同様の想いがありもする次第なのだが、そのこともまたあわせてここにてお含みいただけると幸いである)。
 そのため、遅まきながら、書き手反省の弁も添えての追記訂正を「再度」当記事各所に対してなすことにする(また、と同時に、要らぬところと見た記事内表記を大幅に削ることにする)。

b.上のような反省があるにも関わらず当記事書き手が(さらにもの)訂正表記を長らくも ―最後の訂正表記時から見てみたらば、5年との月日の間となるのだが― 怠っていたのは、である。第一義に ―現時点「も」如実にそうとらえられるところとして― [被リンクのなされよう]などから当サイト内容をまともに批判的に検討する方々が今日この日に至るまで「まったくいない」ように見もしてきたとのことがありもし(どういうわけか、当ページ内容もそうなのだが枝葉末節たるところにばかり中途半端に目を向け本当に重要なところには目を向けないような御仁らはいるのかもしれないとまでは、それとて的外れな希望的観測であるかもしれないととらえるところが大でもあるのだが、部分的に見もしている)、そのため、なおさらもってして、「当記事のような」枝葉末節、細かいところまでを更新するだけの意味性を感じられず、改訂をなしもしなかったとのことがあるとの次第である(尚、当記事「のような」ものがおどろおどろしくもの枝葉末節にしかならないところの本筋は、では、なにか、と言えば、それについては端的に直下下述する)。

c.ここ当ページでは悪魔主義陰謀論などというおどろおどろしいものを、書き手の執筆時未熟さの問題もあって、幾分どころか「かなりもって不穏当に」扱っているが(→に、関しては、(当記事内別所に記載することとしたところとなるも)、当初、書き手が『フランクリン・カヴァーアップ』との洋著の一部内容などに惑っていたといったことが背景にありもする)、本当に「重要」かつ(当記事取り扱い事項のように多く真偽不明瞭な事柄ではなく)「根拠歴然」としたことは他にあり、その論拠も当ページ左の[無償公開著作]と銘打ってリンクを貼っているサイト内他所にて四巻構成、数千頁の新規公開文書としてまとめているそして、それは[重力の特異点](とのもの)の生成があり得ざる折から執拗に執拗に他害意思が非常に濃厚に感じられるかたちで(宣言するように)前言されてきたとのことにまつわることであるもし読み手となられている方が機械(ボットプログラム)のように中身内容がない存在とは異なっての真なる人間である、あるいは、すくなくとも機械のような存在に堕すつもりはないとの気概を有しており、ヒト(種族の一員)として真なる問題に向かい合うだけの意志の力を蔵している(とのおつもり)であるならば、末節である、それも練れていなかったと書き手自身が強くも反省するところの当記事のようなものではなくそちら文書の中身の批判的検証をこそお願いさせていただきたき次第である(尚、直前部言及のサイト公開後、かなりの年月を経て新規公開に及んだ四巻構成の文書 ―頒布ページへのリンクは当ページ左脇部にあっての(状況訴求のための)[無償公開著作]と項目立てているところとなる― でも悪魔主義「的」なことが、何故、部分的な問題になるのか、きちんと具体的典拠を挙げて、一部論じもしているので、その意でも、たかだかもの当記事程度のものではなく、そちらの検討をば推させていただく次第である ―程度の高低が歴然としているものが併存している中で低きにばかり目を向ける・向けさせようとする存在がどういったものなのかの目分量についてはこれ以上とやかくしない― )。

(ここからが「内容・文書構成(読みやすさ)その他諸々の点でまったくもって練れていなかった」と強くも自身反省するところながらもの元からあった記事本文 ―【現時全文削除「検討」対象】― となりもする)

 欧米では熱心なキリスト教徒と思しき者達が中心になって次のような陰謀論(的なる主張)を鼓吹している。

「現在、この世界は悪魔主義を奉じるインナーサークルによって支配されている。そうした悪魔主義崇拝のインナーサークルはフリーメーソンを支配し、各国の政財界に多大な影響力を行使、人間社会を望ましからざる方向に持っていこうとしている」

 以上は日本でも一部の者達(遠慮会釈なく述べれば[嘘ばかりの話柄]をこととする者達だ)が"輸入"のうえで唱道してきた主張でもある。少しでも学識を有し世事に通じた人間、あるいは、物事の裏を透徹した視野で探る意思を有した人間からみれば、「事実に合致していない点を多々含む」と分かろうといった[国外代表的論客 ―具体名は出さない― の物言い]をそのままに(一部の者達が)国内で唱導してきた主張でもある。
 しかし、そうもした国内言説流通動態を顧慮した上でも[上掲のごとき陰謀論的なる主張]([悪魔主義インナーサークル支配論])については次のようなことを言うことが出来ると強調しておきたい。

「悪魔主義者インナーサークル支配論が[全くもって根拠なき言説]であるか、というとそういうわけではない」。

『馬鹿な。こいつ、三文オカルトの徒か、陰謀"論"で一部の世間知らず ―不完全に夢を見ている者達― を惑わそうとする専門の輩かのどちらかか』

 そのように世間を知っている向きにはお思いになる方もいようが(実際、私が第三者として上の言を聞けば、"やらせ"で満ち溢れた世の中の構造をよく知っている人間としてそう思うだろう)、我慢して先を読んでいただければ、と思う。

 さて、上の如き話、「悪魔主義インナーサークル支配論は根拠なきものではない」との話を支持するものとして以下に挙げる〔1〕〔4〕のような事情が存在するということが問題になる。

〔1〕国際エリートの一部が結集して奇怪極まりないオカルト祭儀を行っていることが露見し([映像]レベルで露見し)、その場で人間の生贄殺人がなされているか、なされていた可能性があるという話が[馬鹿げた荒唐無稽陰謀論の部類]と言えなくなったそういう背景がある(←訂正:筆の滑りにしても問題がありすぎる筆致であったと考えている.棒線訂正の部、正しくは[馬鹿げた荒唐無稽陰謀論の部類]と主張されづらくなっている背景があるとしたいのが書き手なりの観点となる)。

〔2〕キリスト教ローマカトリックに歴年悪魔の子と名指しされてきたフリーメーソンが近現代のありとあらゆる大事件のひとつの原動力になっているのは証拠を積み上げる方式から「確たる事実である」と言える(私の自著や本Webサイト上の他所を参照のこと)。そのフリーメーソンの象徴体系と悪魔主義と"言えるようなもの"は確かに部分的かつ高度に接合している。下らない日本の陰謀論者達が主張しようとせず、おそらく、知ろうともしなかった側面で、である。

(↑追記:フリーメーソンは聖書のソロモン王を彼らの最大のヒーローとする組織体である。そして、ソロモン王は[モロク](当記事でも不十分ながら言及しているところのフェニキア由来の異教神)の崇拝を執り行った存在と旧約聖書(の『列王記』上巻11章7節 ( 1 Books of Kings 11-7 ))それ自体に記載されている。そういう背景があってのこととして、聖書とのものが取り立てて重んじられる欧米社会にあって[ソロモン]との絡みで当ページで言及の[モロク崇拝にまつわる話]のようなものが容れられやすい素地があったのだとは思われる。ただ、そうもした事情のことを差し引いても[ソロモン]を最大の英雄にして理想像としているとのフリーメーソン的紐帯に組み込まれた者ら一部にあまりにも不気味な疑惑が取り沙汰されてきたとのことは事実であり、当サイト内他所ではそのことを扱った具体的書籍の名も挙げている)。

〔3〕現代社会にて間欠的に生じる怪事件や説明がつかない怪事象。それらに悪魔主義崇拝者暗躍の噂が伴っているため、悪魔主義者影響力行使理論を唾棄することはできない。

(↑追記:この部についても過度に陰謀論めかしていたとは現時考えている.ただし、欧米にあっては異様な変質的行為が相応の組織的紐帯の影を伴って取りあげられてきたとのことがあるにはある)。

〔4〕上の〔3〕とワンセットになったこととして実際に[明示的な悪魔主義者]とされる者達が欧米社会には存在し、獄につながれたりしている。

 本記事では以上の〔1〕〔4〕について各別に解説を講じることとする。


 唐突にも挙げた上の図は20世紀前半作成された挿絵、シェイクスピアのあまりにも有名な戯曲『夏の夜の夢』の近代装丁版に掲載されていた著名な挿絵画家アーサー・ラッカムの手による挿絵だ。
 本記事との兼ね合いで問題となるのは
[とある真夏の夜の例年ごとの狂宴の主催者陣]
が上の挿絵と混在一体に描かれている喜劇『夏の夜の夢』のフレーズ、
Weaving Spiders come not here「網張る蜘蛛らはお断り」
を彼らの真夏の「有名な」集いのモットーに用いている([政治周旋活動をこととする輩はお断り]といった趣旨にてモットーに用いている)件につき、その額面表示の時点で虚偽性が際立ってあらわれており、実態としての伏魔殿で[網張る蜘蛛ら](特定の色がついた権力志向者ら)が[近現代の歴史と社会を見苦しいものとした歴然たる証拠]がある、ということである。悪魔主義の話と通底することとして、だ。続く直下にての内容をよくお読みいただきたい。

 まずは〔1〕〔4〕のうちの〔1〕からだ。同〔1〕では
「国際エリートの一部が結集して奇怪なオカルトの祭儀を行っている」
としたが、具体的には
ボヘミアン・グローブ( Bohemian Grove )のイベント
についての話となる。ボヘミアン・グローブの集い。日本では陰謀論者達の猿真似論法 ―猿真似が何なのかについては部分的に後述― 上での専売特許となっている節があるイベントであり、それがためもあってか(そちら系の人種の馬鹿話/オカルト漫談の域を出ないものとラベリングされているためもあってか)、[この国の世界的に見て最低品質基準のマスメディア]は一切取り上げないイベントでもある(私が知りうる限り、唯一、真実を探るのとは別の動機で読む値打ちがある新聞と見ている ―ただし、それがまともなものだ、と担いでいるわけでは断じてない― 日本の大人の新聞、日本経済新聞にてボヘミアン・グローブ体験談を称揚する財界人のコメントが載せられていたぐらいだ)。ゆえに、日本では、だ。同ボヘミアン・グローブのイベントについて極一部の人間のみがその"実態"について考えたことがある、といった次第になっている(他面、欧米ではボヘミアン・グローブの実態につき考えようという人間は非常に多い。ネット上で流布されている映像を見る限りボヘミアン・グローブ自体と同様の"不自然なるやらせ"の力学を感じなくはないものの、[ホベミアン・グローブへの抗議デモ]がそこそこの規模で ―グローブ周辺地にて― 起こされているぐらいだからだ)。 

 では具体的にボヘミアン・グローブ(の集い)とは何かだが、

[19世紀後半に起源を遡ることが出来る政財界人・文化人達の夏の交流イベント/カリフォルニアはサンフランシスコ近郊で催される2週間単位での交流イベント]

である後日付記:先に読み手の曲解をきたすような書き方をしていたので補足しておく。その点、[ボヘミアン・グローブ]自体は地所の呼称(キャンプ地名称)となり、「[ボヘミアン・クラブ]という世界中に存する自称芸術愛好家クラブに管理・管掌されるキャンプ地としてそうした呼称が付与されるに至った」とされるものである。さらに言えば、イベントそのものを指す言葉として同呼称(ボヘミアン・グローブ)が認知されてきている風があるようにとれもする ―;グローブの土地を保有するボヘミアン・クラブ自体の命名由来についてはヨーロッパなかんずくフランスなどに(有名映画『ムーラン・ルージュ』に見るように)[ボヘミアを故地とするジプシーのように定住しない人間にかこつけ遍歴の"芸術家"肌の人間をボヘミアンと呼ぶカルチャーがあること]が大きくも作用しているととれる― 

