典拠となるところの明示[158]――ティプラーのオメガポイント理論から離れもし
て見た上での人工ブラックホールの予測されうるところの絶大な[効用]について

関連情報にまつわるカテゴリ(各部クリックにて遷移)

ホワイダニット(何故、そうもしたのか)に関わる点として考えられる事柄らにまつわっての分析 ([通過可能なるワームホールの生成][手袋越しに操作できる裸の特異点]といったものらに着目しもした場合、何が問題となるのかについて)

 最前の頁にあっては

[ワームホールを介してナノマシンとのかたちで情報を対象領域に送るとのことがいかようにフューチャリスト(著名発明家レイ・カーツワイルのような未来予測家)や学者らに提唱されているのか]

とのことについて紹介し(たとえば1秒間だけ1ナノメートル ―10億分の1メートル― のワームホールが構築されてそれが情報の転送に用いられた場合、10の69乗ビットもの凄まじい分量の情報が極小機械を介して送れるとの目分量が学者らによって提言されているとのことについて紹介し)、 のうえで、そうもした可能性にまつわっての言われようがなされているとのことがどういう[現実的危難]の問題と結線しうるのか、具体的に危険性が推し量れるところの[兆候](誰が見てもその色合いに変化はないとの客観的[現象])の摘示をなしながらもの説明を試みた。

 (以上、端的に直前頁にあっての内容を振り返りもしたうえで)

 次いで、(通貫として問題視すると先述したうえで、にまつわっての解説を講じてきたところの)、

 ブラックホールやワームホールの生成によって

こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでものこの世界への侵出)をなす

(あるいはもってして)

裸の特異点を安全地帯から[ガラス越し科学実験用のゴム手袋 ―要するに我々人間存在がそうしたものへとしつらえられてしまっている節あるありよう― ]を介して生成して、それを用いて空間と時間の中での覇権の確立をなす

とのことが企図されていうるとのこととてありうるように「見える」ようになってしまっている

との事柄にあっての、


[裸の特異点を安全地帯から[ガラス越し科学実験用のゴム手袋]を介して生成して、それを用いて空間と時間の中での覇権の確立をなす]
(とのこととて企図されていうると見えるようなところがある)


との点についての解説をなすこととする。

 まずもって ―肝心要たるところとして― 直上言及の点にあっての[裸の特異点]と呼ばれるものが何なのかについてであるが、それについて極々基本的なるところ、ウィキペディアの引用をなすことよりはじめる。

(直下、和文ウィキペディア[裸の特異点]項目にあっての現行記載内容よりの掻い摘まんでの引用をなすとして)

裸の特異点( naked singularity )は、一般相対性理論における用語で、事象の地平面 ( event horizon ) に囲まれていない、時空の特異点である。通常、ブラックホールの特異点は、光も出て行くことができない空間に囲まれており、その外側にいる我々がその特異点を直接観測することはできない。つまり、特異点の情報は外に伝わらないため、事象の地平面の外側では特異点の存在にかかわらず、物理現象・因果律を議論することができる。それに対して、裸の特異点では、物質密度が無限大となる点あるいは時空の曲率が無限大となる点が、外側から観測することができてしまうことを意味する。

(引用部はここまでとする)

 以上のように[裸の特異点]とは

[[事象の地平](ブラックホールの外延部としてそこより先は光さえ脱出できぬことになるとの垣根)が存在していない中でブラックホールがかっての物質密度が無限大になる点]

と一言で定義されているものである。

 そうもした[裸の特異点]はそれが観察されると宇宙の法則が根本から崩れ落ちるようなあまりにも「露骨」なものであるために[検閲官](の行為めかした)作用が自然界に働いている、[宇宙検閲官]仮説との見方が呈されているようなものとなる。

 [宇宙検閲官]仮説に見る検閲官とは[裸の特異点の存在]をして[卑猥な文物]であるかのように検閲する存在 ―自然界のそのような存在は許さないとの機序を擬人化させての存在― に仮託されるもので、検閲官に検閲される[裸の特異点]の猥雑性とは

[物事の先後関係・原因と結果の関係(因果律)を破綻するようなルール無視が許されることになる]
[物理学が自然現象を予測する力を破壊するような式が許されることになる]

との文脈で語られるところの[学者(という筋目の人種)らから見ての猥雑性]となる(卑猥・猥雑であるとの見方を呈示したのは英国の主要物理学者のロジャー・ペンローズとなる)。

 同じくもの点はこれまた極々基本的なるところ、ウィキペディアのような目に付く媒体にあって次のように解説されているところとなる。

(直下、英文Wikipedia[ Cosmic censorship hypothesis ]項目にての現行記載内容よりの引用をなすとして)

Since the physical behavior of singularities is unknown, if singularities can be observed from the rest of spacetime, causality may break down, and physics may lose its predictive power. The issue cannot be avoided, since according to the Penrose-Hawking singularity theorems, singularities are inevitable in physically reasonable situations. Still, in the absence of naked singularities, the universe is deterministic ―it is possible to predict the entire evolution of the universe (possibly excluding some finite regions of space hidden inside event horizons of singularities), knowing only its condition at a certain moment of time (more precisely, everywhere on a spacelike three-dimensional hypersurface, called the Cauchy surface).