 さらに述べれば、(ボヘミアン・グローブの集いは)後の大統領達の一つの孵卵器(フランキ)としての役割を担っていると見える場、

[集いのモットーとなっているフレーズの趣旨、[網張る蜘蛛らはお断り]との趣旨に反し特定の色つきの政治マフィアの最上級の談合の舞台]

である、とも言えるボヘミアングローブのモットーはシェイクスピアのあまりにも有名なエリザベス朝期の戯曲『真夏の夜の夢』の中のフレーズ、ウィービング・スパイダーズ・カム・ノット・ヒアから来ている ―先にての図解部はそのことを示している― 。が、現実にはボヘミアン・グローブは[政治的ネットワークの網を張る蜘蛛]の巣窟のようで[ボヘミアングローブの一席での写真]にして[大統領になる前のニクソンと大統領になる前の無名俳優時代のレーガンが同時に写っているとされるもの](米国現代史を常識レベルで知る人間が見ればすぐにその問題性がわかるような写真)が世に流布されている ―であれば、(その写真が完全な贋造物であれば格別ながら)[無名人を大統領の座に嵌めこむ確たる力学]が存在するとも言えそうなのだが、について、国内メディアは一切、報じない― 

 以上、述べたうえで話を進めるが、ここでの問題は
古木の茂る特定区画に数千人の人間が集まる同交流イベント(グローブでの交流イベント)が生贄殺人(人身御供)の噂とワンセットとなっており(昔からグローブ近郊では誘拐・儀式殺人・男色などの行為が組織的に行われているとの噂が絶えなかったとも「される」)、そのことがアレックス・ジョーンズというラジオ主催者(と彼のカメラマン)による[侵入時の隠しカメラによる隠し撮り映像]公開で近年、物議を醸すに至った
ということである。
 アレックス・ジョーンズが隠し撮りを成功させた経緯については気になるところだが、とにかくも、彼が公開した映像を見る限り、である。確かにシュールで不気味な世界が展開している。フクロウの像の前でエリート達が[奇怪な祭儀]を行っており、その中には「人間の生贄殺人がなされているのではないか」ともとれる部分が実際に含まれている(について、アレックス・ジョーンズ自身はまさしく人間の生贄だと強調 ⇒ 訂正:アレックス・ジョーンズは ―「一部で」生体の焼殺について語るようなことを述べているようにとってもいたのだが― [人間の生贄の儀を模した異教神モロク礼賛の儀]であると(基本的には)述べているにすぎないととれもする。その点につき重要な過誤ととらえ、訂正表記をここになしておく)。
 その[生贄殺人疑惑が取り沙汰されている奇怪な祭儀]だが、[懸念事の火葬]Cremation of Care と言われるものがそれにあたる。同[懸念事の火葬]、広く知られた公式見解上では人を模した人形 ―懸念事の象徴か― を焼くというものだが、仮にその通りでも、
「人形を集団で焼くのは人身御供を想起させ穏やかではない」
 また、人形(とされるもの)を焼く儀式、[懸念事の火葬]のアレックス・ジョーンズ隠し撮り画像の中では極めて臨場感ある断末魔の叫び声が一瞬聞こえており、(繰り返すも)「どうも実際に人が殺されていてもおかしくはない雰囲気がある」ともとれてしまう ←言い過ぎであった.「そうも見える」と訂正しておきたい(気のせいか、火が投ぜられた場で何かが動いているようにも"見えるような感じさえする"。:尚、アレックス・ジョーンズらはそれは[焼け死ぬ過程の人間]であるよう「にも」主張し、実際にそうととれる静止画を彼らの媒体で公開している。仮にそれが「偽」であるとすれば、だ。何故、彼らは名誉棄損などの廉で訴えられないのだろうか ⇒ 訂正を兼ねての付記アレックス・ジョーンズらは[聖書登場異教神のモロクの礼賛の儀]が秘教的に行われているとまでは ―過度に臆説がかりも― 主張しているが、それが人の殺人を伴っているかについてはmock「模倣の」という言葉を使ってぼかしている側面もあることを思い出し、そうである旨、確認した。ゆえに、[アレックス・ジョーンズの提供する媒体の映像面及び偏向が介在した英文他媒体の記述に迂闊にも拘泥させられ他の主張を本来の主張から曲がったものとして紹介するという過ち]を本記事執筆時にあって犯していたこと、また、そうもしたジョーンズらの主張性質より彼らが法的に問責されていない"当り前の可能性"もあることにつきとりあえずも付記しておく)。
 それについて公式見解上では
「断末魔の叫びは[音響効果]である」
とされている。音響効果であるとはされているものの、そういった公式見解上の話の真偽 ―[盤石に形作られている常識の世界]では公式見解のほうが当然[真]とされるようになっているのだが― は置いておいた上で着目せねばならないのは、だ。そのような断末魔が響く[おどろおどろしい儀式]でエリート達が[おどろおどろしい格好]をし[おどろおどろしいアナウンス]に聞き入っていること、その一事であるフクロウの彫像の声とされる不気味なアナウンスの声にはグローブのメンバーだった男で[アメリカの良心]などとほざかれるジャーナリストのウォルター・クロンカイト ―同クロンカイトは日本のメディア、絶えず国民を裏切り続けている日本のメディアにあっての有名なアンカーマンに物言いが意識され模倣されていたなどとも言われる著名人である― の声が用いられているとされる。につき、裏表が激しい合衆国の伏魔殿の最奥に近しい者達の集いとしてはウォルター・クロンカイトの声の使用は実にお似合いではないか、ととらえている)。
 一体全体、何故に、今日の文明社会の代表選手達たる国際的エリート([偏差値エリートなどという下っ端の役者]ではなく生まれながら富豪だったか、"プロデュース"されて最高の地位に到達した者達)が断末魔が聞こえる中、人形 ―あるいはもしかしたら生身の人間かもしれない― を焼く儀式に狂ったように現をぬかしているというのか?殺人行為を伴っていなくとも「(よくても)不自然」であろう。

 そうも述べたうえで言うが、上の話は ―実のところ― 「(よくても)不自然」などという生ぬるい[印象論]の文脈で語っていいものではないかもしれない。いや、[印象論]などで語っていいものであってはならない。奇怪な儀式は印象論で語るレベルを超えて、
[悪質極まりない邪悪な行為と声高に指弾されてしかるべきもの]
だと言えるのだ。
 何故か。
 分かっているだけでもそのおどろおどろしき儀式が20世紀前半より行われていたというボヘミアン・グローブで「生身の人間が極少数、実際に焼かれてきたかどうかは不確かで一部の人間の間で物議を醸すことにとどまる」のだが、同ボヘミアン・グローブで[何十万人もの人間を焼く道筋が整えられて"いた"こと]は[歴史的なる事実]だからだ

 そんな馬鹿な、と思われるかもしれないが、全くもって馬鹿な話ではない。マンハッタン計画(Manhattan Project)が策定された場としてボヘミアン・グローブが知られているためにそう言えるのだ。そう、グローブにGE(ジェネラル・エレクトロニクス)やスタンダード石油の代表、ハーバード大学総長(マンハッタン計画ではハーバードの学生が多数、集められた)などの面子が集まりマンハッタン計画の策定を進めていったのは歴とした公式情報上の話なのだ(英文Wikipediaの常識的記述の中にすらマンハッタン計画のことは言及されている)。マンハッタン計画の帰結として広島・長崎両市の人間が大量に"焼き殺されている"のは今更、論じるまでもないことだろう([人形あるいは生身の人間を焼く儀式の場]で大量の人間を焼殺する下準備がなされていたことになる。そこから、おどろおどろしき儀式は、参加している人間同様、[見た目通り邪悪なもの]と揚言出来ることになる)。
 さらに、である。グローブ内でのマンハッタン計画絡みの話は
「ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下"自体"が後の2001年9月11日の事件にもつながるフリーメーソン製儀式だった節がある」
ため、時事性をもって無視してはならないことでもある(※)。
(※「原爆投下"自体"が儀式だった」云々の話も当然のこととして[実に馬鹿げた話]に聞こえるだろう。だが、そういった感想を抱かれるのは本Webサイト上の[問題意識の所在]と題したカテゴリ内の全記載内容、及び、その中で原爆投下に言及している[問題意識の所在―5―](クリックすることで遷移可能)と題したページを読んでからにしてほしい。そこでの記載内容につき結論だけ一言で述べれば、「有名なフリーメーソン員、第33代目の大統領トルーマンが日本に原爆を落とすよう"促された"のは二本の柱、[一面ではフリーメーソン象徴のヤキンとボアズの柱]を打ち立てる意図に因っていたと解することができる」とあいなる)。
 フリーメーソンの儀式の話につき ―委細を他所に譲ったうえでだが― 言及したところで[マンハッタン計画責任者]に選ばれた軍人の名にも着目すべきだと述べておく。具体的にはレズリー・リチャード・グローヴス( Leslie Richard Groves )という軍人の名に着目すべきだと述べておく。その点、ボヘミアン・グローブのスペルは? Bohemian Groveである。マンハッタン計画を主導した軍人、右グローヴスの名とGroveでつながるのである(groveとは[妖精が住まうとされる小さな森]を指す語だが、それはボヘミアン・グローブがシェイクスピアの妖精登場戯曲、[タイタニア]や[パック]といった名前の妖精が登場してくる A Midsummer Night's Dream『真夏の夜の夢』と結びつくよう調整されていること ―自著にて解説― と無縁ではないと解せられる。広島や長崎ではグローブでの醜い集いが開催されるのに近接した時期、[真夏]の朝に[最悪の悪"夢"的状況]が現出されたわけだが)。

 教科書に一切、出てこないような軍人の名前についてまで云々するのは考えすぎだと思われるだろうか。そのように思われた方には「否、考えすぎではない」と強調しておきたい。マンハッタン計画を主導した軍人、レズリー・リチャード・グローヴスことGrovesが2001年9月11日に攻撃されたペンタゴン、1941年"9月11日"に着工が開始されたペンタゴンの建設総指揮をとった男だったことも顧慮し、グローヴスの果たした歴史的役割とその背景につき考えない方が浅はかだと言える、と述べたいのだ。ペンタゴンという建築物が荒唐無稽小説(異次元妖怪が登場するような「額面上の」荒唐無稽小説)、欧米であまりにも有名な1970年代の小説、フリーメーソンのシンボルで充ち満ちた作品である、 The Illuminatus! Trilogy『イルミナティ三部作』との絡みなどで[最初から攻撃することが決まっていた節がある建築物]であると摘示できてしまう存在であるとの観点も加味して、である()。

※以下、(部分的に加筆修正しての)補足
直近、「ペンタゴンは[当初より攻撃することが決まっていた]と述べている点については[非常に馬鹿げた話]と聞こえるだろう(当り前のこととして)。が、そういった見立て、ペンタゴン「計画倒壊」の見立ては客観的論拠によって説得力を伴ったものとして呈示できる。疑う向きは[問題意識の所在]と題した本Webサイト上カテゴリ内、なかんずく、
[問題意識の所在―10―](クリックすることで遷移)
という頁における該当記載部を参照いただきたい(そこでは誰でも ―入り組みもしている拙文を読み解いていただけるだけの気力・雅量を有している限り― 検証可能な話をなしている)。
 また、述べておくが、直近とりあげたペンタゴン倒壊の前言小説(実は[ペンタゴンとニューヨークの象徴物の同時使用小説]でもある)、『イルミナティ三部作』は猥雑でナンセンスな内容の小説であるため万人に読解をお勧めできるようなものではないものの、『イルミナティ ピラミッドからのぞく目』といったタイトルで近年まで邦訳されることがなかったのがおかしいぐらいに70年代の欧米 ―小説完成は60年代末ともされ書籍化は70年代― にて物議を醸した小説だ。私のような人間、社会の表も裏も、上も下もある程度は知っており、そして、特殊な経験をしてきた人間には国内で「イルミナティが黒幕だ」云々ぬかしてきた陰謀論者たちの大半が屑、実在さえあやふやなイルミナティの存在強調で[フリーメーソンやそのアライアンス・パートナーにあたる創価学会などの実害を隠蔽する職業的なる屑]だとよく分かっている、と[ある程度は世間を知っている向き]を想定、断った上でする話として、だ

さらに、の補足追記匿名掲示板のIPアドレス収集について従前補足表記をなしていたが、記事の修正の一環としてこの部は大部分カットする(必要に応じて記述は再掲するかもしれない)。

(※「入り組むも」の重畳括弧内補足 :括弧内補足表記部の途上にてさらに括弧を設けての補足をなしておく。さて、[言論操作]の問題はさておき、上にて言及の匿名掲示板のIPアドレス収集ということに関して言えば、ウェブサイトが据え置かれているサーバーサイドに圧力団体の色が付いていれば、あるいは、通信を監視しうるインターネット・サービス・プロバイダーや他のネット上情報流通仲介業種に同じくもの圧力団体、創価学会 ―諸外国に比して低劣極まりない日本のマスコミは報じないが[組織的弁護をなしつつもNTT子会社の通話履歴窃取事件で有罪判決を受けたような成員(蜥蜴の尻尾)を多数抱えるカルト]でもある― に典型例を見いだせる圧力団体の色がついていれば、我々のプライバシーは技術的に部分把握されることになりうるわけであるから
「[個人情報収集媒体]は醜掲示板に限られない」
とも見えるだろう(:につき、もし本サイト閲覧者の方々が本サイト閲覧に伴う情報流出の懸念などをお感じになられたならば私が設けている窓口 ―サイト内にて紹介しているブログの送信フォームや他の窓口― に匿名でも何でもご一報いただきたい。要求いただければ、お便りのことは「必ず」オンライン上に掲載するし、私は本サイト絡みでそういうこと ―閲覧者動向の把握― がなされるのは決して赦すつもりはなく、「それもまた[一般向け商用サーバー絡み]などでの問責材料とする」所存である)。
 だが、そうした見解を呈する有識者でさえ見落としがちなこととして醜掲示板にあっては[完全に顔の見えぬ者達](責任をとらぬ犯罪者の類とも表してもいいだろう)が[個々人毎の趣向を反映した書き込み内容や閲覧動向]を「組織的に」把握している節があると根拠に基づき指し示せるから問題なのだ(:私の場合、[出版社原稿漏洩問題]もあるからややこしいのだが、掲示板内に閲覧者動向を把握している(←いた)ことはこれはこうでと指し示せることであり、事実、同点については本サイトの他所でそうしている)。 ⇒ 補足としての括弧内記述部にさらに入れ込むように(重畳的に)付した追加補足部はここまでとしておく
―  

追記:趣旨について惑うような余事表記が過ぎると判じたため、先んじてこの部に記載していた記述は(記述再編するかも知れないが)とりあえず消除する。

(枠線で囲いもしている補足部、あまりに長くもなってしまった補足部を挟み本題に戻って

 ペンタゴンが ―先に参照先を紹介した他所で細かくも論じているように― フリーメーソン象徴主義を体現した予見的作品で壊すと事前言及されていた建物である(←追記:典拠は他所に譲る)と述べられるだけではない。
「ペンタゴン建設の監督者にしてマンハッタン計画の監督者でもあったレズリー・リチャード・グローヴスが戦後の一時期にあっても核兵器開発の指導者となり、後、
[儀式あるいはプログラムと関わると言えるようなあまりにもかぐわかしき製品群]
を世に送り出してきた軍産複合体と密接に結びついていた人物であった」
ということもある(そこにいう[儀式あるいはプログラム]の中身に関しては[問題意識の所在]と題した本サイト内の他カテゴリにおける全表記内容に譲る。ここで書いている軍産複合体絡みの話はその[問題意識の所在]の中の[問題意識の所在―9―]と題したページの内容に近しく、具体的には米国初のノイマン型コンピューター、UNIVAC1101ことAtlasや米国発のICBM、アトラスの話となっている)。 
 レズリー・リチャード・グローヴスはレミントン・ランド社、有名なフリーメーソン、ダグラス・マッカーサーを会長に据えていたレミントン・ランド社と合弁したスペリー社の重役になっており、そうしたレズリー・リチャード・グローヴスの経歴には軍人時代から退役後まで一貫してフリーメーソンのプログラム思考が透けて見えるということがあるのである(:何を物故者である一私人の経歴にこだわっているのかととられる向きもあろうが、初期段階の核兵器の開発の陣頭指揮をとり続けた男が国防省に建物自体でメーソンの象徴を体現させたようなフリーメーソンらしいことを述べるのは極めて重要なことだと述べておきたい)。


 直近、「ペンタゴンはフリーメーソンのシンボルを全身で体現した建物であり、最初から崩すことが決まっていた節がある建物である」とおよそ常識人には容れられないだろう話をした。その点につき、本文から離れた枠外に当たるこの場にて視覚的なる訴求をなすべく、上の図を挙げた。
 は英文Wikipediaに掲載されている1945年時の国防総省本部庁舎、すなわち、ペンタゴンの周辺地図。
 はそのペンタゴンが五芒星 ―自著にて理由とともに解説しているように五芒星は[歴史的なるフリーメーソンの象徴]であると解せられる― に結びつくことを指し示すために作成した図像だ(現実のペンタゴンの形に一致しているわけではない)。読者にはそれら上掲図の対比を含んでいただいたうえで次のことを押さえておいてもらいたい(本記事本文と重複する内容を含むが、くどくも繰り返さざるをえない重要なこととして)。

・1941年9月11日に造成がはじまったペンタゴンがその60年後、2001年9月11日に攻撃されたのは
「ギリシャ神話のアトラスの物語をモチーフにしたフリーメーソン製の儀式の一環である」
確言するに足るだけの根拠がある(本Webサイト上の[問題意識の所在]と題したカテゴリで18万字超を割いて論じていることである)。

・本記事でも言及したようにペンタゴン建設の陣頭指揮をとった男、レズリー・グローヴスの影には合衆国政財界を支配するフリーメーソンの臭いがつきまとう(軍産複合体との絡みで。合衆国の諸種産業を造り上げ、主導しているのはフリーメーソン人脈であるともされるが(信用のおける英文ドキュメンタリーもネット上で見ることが出来る)、軍需産業には特にその臭いが色濃く出ているともとれる)。

・フリーメーソン絡みの女のみからなる団体に[東方の星]というものがあるが、そのシンボルはまさに上掲右上の図に見る形、[五角形と五芒星を組み合わせた格好]となっている

 以上を念頭に私が本Webサイト上の[問題意識の所在]というカテゴリにて書いていること ―なかんずく、その中の[問題意識の所在―10―]と題した頁にて書いていること― をお読みいただければ、「今、何が進行しているのか」/「その考えられる到達点 ―儀仗兵とされたフリーメーソンも捨て駒にすぎないと解せられる到達点― がいかなものと考えられるのか」という点とともによく分かっていただけるだろうすでに本Webサイト上の[問題意識の所在]カテゴリをお読みいただいている向きは直近記述より「さらなる発見をなした」かもしれない。もしそうなら、その発見を是非、「世を真に変えるために」活かしてほしい)。


 話が込み入ったものになりすぎた風もあるが、以上で
「ボヘミアン・グローブが大災厄実現挙動決定の場(というより、確認の場か)となっており、その式でフリーメーソン臭を漂わせる最悪の儀式的行為とも結びついている」
ということにつき多くを伝えたつもりである。
 そのような場、人類に不幸をまき散らしてきた場、ボヘミアン・グローブだからこそ、[悪魔主義的儀式の一環]として儀式殺人が行われていてもおかしくはないのだ(繰り返すが、隠し撮り映像は実におどろおどろしくシュールなものである)。儀式殺人などと言うと三文オカルトじみて聞こえはするが、そして、心魂がとられるが如きの処置を施され、悪しきトモダチ関係の徒になっているフリーメーソンの連中がどういったやり口をとるか分からぬ向きには信じがたい話かもしれないが、[ありうること]なのである。

 ボヘミアン・グローブの話はここまでとしよう。[ボヘミアン・グローブの背景にある神話的思想や秘教思潮は何か]/[どういった人脈が不自然に関わっているか]といったことに関する分析は私の公開した自著作に譲るとし、とにかくも、ここまでとしておこう。

 次いで、本記事冒頭部から挙げてきた悪魔主義的インナーサークル支配論を根拠なきものとはとれぬ事由〔1〕〔4〕のうちの〔2〕
[フリーメーソンの象徴体系が悪魔主義と言えるものと接合していること]
について解説することとする。それについてはまず最初に下に挙げた図像群をご覧いただきたい。

 上掲四図は左側から順に
[アルファオンス・マリア・ミュシャのデザイン作品]
[中世欧州の黒魔術信奉体系の中で崇められるようになったヘカテの像(ただし、上の像は中世のものではなくローマ時代のものとされる)]
[アルファオンス・マリア・ミュシャのデザイン作品(最左部の画と同様、ミュシャの作品)]
[生贄を要求したとされる神、モロクの想像図(18世紀の作)]
となっている。と、簡単な図の紹介をなした上で述べるが、ミュシャのデザイン画2点とヘカテ像、及び、モロク再現図は視覚的に似ている(気づかれなかった方は再度、抜粋各図を見てみるとよい)。が、この段階では『ただの偶然だろう』と思っている方が大半だろう。しかし、―私の見立てでは― 偶然でない可能性が高い。それは以下の理由による。

・19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍した画家ミュシャ( Alfons Maria Mucha )は確かに芸術的にレベルの高い作品を遺している。だが、―残念なことに― 彼、ミュシャはフリーメーソンの大御所だった(ミュシャは欧米の公式情報にあるところとしてFreemasonGrandMasterだった。日本では鳩山一郎などがその位にあった大御所の地位だ。と詳しく醜組織について語った上で誤解を避けるために言っておくが、「私はフリーメーソンが大嫌いで連中に毛嫌いされる類の"外側"の人間である」)。そういった文脈上、ミュシャの一部作品にはメーソンのシンボルがまぶされている節がある。例えば、だ。上掲の最右翼からみて二つ目の図だが、手を挙げている女性像が描かれているのがお分かりだろう(:私は同図を[百合紋様]の紹介のために自著でもちだした。百合紋様にこだわるのが、人形の集まりである組織、その成員の女性に売春や子供を売らせることにもやぶさかではない、おトモダチ達の特徴 ―私は[百合にこだわる組織の御"婦人"たち]が子供も一枚噛ませた上で信じがたいことを喚いているさまを合法的に収集したテープを聴き辟易させられたような身の上の人間である― だとしつつだ)。その図に見る
[両手を平行してあげるというポーズ]はだ。一部の人間に[メーソンの嘆き(distress)のポーズ]と認識されている。何?一般の嘆き、あるいは、あらまぁ、のポーズだろだと?確かにそうともとれるが、メーソンの連中は外と内を分けるために多数の符丁体系を持っており、それが一般のジェスチャーの成り立ちに影響を与えている節がある(指で首をサッとやる仕草はチェス盤上のメーソン員という"人形"達の間の「殺してやる」の符丁から来たともとれる)。位階ごとに握手のやり方を変えるような連中の一挙手一投足にこだわることは行き過ぎではないのだ。ために、メーソンのグランドマスターにまでなったミュシャの女性の絵はメーソン流[嘆きの図]と解してよいようにとっているのだが、それが上掲の一番右の図像、18世紀に描かれたモロクの想像図に酷似しているのも偶然ではないだろうと見ている。その意味するところが
「フリーメーソンというものは生贄を要求したという神、モロクに子供達を捧げるが如きこともやる存在である」
ことにあるのでは、と想起しつつだ([モロク]についてはボヘミアン・グローブに侵入、隠し撮りをしたと主張するアレックス・ジョーンズが[ボヘミアン・グローブで崇めたてまつられている生贄を要求する存在]であるとしている。おそらく、聖書記述を重視する欧米人的観点からだろうが、「ボヘミアン・グローブで崇められているのが[フクロウの象徴で体現される存在]であり、モロクは[牛の象徴で体現される神]である」という齟齬があったとしてもありうる話である)。