(訳として)
「特異点の物理的振る舞いというものは分からぬものなのであるから、特異点が時空間の他の部分から観測されうるとのことになれば、[因果律](因と果、原因と結果の因果の流れ)が破綻を見、そして、物理学の未来を予測する力が失われることになる。 このような問題(が具現化すること)はペンローズ及びホーキングの特異点定理によれば、特異点は物理的に理に適った状況では不回避なるものとなる、とのことで避けえぬものである。だが、[裸の特異点が欠如を見ているとの状況]では宇宙は決定論的なるものとなる、すなわち、宇宙の進化の全プロセス(ただしありうべきところとして特異点らの事象の地平の中に隠された有限なる空間領域は除く)について予見なすことが可能となる、そこにては時間の特定の瞬間ありよう(より端的にはコーシー・サーフェスと呼ばれる三次元空間の様相を呈す超曲面にあっての全部の部)「のみ」を知りえるところとしてそうもなる(訳注:「であるから」裸の特異点を排除する宇宙検閲官仮説が成立するというのは理に適っているとの書かれようがここではなされている)

(訳を付しての引用部はここまでとする)

 さらに突き詰める。上の引用部に見る[裸の特異点を観測しうるとのことが[因果律]が破綻することを意味している]とはどういうことかに関しては以下、出典紹介部 ―(他ならぬLHCが[裸の特異点](がかったもの)を生成する可能性があるとの学者ら言われようがなされていることをも取り上げる所存であるとの出典紹介部)― にあって引用なすような書籍内記述が多くを物語っている(と見えるようになっている)。


| 出典(Source)紹介の部118 |

 ここ出典(Source)紹介の部118にあっては

裸の特異点が成立しているとの状況がいかようなものと解説されているのか

LHCで裸の特異点(めかしたもの)が生成される可能性があるとの言われようがいかようになされているのか

とのことらにまつわっての学者ら申しようを紹介しておくこととする。

(まずもって直下、訳書『タイムマシン ――ワームホールで時間旅行―― 』(本稿の先だっての段でも同書にあっての他の部よりの引用をなしていたとのてはポール・ハルパーン( Paul Halpern )、フィラデルフィア工科大学教職のポストにある同物理学者の著した書)にてのp.174-p.175より引用をなすとして)

超カー天体には一方通行の地平面がなく、中心のリング状特異点が裸で存在することになる。したがって、抜け出すことが不可能になったり別の宇宙へ旅しなくてはならなくなるといった欠点をともなうこともなく、特異点に向かった運動や特異点方向からの運動が可能となるものである。そのうえ、回転軸のまわりでタイムトラベルを可能とするリング状の領域も大きくなって全宇宙を覆うことになる。したがって、こうした奇妙な天体が存在していれば、全宇宙がタイムマシンと化してしまう。宇宙飛行士は超カー天体を使うと、何の苦労もなくタイムトラベルをすることができる。恐ろしいブラックホールに入ることなく、超カー天体の回転軸 がどこにあるかさえ見つけ出せばよい。そしてその軸のまわりを回転すればよいのである。
 超カー天体はその軸をまわることによって、宇宙のどの場所であっても過去にも未来にも危険なしで到達できる超カー天体の存在は困ったジレンマを引き起こす。ブラックホールも超カー天体も時空が存在をやめる特異点を持っている。これらの宇宙の端点に近づくと、物理法則はあてはまらなくなる。・・・(中略)・・・ブラックホールでは、特異点は覆い隠されているが、超カー天体では特異点は裸なのである。・・・(中略)・・・むきだしの天井にパイプが走っているように、数学的に醜い存在が外から丸見えなのである。科学者の目から隠されることのない裸の特異点は、物理理論の適用の限界を示すとともに、「倫理的な不快感」をももたらす

(以上をもって引用部とする)

 上にては超カー天体のような裸の特異点 ―引用部にては[むきだしの天井にパイプが走っているように、数学的に醜い存在]とも定義されている― を伴っている存在を薬籠中のものに出来れば、

[(宇宙自体を超カー天体と化さしめることが要されるような書きようでもあるが)全宇宙のどこにでも「ブラックホールに伴う脱出不可能のリスクを冒さずに」タイムトラベルすることができるようになる]

などとの表記がなされている。因果律が破れる「外から観察可能な」特異点とはおよそ上の超カー天体(と呼称されるようなもの)の存在を許すことになるのであろうと、とにかくも、筆者をはじめ門外漢にも推し量れるようになっている。

 尚、以上のような書籍 Cosmic Wormholes: The Search for Interstellar Shortcuts『タイムマシン ――ワームホールで時間旅行―― 』(訳書版元:丸善株式会社)に見る仮説上の天体 ―[超カー天体]なるもの― が
[裸の特異点]
と本然的ありようとして結びついていることの示唆は(科学考証がしっかりなされているとのことで「硬い」hardとの形容詞が付けられての)ハードSFとの呼称がなされているジャンルの小説作品、ホーキングと共に裸の特異点定理を煮詰めていったロジャー・ペンローズの故地ともなっている英国にあっての理学志向の強い作家に由来する特定フィクションの内容から「も」推し量れるようになってはいる。
 具体的にはその方面ではよく知られたハードSF分野のシリーズ作品として90年代前半から世に出されている、
『ジーリー・シリーズ』(英国人作家スティーブン・バクスター、来歴としてはケンブリッジ大学で理学系の女王とされる数学の学位を、そして、英サウサンプトン大学大学で工学の博士号を取得しているとの理学志向が極めて強い作家によってものされているシリーズ)
にまつわってのこととして英文Wikipediaに端的に次のような記載がなされていることからも[裸の特異点]というものの「宇宙を時間と空間を越えて行ったり来たりできるとの」超カー天体(と呼称されるようなもの)との関係性を端的に推し量れるようになっていもする。

(直下、英文Wikipedia[ Naked singularity ]項目にての In fictionの節にあっての現行記載内容よりの引用をなすとして)

Stephen Baxter's Xeelee Sequence features the Xeelee, who create a massive ring that produces a naked singularity. It is used to travel to another universe.

「スティーブン・バクスターのジーリー・シリーズでは[ジーリー](小説に見る宇宙最強の文明種族)が裸の特異点を産する巨大なリングを産み出しているとのありようが描かれる。その裸の特異点を伴ったリングは別の宇宙を旅するために用いられている

(引用部はここまでとする ―※― )

(※上記に見るシリーズものの小説作品『ジーリー・シリーズ』の中の特定作品(具体的には筆者もその「興味深い」タイトル、リヒャルト・ワグナーの『ニーベルングの指輪』の英語呼称たるRingと一緒であるとの理由で「興味深い」と見、その内容を精査したことがあるとのRing(邦題)『虚空のリング』(1993)が該当作となる)にあってのリングが Cosmic Wormholes: The Search for Interstellar Shortcuts(邦題)『タイムマシン ――ワームホールで時間旅行―― 』に見る「宇宙を時間と空間を入ったり来たりできる」[超カー天体]の類とある種、照応するように解されるところとなっているとのことをここでは問題視している)

 裸の特異点というものがいかほどのものか、それが薬籠中のものと出来れば、人間の存在そのものを永年養殖してきただけの[手間](コスト)に余りある[効用・利益](ベネフィット)が得られると受け取れること、なんとなくにでもご理解いただけたか、とは思う。

 そして、以上のような
裸の特異点
のようなものすらもLHCにて生成される可能性が ―世間一般には権威の存するとされるところの主流物理学者に由来する論稿(イタリアの名門ボローニャ大学にての Robert Casadioロバート・カサディオという物理学者の論稿)にて― 指摘されてきたとのことがある。については下の再度の引用部を参照されたい。

(既に本稿の出典(Source)紹介の部76(7)で挙げていたところの Robert Casadioの手になる学術論稿 Can black holes and naked singularities be detected in accelerators?『ブラックホールらと裸の特異点は加速器によって検知されるか?』にあっての冒頭部よりの「再度の」原文引用をなすとして)

Further, if the total charge is not zero, we argue that naked singularities do not occur provided the electromagnetic field is strictly confined on an infinitely thin brane. However, they might be produced in colliders if the effective thickness of the brane is of the order of the fundamental length scale (~TeV-1).

「さらに言えば、仮にもし総電荷がゼロでなければ、極めて薄い膜にあっての電磁場が厳密に制限されていない限り[裸の特異点]は生じない。 しかしながら、それら(ブラックホールの裸の特異点)はもし有効的な膜の厚さが最小長単位 (TeVのマイナス一乗/TeVの逆数)のオーダーに達するのなら粒子加速器によって生成されうる

(訳を付しての引用部はここまでとする)

出典(Source)紹介の部118はここまでとする)


 以上述べたようなことがあるゆえ、

[人間存在がトロイアの木製の馬にて滅せられる寓意]

とワンセットになっていると解される理由について先立って詳述なしてきたLHC実験(あるいはそのさらにもの発展型の粒子加速器を用いての実験)にて

[裸の特異点](のようなもの)

がこの世界に生成されるのならば、それはまた、それにまつわるところのここでのホワイダニットの推理も正しいことたりうることと同義となる (この場合、おおよそ当てにならぬとの推論の式、二重の仮定、[もし粒子加速器がトロイアの木製の馬として構築されているのならば][もし裸の特異点が生成されるのならば]との二重の仮定を置いているわけ「ではない」と述べても差し障りないと思う。すなわち、ここで問題となる仮定は二つではなく一つのみ、[薬籠中のものとしての裸の特異点が生成されうるのならば、]だけである(と当然に判じられるようになっている) ――※思考を掌握されている人間らを手駒として操っての遠大な目標がそこにあることが歴然としている、そして、LHCに執拗にトロイアに通ずる寓意が付与されているとのこともが歴然としている(そこまで本稿にては具体的根拠を山と呈示しながら仔細に解説している)、といった中でLHCで[裸の特異点]が生成される可能性が(実際にそれが当を得ているかどうかは置き)現実視されているのならば、問題となるのは(実現の可能性が述べられているところの)[裸の特異点]の実現と応用の可能性にまつわる仮定だけである―― )

 これにて取りあえずもってして

 ブラックホールやワームホールの生成によって

こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでものこの世界への侵出)をなす

(あるいはもってして)

裸の特異点を安全地帯から[ガラス越し科学実験用のゴム手袋 ―要するに我々人間存在がそうしたものへとしつらえられてしまっている節あるありよう― ]を介して生成して、それを用いて空間と時間の中での覇権の確立をなす

とのことが企図されていうるとのこととてありうるように「見える」ようになってしまっている

とのことにまつわるホワイダニットの問題 ―本稿にて厭となる程にもの指し示しをなしてきた執拗な意思表示(を伴う犯罪的やりよう)の背面にある「何故そうもしたのか」の問題― に関わるところの[推理]を終える。

 さて、ここまでにてホワイダニットの問題に関わりうるとして呈示してきた各点ら (「誰が見ても異論など生じえもなかろうとの重要なことはよりもって先立っての段までにて論じ尽くしている」と明言・強調しての中で「重要な指し示しを既になしているともって任ずる者として[節義]の問題として取り上げることにしたに過ぎぬ、いわばもってしての付録としての話である」 と申し述べ、の上で、[推理]Guessに留まっての事柄らとして呈示してきたとの各点ら) 、すなわち、


[オメガポイントの実現]

[こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでものこの世界への侵出)]

[裸の特異点の機序を利用する仕組みの確立]


にまつわってのことらは「相互に連続性が観念される」ところがある(ので、についても取り上げておく)。

 まずもって上記の事柄らは全部が全部、

[ブラックホール(の類)の利用に関わっている]

と想定されるものであるとのことがある。

 またもってして述べるが、

[一つの目標の実現が他の目標をも付随的に実現するものたりうる]

とのこと「も」ある。

 例えば、入り口となったブラックホールと地球そのものを[橋頭堡]にし、

[よりスケールの大きい破壊と再生のためのオペレーション]