・ヘカテ像とミュシャの絵の類似性についてだ。まずもって、ヘカテだが、一言、述べたように[黒魔術の本尊]などともされる存在である(その淵源は古代エジプトのカエルの神、ヘケトにあるともされるが、それは余談だ)。そして、黒魔術となると、おどろおどろしい悪魔主義の世界と接合する。ために、ヘカテと極めて似たイラストを描いたミュシャの脳裏にはフリーメーソンが悪魔主義的なる側面を有していると示したいとの感覚があった可能性がある(実際に近代的な魔術結社や悪魔主義的なる人間 ―アレイスター・クロウリーなどの役者― はフリーメーソン絡みの団体あるいは人間だった。公開した自著で解説している)。

 上の各点を目にし、「[フリーメーソン象徴体系と悪魔主義象徴体系の接合の可能性]を[ミュシャ作品と邪悪さを伴う異教アイコンとの視覚的類似性]に見ることが出来る」のをお分りいただけたのではないだろうか。無論、それは可能性論の話にすぎないのだが、濃厚に疑われることでもある。について、訴求したいがために下の図像群を挙げる。

 上掲三図のうち、左側と中央の図は同じ芸術家の手による作品だ。すなわち、ウィリアム・ブレイク( William Blake )、18世紀後半から19世紀初頭にかけて英国で活躍した芸術家の手による作品である。それらの隣、上掲右側の図像だが、こちらは実写(wikipedia掲載の著作権放棄写真)となっており、[初期KKKの領袖(というよりKKKそのものの産みの親)だった南北戦争時の元南軍将軍、ベットフォード・フォレスト( Nathan Bedford Forrest )の記念碑]を写した写真である。

 図の抜粋意図の説明に入る。それについてはウィリアム・ブレイクという芸術家から始める必要がある。同ブレイク、日本では一部の識者や芸術愛好家にしか知られていない節がある存在だが、彼の故地、英国その他では200年も前にニューウェイブ的な芸術を生み出した人物として評価されている。と述べた上ではっきり言ってしまうが、そのブレイクの作品には明らかに[フリーメーソンを意識したもの]が多数、含まれている(ただし、それが批判的なものであったか、他の文脈のものであったかは見る人間によって意見が異なるものとなる。私自身はこの世界が拠って立つシステムを批判するために意図し、そうしたブレイク作品を自著にて紹介したと述べつつ)。現在、英国はじめ、欧米圏で極めて物議を醸すこととなっている男、デービッド・アイクの書籍イラストにもそういった作品を遺したブレイクの影響が強く感じられるのだが(ただ、アイクという男はそのことを明言していなかったと思う)、ここでの問題は、だ。フリーメーソンの隠喩を ―批判的な文脈か、そうでないかは意見の分かれそうなところがあるが― 含むブレイクの作品中、特に上に挙げた上2作品がフリーメーソンの暗部に関わるものでありそうなことである。そのことが「[上各図の抜粋意図]につながる」とした上で話を進める。

 まずもって、上掲左側のブレイクの絵だが、モロクを描いたものとされる。モロク。「ボヘミアン・グローブで生贄が捧げられる対象だ」とアレックス・ジョーンズが主張する聖書登場の異教神だと書いたばかりの存在である。その点、着目すべきことにはブレイクの絵で[生贄に捧げられる子供を含め人間がことごとく両手を上に挙げていること]もあるのだが(それがメーソンの符丁になりうるとは上に書いた。多少、形態が異なるようにも見えるが)、とにかく、ここではモロク登場をもってボヘミアン・グローブの話に同図が接合するとだけ押さえておいてもらいたい。押さえておいてもらいたい、とした上で中央のブレイクの図。黒人が吊るされているが、その背景に立っている奇妙な柱状のもの(球体との接合から耳かきやキノコにも見える柱状のもの)、それらはフリーメーソンの[ヤキンとボアズの柱]の比喩だろうと私はとっている。ヤキンとボアズという二本の柱はメーソン象徴体系上では「球体と結びつけられて」描かれるものだからだ
 だからこそ、ブレイクの絵には「黒人奴隷を新大陸に供給しているのはメーソンだ」との比喩が介在しているようにもとれるが(強調するが、自然にそうとれる)、際立って気になることは、だ。画中のメーソン象徴ともとれる[奇妙な柱状のもの]が上掲右側の抜粋写真、黒人を排撃したKKKの創始者、ベットフォード・フォレストの記念碑の写真にて記念碑の前に立っているものと相似形を呈していることである。
 偶然だろうか?それについてはKKKの領袖だった男の写真を撮り、著作権放棄してWikipedia上で公開した人物の写真の撮り方がたまたま相似形を現出させた可能性もあるにはある。あるも、仮に写真と絵の一致性が偶然の悪戯であったとしても、[フリーメーソンがKKKの暴虐の背後にいたこと]には何ら変わりはない。については、KKKの創始者、ネイサン・ベットフォード・フォレスト(フリーメーソンのシンボル、オベリスクの上に立っている様が上の写真に見受けられる男)がフリーメーソンだったということがある ―KKKのForrestがメーソンだったことはオンライン上の英文媒体からすぐに確認いただけるだろう― 。だけではなく、一旦、潰えて復活したKKK(第二のクラン)には多くのフリーメーソンが有力者として関わっていたことからして歴史的事実であり、かつ、KKK宣伝用イラストにフリーメーソン的なるものが多く含まれることが歴史的事実だったこともある(KKKの有力者とメーソンの話やKKKの"色"つきイラストの話については私の自著にても紹介している。また、オンライン上にはKKKの成員の墓がメーソン員の特徴的な墓としての外観を呈していることを紹介する英文ページも存在している)。KKKが闇夜に十字架を燃やして見せつけていた連中、黒人層をリンチしては殺していた悪魔主義的な連中であったことを指摘しつつ、だが、話はそれで終らない。

 重要なこととして上のブレイクの絵に酷似した実写が他にもある。私の自著にもその"模写"を掲載し当サイト内本記事にもその模写を下に掲載することにしたといったものだが、[ボヘミアン・グローブ内で悪ふざけする参加者に囲まれた、人に似せた人形と"される"ものが首つりになっている様を写した写真]が現に存在しているのだ(顔を隠されている吊るされた存在が仮に生身の人間だったら、それはリンチ殺人となる)。その写真はネット上の英文情報で目にすることができるものだが、[処刑台の形態やそれを映すアングルがそっくりである]といった形でブレイクの絵 ―上掲中央の絵― と相似形を呈しているのである。そして、同写真が撮られた舞台、ボヘミアン・グローブでモロク(で仮託される存在)に捧げる生贄儀式が行われていかねず、そこにいうモロクがブレイクの絵 ―上掲左の絵― にも描かれていることは直近にて述べたばかりのことである。ボヘミアン・グローブでの醜行為がはじまったのはブレイクの活動時期より100年前後、後だ(と年表データより判断できる)が、それらの相関関係をただの[偶然]で片づけてしまってよいものだろうか。

 以上、非常にややこしい物言いとなってしまったが、ここに至るまで述べてきた内容を整理し、図の抜粋意図を(まとめとして)述べると次のような話となる

 抜粋したウィリアム・ブレイクの絵はフリーメーソンの醜い実態を示したものである"とも"とれる(メーソンの比喩を含んだ作品を多数、遺したブレイク作品の中にあって特段に)。[生贄殺人]や[奴隷貿易で連れてこられた者に対するヘイトクライムの建前でのリンチ殺人]などもやりかねないような、だ。そして、それらの絵は[行われて"いうる"、行われ"かねない"醜行為を表現したもの]にとどまらず、[歴史的なる実態を示したもの]であり、[その後の行いを予見したもの]である可能性とてある。何故か。ブレイクの画が後の醜行為群絡みの事象と視覚的な一致性を伴っているからである。その文脈で語れることとしてはブレイク死後、何十年も後にフリーメーソンが黒人迫害団体KKKを設立"させ"、馬鹿な人間達の愚行を背後から促していたことに絡み、[ウィリアム・ブレイク画パーツがKKK創立者=メーソン員の記念モニュメント前オブジェと相似形を呈していること]があったりする。あるいは、ボヘミアン・グローブでの奇怪な祭儀(ブレイクも画材にしたモロクを崇めるとされ、KKKの黒人被害者焼殺よろしく人を焼いている可能性があるとされる祭儀)がおこなわれるようになったことに絡み、
[ブレイクの黒人吊し上げ画と構造的に酷似したグローブ内の人形 ―とされるもの。顔が隠されているため、よく分らないが― の吊るしあげ写真が存在していること]
があったりもする。メーソン的芸術作品を遺した芸術家の作品からだけでもかくも多く化け物じみた所業の疑惑が語れるフリーメーソンやそれ絡みの有力者たち(私の見立てではボヘミアン・グローブに参加している有力者たちの全部か大半がメーソンである)。彼らの内面に悪魔崇拝者的側面を見出すことは決して馬鹿げたことでない(メーソンがプログラムに依拠して多寡を問わず人を殺してきた連中であることは本Webサイトで詳述していることでもある)


[上掲の左]権利関係の問題を顧慮し敢えても[模写]にとどめたが(私は著作権の世界でいうところのパブリックドメイン化していないものを使うことはしない)、グローブ内の行為を収めた前世紀前半の写真よりの抜粋 ―ネット上に行き渡っているモノクロ写真では上の私のラフスケッチ通りの構図が実写ではっきりと現れている― となる。につき、吊るされているのが[顔を隠された人間の硬直死体]なのか[顔を隠された人形(マネキンの類)]なのかは人によって見立てを異にしようととれるが(私は『吊るされているのはKKK犯行時に現出したことに見るように[本当の人間]であっても必ずしもおかしくはない』とも考えている)、今となっては不分明なる事実関係の話は置いておいて先に進める。
[上掲の右]英国で芸術家ウィリアム・ブレイクが描いた作品である。同作品、上掲の左に見る構図がグローブ内で現出し写真に収められることとなったおよそ一世紀前に世に出ていたものであるが、[上掲左]のスケッチの元となった写真との構図上の際立った類似性が気になるところではある(自称芸術家愛好クラブ ―ボヘミアン・クラブ― 成員として"芸術"に通じていた写真撮影者がブレイクを意識して写真を撮ったとでもいうのだろうか)。
 以上、図像群に垣間見れる視覚的一致性の問題はただの偶然では済まされない。次のAからCのようなことがあるゆえに。