が企図されているといったこととて想起されるところである。

 ワームホール越しやカー・ブラックホール越しに超極微機械を送り込む(の際、地球が壊されぬのならば[脳を完全破壊して生体部をナノマシンに置き換えての人間の肉体]のみ一世代だけ利用するとのこともありだろうとはレイ・カーツワイル著作にて紹介されている未来予測を交えて先述なしたことである)とのことを第一段階としてやり、次いで、[旧世代の操り人形(現行人類)を用いてはおよそ実現できなかったこと]を実行しようとする、そう、第二段階としてオメガポイント実現や裸の特異点のためのより強力な装置や仕組みが一挙にこの宇宙で構築されだすとのありうべきオペレーションのことも観念される)。
 同様のことに通ずるところとしてはこの世界を破壊してまずもってオメガポイントを実現する(先述の[ティプラー主張内容]を暴力的に招来することを想起すれば、地球を破壊してビッグクランチの特異点の如きものを招来する中で世界そのものを再現するコンピューティングを実現する)とのことをなし、の上でそこに向けて、別世界(ここではない別のマルチバースの中の世界かもしれない)の自分達の実体を転送するための介入者の試行がなされていくのならば、それはまた、[この世界(「だった」もの)への進出]と[オメガポイントの実現]が表裏をなしていることと同義かと思う。

 無論、「極めて荒唐無稽.」(あるいは最大限好意的にとらえられても「気宇壮大にすぎる」か)としか[条件付けされた思考]には受け取られないような話であるのは論を俟たないが、
「再三再四繰り返す」(そうする必要がある認識に駆られて三度目の繰り返しをなす)
ところとして、

[それ単体で呈示されれば「悪くて印象論、良くて興味深い科学予測にまつわるトピックにすぎない」(であるから[変化]をきたす余地など何らなくそうした話をなすことにさして意味は無い)と見做されるであろうとの(表記の如しの)話、そこに通ずることが

【「はきとそこに存在していると摘示できるようになっている」人間存在の尊厳を愚弄・軽侮しきっての質的犯罪行為の束】 (家畜(種族)に尊厳はないとの行為者観点のことは抜きにし、の中には、先立って述べたように見立て殺人、 Ritualistic Murderでもいいが、[特定の意図意思を明示するためだけに多くの人間を殺していると判じられる行為]さえもが含まれている)

と結節するようになさしめられている節があり、その判断材料が幾重にも渡って呈示できるようになっている]

とのことになれば、そうした話をなすことには意味があることになろう ―少なくとも「本来的には」そうなって然るべきところであろうとの式で意味があることになろう― (:偽りだらけの世界で中途半端にその言いまわしを強くも鼻につくように用いれば頭の具合のよろしくはない者達か、屑のような欺瞞の徒輩らのやりようであると見られもしようとの言葉、それを敢えても用いれば、[ジャーナリズム性がある]、でもいい ―筆者は[ジャーナリズム]や[ジャーナリスト]などといった言葉、誰でも自由意思さえあるのならば即座に[紛い物としての性質]を呈示できる(だが、それをやろうとする人間存在がほとんど目につかない)との[嘘で造ったこの世界]([忌まわしい畜舎]と判じられる世界)でのそうした言葉には反吐が出るような汚いものとの心証しか抱いていないのだが、そうもしたことは置いての話をなせば、である― )。

 以上、極々皮相的なかたちで述べもしたような式で


[オメガポイントの実現]

[こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでものこの世界への侵出)]

[裸の特異点の機序を利用する仕組みの確立]


との各点にまつわる話にも接合するようになっている ―つい直上の段までにてそのための説明をなしてきたとのところである― からこそのここでの話でもある。

 そして、(ご存知なきの方が過半であろうが)、この世界には

オメガポイントの実現

などが企図されているとのこととて「諾(うべ)なるかな」(ああもっともなことだろうよと響く)と思えるような狂躁的なる(俗な言葉で言えば、「ハイになった」)米国論客達による「人間レベルの」、

人を食ったような申しよう

 ―オメガポイント実現(全能なる機械の神による不死の実現)やブラックホールの工業的利用、そして、宇宙の制覇を一緒くたにしたようなものとして― 80年代よりなされてきたとのことがあり、そこからして[かぐわかしい臭い]がついてまわっているとのことまでもがある ――※80年代(かねてよりオメガポイントに通ずる主張をなしてきた物理学者フランク・ティプラーがオメガポイントについての理論の精緻化をなした(本稿にて既述の)問題著作 The Physics of Immortality『不死の物理学』を発表した1994年に先立つ80年代後半)からして米国のある種、狂躁的なる論客らによってそうした申しようがなされていたとのことがあり、また、そうした申しようにまで[後にて具現化した嗜虐的やりようとの接合性]を観念できるようになっているとの知識が色々と調べてきたこの身にはある―― 。

 同じくもの点についての解説をこれよりなす。

 まずもって下の引用部を参照されたい。

(直下、エド・レジス( Ed Regis/先端科学分野の研究・著作にて名を馳せている米国著述家)の手になる原著1990年初出の著作 Great Mambo Chicken and the Transhuman Condition: Science Slightly over the Edge(の訳書『不死テクノロジー』(邦訳版版元は工作社という出版社))にての9章[みんな愉快にやろうじゃないか]454から455ページの内容を掻い摘まんで引用なすとして)

 一九八七年キース・ヘンソンは「はるかな縁(ファー・エッジ)」委員会を創設した。このグループの唯一の目的は、遠い未来のいつの日か天の川のはるか向こうで、転送(ダウンロード)された「複数の自分自身」の大群が集おうという、「はるかな縁パーティ」の計画をはじめることにあった
 ヘンソンがこれを思いついたのはほかでもない、彼自身は無限に生きつづけるにせよ、コピーがたったの一つしかないのでは、銀河系旅行などとうていできはしないと悟ったからである。彼は永遠に生きつづけるかもしれないが、銀河系の方は永遠というわけにはいかないからだ

「われわれの銀河だけでも星が一〇〇〇億から二〇〇〇億あるんだ」とヘンソンは言った。「ナノテクの助けがあるにしたって星系一つを訪れるのには、星間の道のりにかかる時間ぬきで、どうしても一、二年はかかる。面白そうな天体はそうそう永つづきはしないから、それを全部次つぎと訪ねることなど、どだい無理にちがいない。ほとんどみんないずれ燃え尽きてしまうような、小さな星の塊を調べるのに長い時間をかけるのはまっぴらだしね。」
・・・(中略)・・・
 これこそがキース・ヘンソンの今から一〇〇万年そこそこという「近い」将来の旅行計画だった一見いかにも大げさな方法のように見えるが、この転送(ダウンロード)の時代、ことに頭のよい連中がみな自分のコピーをたくさん作って保存しているこの時代には、ただ単に自分の「余備」コピーを作り、アセンブラーの作った恒星船にのせて創造の果てへと送り出せばいいのだ。そうすればその転送(ダウンロード)された補助的な心は、好きなときに気に入った新しい星系に止まっては、暇なときにはもっとそれ自身や宇宙船のコピーを作って、その隣近所の太陽系に送りだし、そこでまたこの過程を繰り返すというわけである。新しい宇宙船を作るのも、何でもほとんどただでいくらでも作れるこの進歩した「過ナノテク時代」なら、わけのないことだ。

(引用部はここまでとする ―※― )

(※表記引用部に見る[異質・異様なる言行]の背景事情としてはキース・ヘンソンという男が
[復活を企図しての脳の冷凍保存(いわゆる[クライオニクス])推進団体]
の主たる関係者となっていることが影響していること、後の段で解説する。
 尚、キース・ヘンソンがナノテクによる銀河植民といったアイディアについて言及しえた背景には同男が(出典(Source)紹介の部20-3にて紹介しているような)ナノテク概念の開拓者として認知されているエリック・ドレクセラーらと
[L5協会]
という組織(宇宙移民構想を熱烈に推進しようとの論客ら・科学者らがさながら梁山泊の観を呈しもしているとのかたちで集まり、かつて勢いをもっていた米国言論団体)を通じてつながりがあったからであると思われる)

(続いて直下、同じくものエド・レジスの手になる原著1990年初出の著作 Great Mambo Chicken and the Transhuman Condition: Science Slightly over the Edgeの訳書『不死テクノロジー』の序章[世紀末のマッドサイエンティストたち]25ページの内容を引用なすとして)

 一九八六年すでに天文学者ジョン・バロウと、数理物理学者フランク・ティプラーは、ずばりそのとおりのことをオックスフォード大学出版局の共著『人間的宇宙論原理』のなかではっきり言っているのである。さてそのオックスフォード大学出版局は、出版史上もっとも慎重かつ保守的な出版社として世に知られる正当派のはずなのだが、どうしたわけかそれとこれとは関係がなかったとみえる。とにかくバロウとティプラーはその本の巻末に、
遠い未来「人類がすべてを成就したあかつき」
の「オメガ・ポイント」には、どのようなことが実現するのか、彼らの信念を述べている

そのオメガ・ポイントに到達したその瞬間、ただ一つの宇宙のみならず、理論上存在可能な限りの宇宙内の、物質および力のすべてを、支配するものとなっているはずである。生命は、理論上存在しうる全宇宙の全空間領域全体に広がり、理論上獲得できる全知識を含む、無限量の情報を格納(ストア)しているであろう」と彼らは言う

(引用部はここまでとする)

(さらに直下、同じくものエド・レジスの手になる原著1990年初出の著作 Great Mambo Chicken and the Transhuman Condition: Science Slightly over the Edgeの訳書『不死テクノロジー』の8章[不可能という言葉は死んだ]408ページよりの引用をなすとして)

 バロウとティプラーの『人間的宇宙原理』によると、オメガ・ポイントに達するや知的生命は、たちまち「そのオメガ・ポイントに到達したその瞬間、ただ一つの宇宙のみならず、理論上存在可能な限りの宇宙内の、物質および力のすべてを、支配するものとなっているはずである生命は、理論上存在しうる全宇宙の全空間領域全体に広がり、理論上獲得できる全知識を含む、無限量の情報を格納(ストア)しているであろう」。
 かくてエリック・ドレクセラーのような人間が、物質構造を完全にコントロールする力を人類に与え、ハンス・モラヴェックは人間をほとんど全知全能の茂み(ブッシュ)ロボットに作りかえ、デイヴ・クリスウェルは産業星や養殖ブラックホールの作り方を教えてくれ、エリック・ジョーンズとベン・フィニーが、母なる自然自身の使う星間旅行を示してくれた今、科学者たちはもう、バロウとティプラーの全プログラムを成就するに必要な知識は何であるか、ほとんどわかってしまったようなものだった
。なるほど野心的な考えかもしれないが、それが不可能であるとする理由などみじんもなかったのである。バロウとティプラーの予想は、どれ一つとして既知の自然法則に反するものはなく、しかも魔法や神秘主義などに頼るものでもなかった。むしろそれとは逆に、彼らが想い描いたものはすべて、まったく自然でありふれた科学の発達によって、すらすらと無理なく成就できるものばかりのようにみえた

(引用部はここまでとする)

(さらに続けもして直下、同じくものエド・レジスの手になる原著1990年初出の著作 Great Mambo Chicken and the Transhuman Condition: Science Slightly over the Edgeの訳書『不死テクノロジー』の8章[不可能という言葉は死んだ]473から474ページよりの引用をなすとして)

生命は一宇宙に限らず、理論上存在しうるすべての宇宙のなかのすべての物質と力を司り、理論上存在可能な宇宙のすべての宇宙のすべての空間に拡がって、理論上得ることのできる知識のすべての断片を含む無限の情報を記憶しているはずだ」といった、あのバロウとティプラーの予言どおりになる日も間近い。
 かくなるうえはもう何もすることはない。ただくつろいで楽しい時を過ごすだけのことである