A. [上掲左]の写真に見るような蛮行 ―吊るされているのが人間であろうとマネキンの類だろうと蛮行であることに相違はない― が行われた場、ボヘミアン・グローブでは聖書複数個所にも言及がある[往古のフェニキア/ヘブライ/カナンの民に信仰され火による子供の人身御供を要求していたとされるモロク神]が現代にあっても崇められている、との俗説がある(既述のようにアレックス・ジョーンズがそうした俗説の伝道師である。につき、伝わるところのモロクは[グローブ内に屹立する巨大なフクロウのようなもの]ではなく[牛面の神格]ではあるとされるが、ボヘミアン・グローブでの[懸念事の火葬](既述)を介して「火による対象の浄化という観点で」確かに聖書に見るモロク理解 ―[火による子供のモロクへの奉納の禁止]に言及するレヴィ記18章21節などがその例だ― とアレックス・ジョーンズの主張は部分的に接合する)。そうもした俗説の内容と複合顧慮すべきこととして[上掲左]のモロク崇拝の場とされるボヘミアン・グローブでの蛮行の写真に見る構図と相似形を呈する[上掲右]の画を世に残したウィリアム・ブレイクはモロクの火にくべられる子供の生贄を描いた画を遺している。そこに認められる構図がフリーメーソン的であると先に述べたところとして遺している。
B. 重要なことになるが、黒人やユダヤ系の迫害者としての立ち位置を担いプロテスタントによる反カトリック団体を標榜していたKKKは設立者・再興者の双方ともフリーメーソンと密接に結びついた組織だった(右は陰謀論ではなくKKK創立者ベットフォード・フォレストなどにまつわる史実の問題である)。対し、日本の無辜の民の大量焼殺行為 ―いいだろうか。焼殺である― 、[核爆弾の投下]につながったマンハッタン計画の策定がなされたのがボヘミアン・グローブであるうえにその原爆の投下を決定したのが「史実として」第33代大統領、フリーメーソンにして復興されたKKK(第二のクラン)の関係者でもあったハリー・トルーマンであるとのことがある(トルーマンがメーソン関係者にして第二次KKKの関係者であることは英文Wikipediaの複数記事の常識的記述のなか「にさえ」認められることである)。[ボヘミアン・グローブ][フリーメーソン及びKKK][焼殺行為]といった要素を共有しつつかくも多くものことがつながる(:だからと言って私はありきたりな陰謀論を展開しようというのではない。[操られ人形を動かしてこの世界を構築しているとの事情]に通暁しているとの兼ね合い上。だが、KKKが闇夜に浮かぶ ―見方によっては焼殺を意識させもするところとしての― 燃え上がる十字架を多用した組織という意味でも人形を動かす背景思想じみたものの存在につき強調するのにやぶさかではない)
C. ウィリアム・ブレイクの絵はフリーメーソンの二本の柱 ―本サイト他所でも述べているようにマンハッタン計画徽章などにて用いられているフリーメーソンシンボリズム形態から原爆の二本の柱にも相通じる二本の柱― の象徴を用いてフリーメーソン製の醜組織、KKKの登場とその蛮行を予見していたものともとれる。

 いかかであろうか。この世界は多くのことがつながるように出来あがっているのである。

 ここまでで、だ。冒頭に挙げた〔2〕[フリーメーソン象徴体系と悪魔主義と言えるようなものは確かに部分的に接合していること]について述べるべきことの多くを述べてきたつもりだ(メーソン由来とされる悪魔像、バフォメット像に関する疑惑などについては他所にて述べているのでここでは述べなかったが)。

 続いて、本記事冒頭で挙げた事由群のうちの〔3〕
[現代社会にて間欠的に生じる怪事件や説明がつかない怪事象に悪魔主義者暗躍の噂が伴っている]
との話に移る。
 それについてはまずもって、アメリカでの大量失踪発生(本Webサイト上では[米国では多くの人間が人知れず消えている]との題の記事にて解説した話。現実に心魂を抜くような処置を施された人間を大量に殺している可能性があるとしつつ)に絡み米国ではこういう噂があることを押さえておいてもらいたい。「悪魔崇拝者達が大量の子供達を拉致・虐待・殺害している」。最近はそういった噂・議論が取り沙汰されるのは少なくなってきたものの、デービッド・アイクという欧米で最大限、物議を醸すに至った人物が同点に関し、「途上国のストリート・チルドレンが悪魔主義の贄(にえ)にされている/生贄専門の戸籍がない子供が存在している」などと自著にて述べていたりすることもある(その信憑性については全く保証できない)。

 そして、そういった[悪魔主義者が暗躍、大量の人間を人知れず殺している]という話すらもが[馬鹿げたもの]と"一蹴出来ない"事情もまた存在していると述べられてしまう。まず、アメリカでデイケアセンター(アメリカ版託児所)経営者とその関係者を主たる被告とし、大量の人間が当事者となった[悪魔主義儀式虐待訴訟]が80年代から90年代初頭に頻発した、ということがある。すなわち、保育園経営者達が悪魔主義を信奉し、組織的に児童を虐待 ―あまりにも内容がひどい話なのでここでは書かない。日本は東京の綾瀬で[専門の犬達として"育成"されていた節がある連中]がやったようなことをやっていると"されている"とだけ書いておく― したという訴訟が頻発したことがある。
「何?保育園の経営者達が組織的に児童を虐待だと?どこぞのオカルト小説の見るに堪えない馬鹿げた内容なんだよ」
と思われる向きが過半だろうが、そういったことが冗談抜きに世界の文明の中心、アメリカでつい20年前まで訴訟の具にされてきたのだ。頻繁に、である
(→追記:上記横線付与部を訂正削除扱いとし、「に、代えての」表記として→) [馬鹿げたもの]と言い切れないようなところがある(訴訟に関しては代表的訴訟のマクマーティン幼稚園裁判、訴訟大国アメリカで最も検察当局に負担をかけた訴訟が無罪で決着したことをもって悪魔主義儀式虐待を根拠なきものとする論調も目立つ。が、現実に数十人単位の児童を被害者と認定した託児所絡みの訴訟が"他にもいくつもあり" ―私の自著では具体的訴訟名に言及― 、信じがたいことに、そういったケースに関しては被告人達が有罪とされ収監された、要するに、陪審が黒と認めたものもある)。

 さらに、である。「悪魔主義儀式虐待の訴訟頻発がセラピストを介した虚偽記憶の植え付けの可能性が社会に容れだされたことをもって終息した」中にあって、[悪魔主義虐待の生き残り]だと称するサヴァイバー・グループがいまだ米国に存在しているということもある(それについては世にあって[爬虫類人陰謀論](とのもの)の旗手と認知されるデービッド・アイクとの向きの著書にてキャシー・オブライエンなる人物の尋常ならざる体験談が紹介されていたりもする。「心魂を抜かれたような人間は何でも言わされる」のはカルト成員でなくとも思い当たる向きが多いだろうとしたうえでキャシー・オブライエンの話はどこまで信を置いていいものか分からないと断っておくが;ちなみに私はデービッド・アイクの持ち出した証言者が諸共、「完全に」虚偽をこととする類でもアイクのような人間が提示している不可解事の中の一部のみが無視してよいものになるだけでこの世界に対する疑義は当然に残置し続けることになるととらえている)。

 いかがだろうか。上に述べたことだけでも、[怪事件や説明がつかない怪事象(大量失踪疑惑)に悪魔主義崇拝者暗躍の噂が伴ってもいるため、悪魔主義者影響力行使理論を唾棄することはできない(〔3〕)]との話とてある程度の説得力をもって成り立ってしまうことにつき ―(その真偽については現況では判断しようがないと筆者などは考えているが)― お分かりいただけたのではないだろうか。

(↑当記事公開後、応分の年月・知見深化を受けての追記として:書き手は上のことに過度の重み付けを与えていたと現時反省している。であるから、線での旧文削除の体裁を加えておく。
 サタニスト暗躍陰謀論とのことで言えば、狂信の風も強く、キリスト教が陽であるとするならば、陰の迷妄も深かろうととらえられる米国はネブラスカ州選州議会上院議員の手になる[サタニズムの色彩を伴った虐待疑惑について扱った Franklin Coverup『フランクリン・カヴァー・アップ』との著作]が出されており、―世間的には(疑問符?をつけたいところもある中で)大嘘(hoax)の体現領域、ないし、陰謀「論」( Conspiracy Theory )の体現領域とされやすきところなるのだが―、 同じくもの著作からしてそれなりに見るべきところがある(たとえば上述のボヘミアングローブの問題についてアレックス・ジョーンズが言及する前に同地に比定されるところに言及している等々)と書き手は今まで見もしてきた.またもって書き手は現時にあっては『傀儡クグツたる加害者を用意するのと同様に傀儡クグツたる自称の被害者を用意する力学があるのかもしれない』とも考えている.ここ追記部付与時から見ての昨今、ハリウッド俳優イーサン・ホークを主演に充てての『リグレッション』という題名の映画、卑劣愚昧な自称悪魔主義虐待被害者を描いての映画も世に出ているのだが、仮にそういうことがあるのだとしても、当記事筆者としては[人格的陋劣さ]よりも[人間性の欠損]の方が ―行為における合目的性の無さから― 問題になると見ながらもそのように考えている(傀儡クグツのようになった人間ならば個人であれ組織であれ何でもしうる・させられうることについてはドイツの2001年のカニヴァリズム事件、アルミン・マイヴェスとの者が加害者となった「共演の」人肉食事件 ―そのウィキペディア程度のものにも解説されている異様なる中身については記載しない― に極端たる事例を見出せるととらえつつ、もしかしたらば、米国で一時隆盛を見た、サタニズム事件の隆盛の被害者サイドにも(そうではないならば、大々的被害などとの状況が本当にあったのならば、それはそれで本当に碌でもない世界ではあるが)[被害のでっちあげをなさしめる人間性の欠損]がある可能性もあるかもしれないなと現今は考えている))

 最後に、本記事冒頭にて挙げた〔4〕
[明示的な悪魔主義者とされる連中が欧米社会には存在すること](直近の〔3〕とワンセットとなる話)
について触れよう。それについては次のようなことを問題視すべきだと言える。

 「米国にはパフォーマンス的にサタニズム(悪魔主義)を標榜するアントン・ラヴェイのような役者が60年代から人気を誇っていた(そのラヴェイの主著、『サタンの聖書』がかなり売れていたともいう ―本当かどうか知らないが、キリスト教徒の国で70万部との試算も出されている―)。問題はそのラヴェイのようなパフォーマンス的悪魔主義信奉者、"ソフトさ"を演出したサタニストの裏で邪悪な紐帯にとりこまれ人形のようになった人間たちが相当数、いそうなことである(既存の著名陰謀論者の間にも同じようなことを言っていた輩がいたと思うが、その点については同意見だ)」。

 ここまで書いてこう言う方もおられるかもしれない。
「獣の臓物をぶちまけるブラックメタルだろうと何だろうと何を愛好しようが個人の自由だろう?あんた、精神的ファシストかよ」。
 落ち着いて聞いていただきたい。私は何も狂信的キリスト教徒たち ―私の見立てでは他所で詳述しているようにキリスト教の神をはじめありとあらゆる宗教で奉じられている神仏の類も悪魔的ジョークの産物となる― のような思考形態で悪魔主義者とされる連中の紐帯を批判がましく語っているわけではないのだ(そも、この自由社会の掟として他の尊厳を冒さぬのならば、何を信じ、何を愛好しようが個人の自由だと思っている)。ラヴェイのような類の悪魔主義に「他人の権利を害しての享楽の是認や本質的に邪悪な側面が垣間見れるがため」批判がましく言っているのだ(他の尊厳を冒す犯罪行為は許されるべきではない)。とした上で「具体的に」どういった邪悪な側面が垣間見れるか、書いておく。