 キース・ヘンソンはしばらくのあいだ、「最後の陽子クラブ」を結成しようかと考えた。会員は集って最後の陽子が崩壊するのを見物する(むろんそれがみつけられたらの話だが)というものである。「まあこうなると問題もなくはないね」と彼は認めた

・・・(中略)・・・
 キース・ヘンソンの信念は「問題はすべて解決できるものだ」という一語に尽きる。だからそっちは放っておいて、キースとその仲間は時間とエネルギーが許す限り、もっと急を要する問題の「はるかな縁」パーティの計画に専心しているのである。
「僕の知っている連中は一人残らず来ることになってる。このパーティに来る予定の人なら、一〇〇〇人は知ってるよ」とキースは言う。
 そのパーティのころには、その一〇〇〇人は転送(ダウンロード)だのコピーだの分裂だので何兆という人数に増えているはずだから、企画上かなりの問題が生じるのは目に見えている

「もしパーティが大きければ、オードヴル用の豆のディップだけでブラックホール一個ぐらいできるだろうな。」(パーティ企画者のあいだではこれは「豆ディップ・カタストロフィー」と呼ばれているが)もう一つの悪夢的問題は、三人に一人はキース・ヘンソンということがあり得ることだ。「おまけに五〇〇万台の宇宙船をどこに「駐船」すればいいんだろうな?」と彼はつづけた「それにこんな大規模なパーティをやれるような大ホテルが見つかるかどうか?という問題もある」。

(引用部はここまでとする)

 上にて引用なしたのは

[1980年代後半に取り上げられていた[不死不滅の宇宙支配種族に人類が変ずる]ことにまつわる識者ら申しようを紹介した特定著作の内容] (より具体的には Great Mambo Chicken and the Transhuman Condition: Science Slightly over the Edgeとの著作に見る[冷凍保存運動の旗手として自身の脳の冷凍保存後、遠未来にて復活、遠未来テクノロジーでソフトウェア生命体化して全宇宙に不死身となった自身のクローンを播種しようとの「人間レベルの」夢想家 ―キース・ヘンソン― の言動]を紹介した部)

となる ――※引用元著作 Great Mambo Chicken and the Transhuman Condition: Science Slightly over the Edge『グレート・マンボ・チキンと人体改造のありよう;幾分、縁から外れてしまった科学』(邦題『不死テクノロジー』)は[行き過ぎた領域]に足を踏み入れてしまっている科学者らおよび識者ら言い分・論調が軽妙、飄々としたユーモア溢れる筆致で半ば揶揄するように紹介されている(ニューヨーク大で哲学の博士号を取得しているとの文系人間的な臭いがするものの非常に調査・研究に力を入れている節が窺えるとのエド・レジスによって紹介されている)との著作となっている。因みに原題タイトルにみとめられる[グレート・マンボ・チキン]とは[絶えず回転する遠心分離器]の中で人工的に用意された高重力環境(ハイG環境)にて実験的に何代にもわたって養殖されたチキンのことを指す。それらチキンが遠心分離器から降り立ったとき、[通常の環境下ではありえないが如きに筋骨隆々としたチキン](著者エド・レジス曰くのところとして「一体全体、何の役に立つのか意味不明なるグレート・マンボ・チキン」)になっていたと紹介されもしており、同書籍タイトルは詰まるところ、そうもした人為的ハイG環境下でのグレート・マンボ・チキンが如きものへの変化変容を[人間改造(トランス・ヒューマニズム)に拘る者達のある種狂躁的なるありよう]と結びつけて、揶揄するものとなっている―― 。

 以上、特定書籍( Great Mambo Chicken and the Transhuman Condition: Science Slightly over the Edge )よりの直上引用部それ自体に如実にみとめられるところとして

[フランク・ティプラーおよびウィリアム・バロウの両科学者がものした書籍 The Anthropic Cosmological Principle『人間的宇宙論原理』(オックスフォード大学出版局刊行)に認められる[(オメガポイント的状況に至った暁には)生命はひとつの宇宙に限らず、理論上存在しうるすべての宇宙のなかのすべての物質と力を司り、理論上存在可能なすべての宇宙のすべての空間に拡がって、理論上得ることのできる知識のすべてを含む無限の情報を記憶・活用しているはずだ]との主張]

[キース・ヘンソンという論客(下に引用なすように「死後、脳を凍らせてナノテクでの復活を企図する」[人体冷凍保存]団体の運営陣にしてL5協会という団体の発起人でもあるとの論客)の狂躁的に響くとの申しよう ――[自分の分裂する無数のコピーら(ナノマシンと精神転送技術を駆使して生み出したコピーら)を星々の世界に播種して銀河の植民地化を進め、挙げ句にどんちゃん騒ぎをやろう]などといったことを(普通人には「どこまでおどけているのか(何の冗談だ)?」「正気なのか」としか受け取れぬかたちで)前面に押し出しているとの申しよう―― ]

らが結びつけられている。

 詰まるところ、それは今を去ること、数十年前の「80年代後半 ―本稿の前半部、出典(Source)紹介の部20-3の部にても問題たることに関わるとの認識で取り上げもしていたとのところ、[科学者エリック・ドレクスラーが1986年にナノテク関連のエポックメイキングな書とされる Engines of Creation: The Coming Era of Nanotechnology(邦題『創造する機械』)を世に出した]との1986年に続く1987年― からして

オメガポイントの実現

ナノテクノロジーの活用による種族の種子の播種と宇宙の植民

の二つの観点が結びつけられていたとのことと同義でもある(: Great Mambo Chicken and the Transhuman Condition: Science Slightly over the Edge『グレート・マンボ・チキンと人体改造のありよう;幾分、縁から外れてしまった科学』(邦題『不死テクノロジー』)をものした著述家エド・レジスの弁を(注記を付しつつも)再度引けば、それは(再度の引用をなすとして)「かくてエリック・ドレクセラーのような人間が、物質構造を完全にコントロールする力を人類に与え(本稿にての注記:ここで取り上げられているエリック・ドレクセラーは本稿前半部にての出典(Source)紹介の部20-3を包摂する部で紹介しているようにナノテク・コンセプトの提唱者として知られており、後述するところの[L5協会]という集いを通じて[遠未来に復活して自身コピーを全宇宙に播種しようとの発想法]を有しているキース・ヘンソンという男に多大な影響を与えたとされる向きとなる)、 ハンス・モラヴェックは人間をほとんど全知全能の茂み(ブッシュ)ロボットに作りかえ、デイヴ・クリスウェルは産業星や養殖ブラックホールの作り方を教えてくれ、エリック・ジョーンズとベン・フィニーが、母なる自然自身の使う星間旅行を示してくれた今、科学者たちはもう、バロウとティプラーの全プログラムを成就するに必要な知識は何であるか、ほとんどわかってしまったようなものだった。なるほど野心的な考えかもしれないが、それが不可能であるとする理由などみじんもなかったのである。バロウとティプラーの予想は、どれ一つとして既知の自然法則に反するものはなく、しかも魔法や神秘主義などに頼るものでもなかった(再度の引用部はここまでとする)といったものとなっているとの言いようでもある)。

 同じくものことに関しては、ただしもってして、

ナノテクノロジーの活用による種族の種子の播種と宇宙の植民

(別の時空間への扉の存在の活用を企図しての) 
こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでもの「他」世界への侵出)]

とのことらまでもが80年代後半より結びつけられていたとのわけではないのだが(そちら背景としては[80年代後半よりキップ・ソーンによって煮詰められた通過可能なワームホールの観点]と[通過可能なワームホールの先へのナノマシンを用いての植民との発想法]がまだ十分に深化させられていなかったことがあるとの見方はなせる)、 ただし、それら

ナノテクノロジーの活用による種族の種子の播種と宇宙の植民

[こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでもの「他」世界への侵出)]

もまた「後に」科学予測にて濃厚に結びつけられるようになりもしている (:[通過可能なワームホールの先にナノマシン(としての種族再生産の種)を播種する]との科学予測がいかようになされているのかの引用を先立って書籍 Parallel Worlds; A Journey Through Creation,Higher Dimensions and the Future of the Cosmosよりなしているとおりである ――尚、本稿の前半部では70年代に刊行された特定小説が(分子アセンブラとの概念と結びついたナノテクノロジーの概念自体が確立しておらず、また、通過可能なワームホールにまつわる科学予測なども出されていなかった折柄ながらも)極めて奇怪な式で同じくものことにまつわっての予言染みた言及をなしているとのかたちで存在している、すなわち、特定小説作品が[往時(70年代)の粒子加速器出力よりも今日のLHCに200倍超のスケールで近しいとの欧州加速器を登場させて、それとブラックホール生成を隠喩的に繋ぎ合わせるような式での筋立て]を伴っての極めて奇怪な式で同じくものこと(ワームホールやカー・ブラックホールの如きものに極小化された種子を送り込む)にまつわっての予言染みた言及をなしているとのかたちで存在していること「をも」問題視しているのだが(本稿前半部の出典(Source)紹介の部20-3らを包含する1974年初出小説 Adrift Just off the Islets of Langerhans:Latitude 38°54'N, Longitude77°00'13W『北緯38度54分、西経77度0分13秒 ランゲルハンス島沖を漂流中』の先覚性を扱った部位で詳説を講じていることとなる)、 そうもしたこと(異常異様なる先覚性を体現しての文物が存在しているとのこと:文献的事実にまつわっての極めて重要なる事柄)とここでの話(常識レベルの科学予測の変遷を扱っての話)は質的に異なるものであること、断りもしておく―― )。

 そうもなった、後の日にあって[ナノテクノロジーの活用による種族の種子の播種と宇宙の植民]と[こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでもの「他」世界への侵出)]との科学予測にての結びつけがなされるようになったとのことを顧慮すれば、である。

 ここまでホワイダニットの問題との絡みで解説をなしてきた、


[オメガポイントの実現]

[こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでもの「他」世界への侵出)]


とのそれぞれの要素が ―[ナノテクノロジーの活用による種族の種子の播種と宇宙の植民]を介しての間接的とは言えるかたちでながら― 80年代から「結びつけられる潜在的素地があった」と受け取れるとのことともなる(1986年には既にナノテクノロジーの活用による種族の種子の播種と宇宙の植民オメガポイントの実現とは部分的に結びつけられる素地はあった、だが、ナノテクノロジーの活用による種族の種子の播種と宇宙の植民こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでもの「他」世界への侵出)]とはいまだとは結びつけられていなかった、それが結びつけられるようになったのは少し後のことである、とのことがある中で、である)

 といったかたちで[何故、犯行をなしたのかの動機としてありうることら](今まで解説してきたことら)それぞれの近接性 ―それはまた[ブラックホール(の特異点)を利用した[成果]として語られる事柄ら]の間に横たわる近接性でもある― が指摘出来るようになっている、であるから、よりもって[目的が同じくものところへ収斂している]と見え、問題となる(ととらえられもする)とのことになる。

 犯罪的行為の動機たりえると自然に見えるようになっている事柄らが複数ありもし、それら複数の事柄らの間「にも」結びつきが観念されるのならば、[犯行主体の強い意志の介在]や[犯行主体の動機にまつわる推論の「重み」]がより一層強くも感じられもする、と筆者としては述べたいのである(※)。