・アントン・ラヴェイは[悪魔の教会]という宗教団体をこさえていたが、そこに入信し、後、分派([セトの神殿]という名の分派)をたちあげた男にマイケル・アキノという男がいた。そのアキノという男、米陸軍の情報心理戦担当の中佐の立ち位置にいた元将校だが、児童虐待に関与したことが一部で取り沙汰されている(驚くべきことに軍を巻き込んでの事件となっている。不完全ながら裁判絡みの情報もネット上で閲覧できる)。私の見立てでは、そのアキノという男、"黒"(実際の虐待関与者)の節が如実にあり ―自称サタニストとしてのアキノの言行録を見る限りそのように自然にとれるのだ― 、それがためにここで問題としている邪悪な紐帯の邪悪な性質の片鱗が見られたりもする(もっと言えば、ボヘミアン・グローブのどんちゃん騒ぎの連中と同じ臭いがする)。

・アントン・ラヴェイという男は映画『ローズマリーの赤ちゃん』に出演している。巨匠などともてはやされる映画監督のロマン・ポランスキーが撮った同映画がいかに邪悪かは実際に見てもらわねば分からないだろう、とした上で、だ(ポランスキーを想起させるローマンという男が悪魔主義者として登場するなどしたその映画では ―冗談と思いたいが― 人肉食を実践していたりしそうな悪魔主義者の世界が描かれていたりする)。アントン・ラヴェイが演じた、映画登場の悪魔が(デービッド・アイクという人物が実在を主張し人類を支配しているという)[爬虫類人]の姿をしているのが興味深い。だけではなく、その映画が封切られた一年後、『ローズマリーの赤ちゃん』を撮った映画監督ロマン・ポランスキーの妻、ポランスキーの子を身籠っていた妻がマンソン・ファミリーという共同生活実践型カルト集団 ―悪魔主義者というべきかには疑義がある― に殺されたということも「問題として」ある。『ローズマリーの赤ちゃん』は悪魔の赤子を身ごもるという話であり、マンソン・ファミリーの行為には ―私の見立てであるが― それを受けての[プログラム殺人]臭がするからだ(マンソン・ファミリー主催者、チャールズ・マンソンことMansonはMasonことフリーメーソンの役者である可能性もある、と見ている。に関し、同チャールズ・マンソンをリスペクトして、その名を芸名に採用し、問題あるとされる音楽のリリースの仕方をしてきた有名バンドメンバー、マリリン・マンソンについてはフリーメーソン員の指輪をつけている写真が公開されているため、フリーメーソン員であるのは間違いない)。ために、年端もいかぬ少女を強姦していた ―(有罪判決を受けている)― ともされる男、ロマン・ポランスキー、日本でも有名な映画、『戦場のピアニスト』を撮った男の周囲には醜いサタニストとされる紐帯があった"可能性"がある。私の見立てでは濃厚にある(ポランスキーが児童虐待とつながっているとされているマイケル・アキノのような輩の出身母体、[サタンの教会]主催者のアントン・ラヴェイを自身の映画に出演させていることからして胡散臭い。それとて「疑惑」の域を出ないのだが)。

・欧米では時折、悪魔主義者とされる個人ないし団体が事件を起こす。例えば、本Webサイトの他所でも問題にしているのだが、ノルウェーのブラック・メタル愛好家の集団、インナーサークルという"筋金入り"達(心魂が抜け、自主性を失った人形としての"筋金入り"だということだ。に関しては映画『ファイトクラブ』との関係で他所にて詳述している)が[悪魔主義者]として殺人や放火などをやり、ご当地メディアの関心をひっさらっていた。ために、"典型的"悪魔主義者とされる一団は確かに公式上の記録にも存在する

・直近にてブラックメタルに言及したうえで言うが、音楽シーンには悪魔主義的とされる象徴体系が組み込まれ、一部、そちら系の音楽をリリースしている連中もいる。そういった悪魔主義的象徴体系を用いている者達、あるいは、露骨な音楽をリリースしている連中が商業上、あるいは、その他の動機からのポーズでそれをやっていたとしても、だ(私は大半がそうではないかと見ている)。それをなさしめる背景があることを無視してはならない。例えば、私の自著でも紹介している悪魔主義者の手真似などとされる音楽シーンで用いられる手サイン、サイン・オブ・ホーンズについては世界中の有力者たちがそれを見せている写真が多々、出回っている。仮にその手真似がメーソンなどのご挨拶であっても(大半がやらせ挙動だろうと見えるが)、その挨拶方式の流布がアントン・ラヴェイの使用開始とあいまっていることは無視できない(メディア露出型ソフト系サタニストを標榜するラヴェイの真似が流行る時点で妙にして奇怪である。そのサイン・オブ・ホーンズ絡みの奇怪性については私の自著でも細かく解説している)。

 以上の各点をお読みいただければ、である。ここでの話(〔4〕)、[明示的な悪魔主義者とされる連中が欧米社会には存在するとの話]が馬鹿げたものではないことをお分かりいただけるものか、と思う。

 さて、ここに至るまでの〔1〕〔4〕でよりによって
[現代社会で悪魔主義などというものが取り沙汰される背景]
について論じるべきことを論じたと思っている。そして、それはオカルト論者達(やそうした者達と同等の陰謀論者)の専売特許にしていい話題ではない。断じてない。[悪魔主義者という役を与えられた者達]のような手合いが極めて多くの人間の生き方に関わる行為、あるいは、その方向性を示す儀式メガ・リチュアル。911の事件もそうなら、それとの絡みで語れる原爆投下もそうだ。くどくなりつつも、言っておくが、この部分だけ読む限りは[妄言の類にしか聞こえぬ話]であるも実施にまつわる重要な役割を振られている可能性があるからだ。今、我々がやるべきことはそうしたことも含め、この世界の暗部をすべて白日にさらすことだろう。

(↑追記:「必ずしも悪魔主義者である必要も無い、卑劣な人間、そして、なんでもやる空虚極まりない人間はどこにでもいる」と認識を改めているとのことも(不統一感を強めもしようとのこと、承知覚悟の上で)当記事冒頭部に付け加えて申し述べている通りの趣意よりここに追記表記しておく)

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断り書き:増補に増補を重ねてきた関係もあり本記事は読みづらくもなっている。
 そこで読み解く気になられた方を想定しもし ―記事末尾にあってながら― 下のようなことを述べておきたい。
プリンタで[印刷]したものに向き合うなどじっくりと検討できる形での読解を勧める。また、の折は、執筆者が延々と余事記載をなしている部分 ―具体的には枠線で括りもしている[途を荒らされぬために付した補足部]などの部― も記事には含まれているとお含みいただいたうえで[本質にかかわらぬととられた箇所]は必要に応じ読み飛ばしながらでも重要ととられるところを押さえていただきたい」
 以上、断ったうえでさらに述べておくが、「増補に増補に重ねてきた関係もあり」の言ではじめた、こともあろうにの本断り書き部に続く形であっても
[追記部]
を付すこととなった。それによって『ますます話の筋が見えにくくもなっている』ととらえる方もおられるかもしれないが、筆者としては
[ここに至るまでの本記事本文の内容精査]および[本記事本文との併読を勧めている当サイト内の他記事の精査]
をなしていただいた向きであれば(続いての)[追記部]からも多くを得ていただけるものと信じている。


枠外表記部(本記事本文を読まれた上にての検討を願う

 記事本題から離れての枠外表記をなしておくこととする。
 最初に下の画を見ていただきたい。

 突拍子もなく見える上合成画は ―無論のこととして― それなりの意図をもって用意しここに掲げたものだ。
 その点、抜粋画上部に見るところの Wicker Manウィッカー・マンとはローマのカエサル(シーザー)著の有名な遠征時紀行録、『ガリア戦記』( Commentarii de Bello Gallico )にその存在が言及されている存在で
[キリスト教誕生前の時代にあっての遠征先のケルト人が信奉していた宗教、ドルイド教でドルイド(司祭)らが生贄の儀に供するのに用いていた編み細工人形]
となる。生贄の儀と編み細工人形がどうして結びつくか疑問に思われた向きがあるかもしれないが、についてご納得いただけようもこととして、 Wicker Man(ウィッカー・マン)とは
[生贄となる多数の人間 ―ドルイドが戦争などで調達した捕虜よりなる― をすし詰めにしてできた編み細工の巨人の人形であり、それに火を投じて生贄たちを焼殺するのに供した編み細工人形]
のことを指す(多数の生贄をブロックにした巨人の[後世の想像図]が上の合成画の上部分となる)。
 そうした抜粋画上部分にみるウィッカーマンに対し抜粋画下部分に挙げているのは ―Molochとの文字列と本記事本文の内容より御察しいただけている方もいるだろうが― 
[聖書にて登場の生贄を要求する神たるモロクの像(の18世紀に描かれたという想像画)]

である。
 同モロク画につき着目すべきは
[七つの空洞を内側に含むとされるユダヤ教祭司が唱導するところのモロク理解に準拠しているのが同イラストであり、そこではモロクが腹の空洞で複数の生物の[焼殺(生贄)の儀]を達成するための構造物と想定されていること]
である(七つの空洞内では羊や牛など人間外の存在も焼かれるが、七つの空室のうちの一は子供のために割り振られていた焼殺スペースだというのがユダヤ教のラビの伝統的理解だと英文wikipedia程度にも記載されている)。
 「中身が空洞になった偶像に」「生贄の人間を詰めて」「焼き殺す」。そう、先に言及のウィッカーマンとモロクには共通項があるのである ―だからこそ上の画はそれなりの形態に調整している― 。

 そのようなことに触れた上で強調しておくが、

「ボヘミアン・グローブでの儀式にはウィッカーマンに人間を詰めて燃やしていたケルト人の古のドルイド信仰 ―(生贄のために戦争捕虜を得ようという古代ドルイド信仰上の発想法はまるでアステカ文明の醜い玩具仕様の祭祀階級のそれのようだ)― の匂いがつきまとうとの意見がある。
 につき、ドルイド信仰は近年、ネオ・ドルイド信仰として[野蛮視される要素を捨て去ったとされる形での復興]が画されている信仰でもあるのだが、そういった時代潮流に因るところとの意見を伴わず
[連綿と受け継がれてきたオカルト主義の影響もあってだろうととれること]
としてボヘミアン・グローブのそれには[往古のドルイド信仰の色香が濃厚に漂う]との指摘が一部より出されているのである」

(:ボヘミアン・グローブのおどろおどろしき色彩をネオドルイド信仰のようなオープンさや表面上の明るさを伴ったものと肯定的に評価する向きは海外にはいないととれる。尚、ボヘミアングローブ抗議デモ絡みのネット上にて流通している動画には[白魔術で黒魔術に対抗しようというやらせ臭を伴った馬鹿げた一幕を収めたもの]もあった、と思う)。

 その点、確かに
[流布された写真に見るところのボヘミアングローブ参加者の一部の格好]
などは[近年のネオペイガニズム(異教復活思潮)]の前世紀前半におけるはしり的なる要素に因るところなのかそうではないのかは分からぬも、往古の[森に拠点を置く生贄要求カルト]たるドルイド教が復興されていれば、キリスト教に対するアンチテーゼだか何だかは知らないが復興されていれば、その聖職者ら(ドルイド)はこういう格好をすることになるのだろう、といった出で立ちとなっている。

 そうしたことの延長線上のこととし、次のように考えられもする。

『一部の人間が指摘するようにボヘミアン・グローブとドルイド教にはつながりがあるとすれば、である(狂態を演じている一部の者達の見かけからしてそのように見えもする)。古代ドルイド教でなされたウィッカーマン使用の焼殺の儀はまさしく「ボヘミアン・グローブ介在との式でも」モロク像の使用による焼殺の儀 ―ユダヤ教祭司の継承伝説を通じ今日に想像画が伝わるところの焼殺の儀― と共通項を持っており、それがため、グローブ内で[外面だけではなく実質もまたの邪悪な行い]が行われているとの見方がより一層、説得力を伴って迫ってくる』

 上を穿ちすぎの考えと思うだろうか。私は決してそうは思わない(おおいにありうべきことだととらえている)。また、さらに述べれば、以上のことと焼殺の儀の場、ボヘミアングローブで策定されていたマンハッタン計画の帰結、多数の人間の核熱による焼殺は複合顧慮して然るべきことだととらえている。
 それにつき、[おどろおどろしくもの狂態が演じられている ―実際にボヘミアングローブの盗撮映像を見ると狂態としかとりようがない― 場、ボヘミアン・グローブの森の会合]にてドルイド製ウィッカーマンに閉じ込められた向きのように広島や長崎の無辜の市民が殺される流れが[意図しても舗装されていった]などと述べれば、
『馬鹿げている』
と一笑に付されるかもしれない(人類文明の旗手たるアメリカ合衆国の政財界有力者達がそのようなことに与しているはずがないと ―映像に垣間見れる信じ難き狂態の問題を見なかったこととし― 納得しようとしながらでも)。
 あるいは、まさか中国は明代の書、『三国志演義』に見るところの架空の計略、赤壁の戦いで実行されたとされる連環の計 ―龍(臥龍)や鳳凰(鳳雛)で尊称される軍師らが関与しての計略で敵軍の船を繋ぎ合わせて放火、赤い壁と名付けられた場で何万人もの人間を焼殺したとされるところの計略― ではあるまいし、人間を一箇所に集めて焼き殺すこと自体が[目的化]していることなどあろうはずがないと思われる向きもあるかもしれない。
 が、『三国志演義』などのフィクションとは一線を画す人類の呪われた歴史を知らぬは幸いかな、処理対象を一箇所に集めて焼き殺すというのはよく行われていたこととされるそうした手法、[多数人を一箇所に繋いでの焚刑]は、なかんずく、ここでの話とのかねあいで重用視すべきこととして中世のユダヤ人殺戮、要するに、[マンハッタン計画の主導役を演じさせられることとなった特定の色をつけられた民族集団]の組織的殺戮に際立ってよく用いられていた手法だったと伝わるのである(アウシュビッツその他ナチの収容所では[死体]がもっぱらの集合焼却対象となっていたようだが)。


図解部
上はサイト掲載用に作成したコラージュ(画と写真の合成物)である。コラージュを構成しているのは
[16世紀初頭に描かれた写本内に見る挿画でユダヤ人が一箇所に集められて焚刑に処せられている様が描かれているもの]
[KKKが闇夜で十字架に火をつけている様を写した写真]

である。
 と解説したうえで述べておくが、同コラージュは次のような観点からここでの話と無縁ではない。
・KKKは反ユダヤ主義の標榜者だった(合衆国で20世紀初頭に発生した有名なユダヤ人犯罪容疑者リンチ殺人事件 ―レオ・フランク事件― が[今日、陰謀論者や自称歴史修正主義標榜者などの間で殊に悪名を馳せるユダヤ人の権利擁護団かつ圧力団体]の勃興の一つの原因となっているし(当方自著にてそうした背景は論じている)、KKKが反ユダヤ主義を先鋭化させつつ息を吹き返した一つの契機となっているともされる)。
・KKKの[闇夜に火をともした十字架の使用]はホロコーストの実践者、ナチス・ドイツの[闇夜に火をともしたハーケンクロイツのマス・ゲーム]に継承されていると言える(:KKKとナチスの影響・被影響関係についても異常な形で出版が頓挫した当方の[本サイト公開著作]に詳しい)。
・ナチスドイツの虐殺行為に後付けで付されることとなった名称、ホロコーストというのは本来的には[火による供物たる動物の宗教的殺傷行為]を指す言葉であるとされる(対し1970年代の米国テレビ番組内容が今日、ナチス虐殺がホロコーストと頻繁に呼ばれる誘因となったとされもする)。
・広島・長崎の原爆投下を[ホロコースト](火によって焼殺した生贄の供物を捧げる行為としての燔祭"ハンサイ")と定置していた被爆者がいた。病身を押しての被爆地救済に殉じたとも言うべき医者、永井隆がその人物であるが、今なお英雄的行為を賞賛されているキリスト者(カトリック信者)であった同人物の念頭にあったことはさておき「キリスト教信徒に[被災地犠牲者全般]が[ホロコースト対象者]と看做されていたことは着目に値する」。マンハッタン計画が行われたボヘミアングローブのここまで述べてきたような性質 ―聖書とも接合する焼殺式人身御供の儀の実現(ないしはその模倣)の場としての性質― から、である(:広島・長崎の原爆投下に見るその他の儀式臭については本サイト内他所にて ―根拠主導方式にて― 詳述している。日本で根拠薄弱なこと/馬鹿なことを ―万人を救いうる真実への道を荒らす目的でもってだろうととれることとし― 放言している大小の陰謀論者らが貶めたらば絶対に赦すつもりなきこととして、そして、海外でさえ誰一人としてそのようなことを論じる人間がいない(細かくも知っていて諸共だんまりを決め込んでいる節ある多数のフリーメーソンをはじめ誰も論じる人間がいない)ような話柄にて詳述していることとして、である)。
・マンハッタン計画で主導的役割を果たしたのはホロコースト概念の産みの親にして後、ホロコーストと呼ばれることとなった組織的虐殺の犠牲者でもあるユダヤ系に属する科学者らである。
・ボヘミアン・グローブには見様見方によってはKKKとのつながりを見いだせる ―マンハッタン計画や33代大統領ハリー・トルーマン、そして、フリーメーソンが結節点となる― 。

 図解部を挟んでここ枠外表記部の本題に戻り述べるが、私は何も先の大戦にての枢軸国(ここではナチスドイツと同盟関係にあった日本でもよい)に対し特定エスニック集団よりの意趣返しがなされたなどと馬鹿なこと ―そういう馬鹿なこと(字義通りの子供騙しの論法)を口にするのは他人由来の発想を劣化させて模倣する以上のことはせぬだろう陰謀論者(あるいは飼われて動くネット上の剽窃者)だけだろうが― を述べているのではない。
 ボヘミアン・グローブでの内面が腐敗しきった人間たち ―(日本でもそうした腐敗しきった類の係累にあたる後天的白痴らや性悪な者達ら([臆病さ]や[卑劣さ]が際立った類でもいい)が基幹部に配され健全な社会を冒している節がある)― を旗振り役に我々人類に悲劇を、絶望的な程度での悲劇をもたらす意図がありそうなことが問題になるのである。
 につき、下の図を見ていただきたい。

 同図は
[ボヘミアン・グローブの集いに参加していたと当然にして考えられるところのカリフォルニア・ボヘミアン・クラブ・メンバーだった物理学者(ノーベル賞受賞者)の発明に由来する画]
である。
 そこにいう物理学者とは「ボヘミアン・グローブの醜き集いの主催団体である」ボヘミアン・クラブ成員のアーネスト・ローレンスだ。

 そのローレンスの事績を紹介することから ―(したくもないことなのだが)― はじめたい。
・ボヘミアン・クラブのメンバーだったアーネスト・ローレンスはマンハッタン計画でも大きな役割を果たしている。マンハッタン計画の技術陣を指導したロバート・オッペンハイマーをマンハッタン計画に招き入れたのも同アーネスト・ローレンスだった(:ロバート・オッペンハイマーを監督する立ち位置にいたのは本記事本題で述べたところの Bohemian Groveと響き近き姓をもつ「その他の意味でもの」問題人物、 Leslie Grovesレズリー・グローブスである)。
・アーネスト・ローレンスは[粒子加速器技術のパイオニア]とも言うべき人物だった。アーネスト・ローレンス、彼の粒子加速器技術進化のための研究はボヘミアン・クラブの同輩 ―カリフォルニアに基盤を置いていたクロッカー・ナショナル・バンク(現時はウェルズ・ファーゴに統合)の頭取だったウィリアム・クロッカーなどの名士― に金銭的援助を受けて大いにはかどっていたわけだが(のようなことは英文Wikipediaの Earnest Lawrence項目程度にも詳しく載せられている)、そんなアーネスト・ローレンスこそが今日の円形加速器のすべての原型的アイディアを生み出した人物でもあったのである ―アーネスト・ローレンスがボヘミアン・クラブに加入して援助を受けだしているのは(オンライン上の記録に目を通す限り)1932年から1933年からあたりととれもする。が、彼が円形粒子加速器の原型物の着想を得たのは1931年とされており(特許取得は1934年)、ボヘミアンクラブ資金が[円形粒子加速器誕生の直接的契機]となったと述べるには弱い。しかし、ボヘミアンクラブの資金と人脈がなければサイクロトロン(円形粒子加速器の原初的形態)の[速やかな発展]はなかったとのことに関してはほぼ異論がない― 。
・アーネスト・ローレンスがノーベル賞(ダイナマイト発明者賞でもいいが)を後に受賞することになったのも[円形粒子加速器]に因るところが大で、1939年に「[サイクロトロンの開発]との功績などにより」との名目にてアーネスト・ローレンスはノーベル賞を受賞することになっている ―反陽子を発見したことでも有名な円形粒子加速器ベヴァトロンも後にアーネスト・ローレンスが建設陣頭指揮をとったものである― 。 

 さて、以上を踏まえた上で図の解説をなす。
 まず左列にて挙げている図の方だが、
[アーネスト・ローレンスの手による原初的な円形粒子加速器の姿(写真をもとに作成した図)]
となる。そこに見る原初的円形粒子加速器は大きさにして70cmに満たないものだったらしいが、それが後の物理学者の実験ニーズ(;といっても[癌治療に役立つとされる装置の基礎技術]が得られるといった建前以外では宇宙の秘密を探るといった高邁がかった非実利的目的しか呈示できてもいない実験ニーズにして自己目的化しもしているものと部外の有識者 ―ロバート・L・フォワードのような論客(物故者)を除いての部外の有識者― に非難されもする実験ニーズだが)、
後の物理学者の実験ニーズによって巨大化の一途をたどり、現在では27kmもの超長大なる加速器に発展している ―全長27キロメートルに及ぶ円形粒子加速器はCERNの運用するLHC(ラージ・ハドロン・コライダー)。本サイト内の他所でも取り上げている粒子加速器となる― 。
 次いで右列にて挙げている図だ。同図は
[アーネスト・ローレンスが一九三四年に取得した粒子加速器(サイクロトロン)特許図を参考に作成した図]
だ。
 そこに見てとれるのは
[粒子が回転しつつも加速されると螺旋軌道を描くようになり、そうもした中、回転リズムに呼応して振動する電圧をかけることにより加速の継続が可能になり、によって、原子核を粉砕するに足る高エネルギーが得られるに至る、とのアイディア]
である(:さも知ったように書いているが、私は物理学を専門に学んでいるわけではない。であるのにも関わらず、細かくも書けているのは必要を感じて最近、検討した書物、COLLIDER(邦題(邦題)『神の素粒子 宇宙創成の謎に迫る究極の加速器』)掲載の粒子加速開発史に絡む項を精査しているからだ)。
 そうしたアイディアが高エネルギー物理学の基礎にはあるわけだが、それにまつわる問題点はこれから記述する。

 以上、抜粋図の解説を通じてだけでも
[カリフォルニア・ボヘミアン・クラブ ―その場での狂態が流出画像によって明るみにでたボヘミアン・グローブでの集いの主催団体― のメンバーにしてボヘミアン・クラブの面々より多額の出資を受けていた男であるアーネスト・ローレンスが今日の高エネルギー物理学の基礎を作りだした男であった]
ことはお分かりいただけよう(:日本語Wikipediaの中の[日本の原子爆弾開発]項目には ―「現時」確認できるところとして― [京大実験などに供されていた戦前の日本のサイクロトロン]が「原子爆弾関連施設疑惑にて」戦後、GHQに破壊されたとの一事が米国人物理学者らに[人類に対する犯罪]と指弾されていたとの(読売新聞記事由来の)情報が載せられているが、[サイクロトロンを生み出した向きの横顔がいかなものだったのか][サイクロトロンの類(円形粒子加速器の類)がこれより人類に何をもたらしうるのか]につきよく考えた人間としてはこう言いたいところだ。「[人類に対する犯罪]云々していた往年の米国物理学者らの見解はまさしく噴飯物である」)。
 高エネルギー物理学の産みの親がいかな立ち位置にあったのかお分かりいただけよう、としたうえで、向かうべき帰結との兼ね合いで問題視すべきは次のようなことである

・円形粒子加速器(Cyclotron)のパイオニアだったアーネスト・ローレンスがマンハッタン計画に招聘したロバート・オッペンハイマーだった(先に既述)。そのオッペンハイマー、ブラックホール(Blackhole)理論の開拓者としての顔を有している男でもあった(Blackholeという言葉が生まれたのはオッペンハイマーが理論を開拓していた時代よりも数十年も後のことでジョン・アーチボルト・ホイーラーの命名による)。さて、現時、アーネスト・ローレンスが生みの親と言えるところの円形加速器の後裔たるLHCが[ブラックホールを生成しうる]との説が取りざたされている ―(正統派学究でもそれにつき容れている人間も多い。が、正統派は[蒸発する極微ブラックホールだから安全]といったことを述べ、ブラックホールにまつわるリスク問題を完全に否定する風がある)― 。細かくはLHCがブラックホールを生成しうることに関し正統派意見に真っ向から異を唱えての意見、[(多数派の蒸発するとの見立てに対し)蒸発しないブラックホールが形成され大破局をきたしうるとの意見]が存在しており、によって、実験停止という作為を求める訴訟が海外で提訴されたりもしているのだが、問題は、である。
「ブラックホール理論の旗手たるロバート・オッペンンハイマーをマンハッタン計画に招いた男アーネスト・ローレンスが世に生みだした環形粒子加速器の発展系がブラックホールを生成「しうる」とされるに至った、しかも、ここ10数年になってはじめて学者たちに認められることとなった可能性論としてそう「なりうる」とされるに至ったこと」
である。ゆえに、ブラックホールの人為的生成にまつわる説の登場時期 ―ここ十数年内にての登場― に照らし合わせて見、
[ローレンス( Earnest Lawrence )⇔オッペンハイマー( Robert Oppenheimer )]
招聘・被招聘関係
[円形粒子加速器(Cyclotron)⇔ブラックホール(Blackhole)]
招来・被招来関係(危惧される関係)には「偶然との文脈を超えては」 ―常識に則って見る限り― 影響していない、と言える(常識を固守すれば、「絶対に」との副詞をつけてもかまわないだろう)。
 が、しかしながら、そのような偶然が成立するとは[できすぎの感]がある。無論のこととして、ある。そして、―誠に残念なことに― そうしたできすぎ感を「これはおよそ偶然ではないだろう」との方向にまで持っていかざるをえないだけの他事情 ―直下表記の事情となる― が存在する。

本サイトの他所 ―具体的には[問題意識の所在]と題したカテゴリにおける6ページ目[問題意識の所在―5―]― で詳述に詳述を重ねていること(さらにもの追記:深くもの解説は当サイト内他所にて新規公開した膨大な紙幅を割いての4巻構成の文書にてなしているので、そちらさえ検討いただければ、都度増築を重ねてきたものの、練れてない表記を過分に含んでいているとの右記・問題意識の所在のセクションを順々に読解いただくこともないだろうと現時書き手は考えている)だが、
「オッペンハイマーが技術陣を主導したマンハッタン計画にはフリーメーソンのシンボリズムが濃厚に影響しており、かつ、その高度な文脈での突き詰めをなしていくと
[天界への梯子(はしご)と描かれるヤコブの梯子で表されるもの]
[二本の柱の後ろにある異界とのゲートに近接するもの](相対性理論から派生した正統派理論群の極北に座する理論からみればブラックホールやその近縁種のアインシュタイン・ローゼン・ブリッジ(要するにワームホール)が[異界とのゲート]になるとも解釈できる
の象徴物が ―常識からは容れられがたきこと/突拍子もなさから誤解を招きかねないことながら― 計画シンボリズムより浮き出ているとのこととあいなる」

とのことがある。観察されるところとしてある(:『「観察される」ではなく「推察される」の方が適切ではないのか』。そういう見方をされる方も多いだろうが、諸種様々な根拠に照らし合わせて「観察される」と表記して構わないものだ、と述べておく。については、これまたニューエイジャーチックな出だしからはじまるものだが、[問題意識の所在]と題した本サイト内記述部を全ペーシ印刷するなりダウンロードするなりしてよくよく検討いただければ、ここにて言わんとしていることはおわかりいただけるはずである)。

・直近述べてきたことと同じくも馬鹿げて聞こえることは百も承知のうえであるが、
[先に起こった911の事件の発生の事前言及を[異界とのゲートを開くとの文脈]でなしている作品 ―映画作品から学究の論考に至るまでの作品― が存在している]
との事情が ―容赦なくも指し示せることとして― あることもある、

 以上、述べてきたことについては
『ニューエイジャーチックな人間によくある言辞の類か』
と「中身を全く検討せずに」片づけてしまう向きも多いととるが ―実際、(当サイト他所でも触れていることとして)、911の事件を「フリーメーソンのことも持ち出しつつ」異界とのゲートとの絡みで(残念ながら拙劣にも)論じる向きがここ数年になって出始めている― 、私はフリーメーソンが[犯罪行為(911の事件)の実行者供給源]であったと主張するうえでも
[操り人形(チェスの駒)の組織とは思惑を異にした人の手を離れたところからの力学][妄言文書『聖書』のヤコブの梯子で隠喩されるものを構築するといった意図]
が介在しているととれる根拠を本サイト内で「事細かに」「山と」挙げている(:無条件に右の物言いに相対された方に『この男、狂人の類か』との印象を与えようかというのは無論、百も承知のうえであるが、伝えたきは[具体的根拠の山を無視する人間こそが狂人の類である]との応答をなせる類の話となるとも強調しておきたい。につき、詳しくは本サイト他所の内容を検討していただきたい)。

 では、そうもした
[人の手を離れたところの力学を体現した意図『聖書』のヤコブの梯子(はしご)で隠喩されるものを構築するといった意図]
の発するところの存在とはいかな存在だというのか。
[往古にあってはウィッカーマン(生贄の人間を詰め込んで作った編み細工の巨人)を祭祀階級の人間たちに燃やさしめていたともとれる存在、現代にあってはボヘミアン・グローブ ―円形加速器開発者たるアーネスト・ローレンスがそこに参加して資金供給を受けていたところとの集い― での狂態を文明社会の最先端を行く国の主導者に演じさせしめもする力を有した存在]
である、と述べることもできる(信じがたいことがなされる背景にはそういう力が働いていると解釈すれば納得がいこうというものだ)。
 あるいは、
[人間の愚かさ・浅ましさを確認する(あるいは笑い飛ばす)ためにか、[相応の代理人]と[相応の教義](ドグマ/それらしくもの色が付けられた選民主義宗教やイデオロギー)に「背面で」影響力を付与しながら[はなからの意図]をもって人間世界に干渉してきた節ある存在]
と述べることもできる。

 これまたもって『馬鹿げている』などと思われる方もおろうが、そうも主張せざるをえぬとの根拠 ―人間の歴史にはきと存在していることが確認・呈示できる根拠― については「これまたの話として」911の事件の背景にあることにつき論じた当サイト内表記部に細かくも書き、示しているとおりである。

 長くもなったが、本枠外表記部で意図していたことは上をもって伝えきった。あとは心ある読み手の方が自身の頭で考える、これからこの世界で何がなされるのかよく考えるに至ることをただただ願うばかりである。トンデモ話と劣化されて一笑に付されるだけでは何にもならないとの[真実]が多くの人間に伝わりえ(そのための前提条件は当サイトのようなものが衆目に触れえることであるのは言うまでもない)、一部でもいい、まともな人間がその[真実]に基づいて実効性を伴った行動に出れるようにならない限り、我々人類には明日などあるわけがないだろう、と考えている人間として述べることとして、である。

最後に当記事の内容と相補関係にある当サイト上の他記事を紹介しておくそれら他記事をもってして筆者が適正なることを述べているのか、その一材料としていただければ光栄である(批判的視座にてでもそれら他記事の内容につきご検討いただければ幸いである

(この世界に馬鹿げた一致性や人間の退歩性をもたらす作用機序が存することについて扱った当サイト上の他記事として)

クリスマスと『黙示録』。その不気味極まりない相関関係について] ―文字色改変部をクリックすることで記事に移動―

([ボヘミアン・グローブとマンハッタン計画の子供]とも表せようものであることを当記事追記部で説明した[円形加速器]による大災厄招来の可能性について訴求している当サイト上の他記事として)

LHCによるブラックホール発生リスクが問題となりだした始原期について] ―文字色改変部をクリックすることで記事に移動―


追記:基礎たる部を幾年も前(一番古くもは2010年)に作製していたとの上記のような従前記事らに関しもしては、(急場を縫って作製した当サイトの初期構築部には多かれ少なかれその他他所にあっても、猛省するところとし、そういう側面があるのではあるが)、

「[不十分もすぎる],それでいて,[誤解招く素地が多分にある]ものらである」

と(現時)考えている(;当記事冒頭部に付しもして当記事内容に対する追記部で書き記しもしていることと同じくもの欠陥を伴っていると書き手自身からしてとらえている)。
 そこで当サイト訴求事項として[真に重要なる事柄](であるとご確認いただきたくもあるところ)を典拠を十二分に挙げながらも取り扱っているとの追加セクション、一連の160ページ一続きの部への(サイト内)リンクを直下設けておく。
 そちらの方の批判的検証をこそ[当サイトの核たるところ]として請い求めさせていただく次第である。

(練れていなかったものであると反省するところのまさにもの当記事内容に通ずること「をも」よりもって精緻化した上で扱いもしている,当サイトの本筋をなす最重要事項の一連・一続きの解説部へは以下より)

典拠紹介部第1頁 加速器実験に伴う欺瞞性から証示なせることについて] ―文字色改変部をクリックすることで記事に移動―

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