※先立っての段では物理学者フランク・ティプラーのオメガポイント理論にまつわる物言い(一面で似非科学の傑作であるなどとされる一方である種、エポックメイキングとされる物言い)についてそちら物言いが

永劫回帰思想との結節点
ナチス・ドグマの強否定との観点
粒子加速器実験機関の特異点(ブラックホール)生成問題への「先覚的」言及

との観点でいかように問題になるかについて細かくも指摘してきたのだが、の絡みでは同じくものオメガポイント理論との絡みで問題となる」[ブラックホール生成をなしうると判じられるに至った粒子加速器実験にあっての特性]

際立って特徴的な犯罪的メッセージ 

と接合しているとのことの重要性を取り立てて問題視しもしていた (:そちら本稿の先だっての段で問題視しているとの際立って特徴的な犯罪的メッセージ、(物理学者ティプラーのナチス・ドグマの否定、そして、同ティプラーの粒子加速器による特異点生成の先覚的言及とのやりように関わりもしているものである)[粒子加速器実験にあっての特性]に通ずる際立って特徴的な犯罪的メッセージとはトロイアの木製の馬に関わる寓意を「それ自体意味性を多層的に帯びている」911の事件と露骨に通底するところで具現化なさしめているとのメッセージとなる。複雑な話ともなり、筆者至らなさもあって短くも摘要伝えることだに一難儀であるとのこととなるため、理解が至っておられぬとの向きであり、なおかつ、確認の必要ありと考えられているとの向きには先行するそれ絡みの委細表記部を精査いただきたいのだが、極々端的に記せば、それ(際立って特徴的な犯罪的メッセージ)とは小説『コンタクト』における側面設定に多層的に具現化を見てとれるとのものとなりもし、マンハッタン計画を導き出したナチス躍進(の象徴)を地上にての特異点の現出と繋げているとの要素】【トロイア崩壊の寓意を「濃厚に」帯びている(識見伴った向きが精読をなして特定関係性を捕捉した場合にのみ理解出来るところながらも「濃厚に」帯びている)との要素【911の予見的言及をブラックホール・ワームホール関連の描写でなしての要素との各要素らをひとところに結線させているとのものとなる)

 他面、本稿ではまたもってしてブラックホールやワームホールの類を用いてのその先の世界への進出]といった特性を文献的事実として伴っての事柄ら(ワームホールや異界の扉といったものと結びつく大衆向け文物等々)(直上言及の)「ティプラーのオメガポイント理論の絡みで問題となるところとはまた別の対象を媒介項にして

際立って特徴的なる犯罪的メッセージ

と接合していることを問題視しもしてきた (:そちらの特徴的なる犯罪的メッセージもまた911の事件発生にまつわる先覚的言及およびトロイア崩壊にまつわる特性との要素らに関わるものとなりもする ―いくつもの911の先覚的言及作品らが[異界との扉]と結びついている等等― )

 ここで整理のためにティプラーのオメガポイント理論にまつわる問題を便宜的に[A問題]とし、そこにて指摘できる先覚性を[A先覚性]と試みに表してみる。
 他方、[ブラックホールやワームホールの類を用いてのその先の世界への進出(の科学予測)]にまつわる問題を便宜的に[B問題]として、それにまつわって指摘できる先覚性を[B先覚性]と試みに表してみる。[A問題およびA先覚性]と[B問題およびB先覚性]は(相互に重なり合う側面もあるものの)別個独立の論点として成りたつとのものとなる。

 といった中で[次のような「複合的」関係性]が指摘できるのならば、それらと通ずるところの恣意性がよりもって明確性を帯びてくる...そういう話をここではなしていると理解いただきたい。

A問題・A先覚性→(関係性が顧慮されるだけの事情が「ある」)→[[911の事件の先覚的言及]を[トロイア崩壊に通ずる側面]を伴ってなしているとの側面]←(関係性が顧慮されるだけの事情(他の媒介項)が「ある」)←B問題・B先覚性 

(よりもって単純化させれば)

A問題・A先覚性→(相互に関連性を観念できるだけの「際立って特異なる」共通項が(一見にして異なる方向性・媒介項から)導出されているとの側面)←B問題・B先覚性

 以上の「複合的」関係性が摘示可能なるがゆえに、

[オメガポイントの実現]
[こことは異なる空間との垣根の破壊(そして、それに次いでもの「他」世界への侵出)]

との要素双方に伴う[犯行主体の強い意志の介在]が「より一層」観念させられることになる

 直上直近まで訴求してきたようなことがあることに加えて、である。以下のこともまた問題になる(と本稿筆者は然るべき理由あってとらえている)。


[キース・ヘンソンという向き ――直上引用なした Great Mambo Chicken and the Transhuman Condition: Science Slightly over the Edge(直訳すれば『グレート・マンボ・チキンと人体改造のありよう;幾分、縁(ふち)からはみ出してしまった科学』となるところを『不死テクノロジー』とよりもって分かり易くものタイトルが付されての訳書が出ているとの書籍)に紹介されているその表されようを引くならば、[「はるかな縁(ファー・エッジ)」委員会なるものを創設、そちらグループ唯一の目的として遠い未来のいつの日か天の川のはるか向こうで、転送(ダウンロード)された「複数の自分自身」の大群が集おうという、「はるかな縁パーティ」の計画を企図しもしている]との向き―― が「元は、」と言えば、[L5協会]との団体を草の根活動から設立したとの者となり、宇宙移民を積極推進していたことでも知られるキース・ヘンソン設立の同団体(L5協会)関連人脈から八〇年代米国にて[人体冷凍保存]と[遠未来復活]と[オメガポイント「的なる」万能化のポイントへ向けての躍進]を特徴とする一連の思考様式が「一層」深化を見ていった]

とのおおよその流れがありもし、その流れが[特定の命名規則を介してのつながり]より長大なる本稿にあって主筋として問題視なしてきた事柄らと接合しもしまさしくものその繋がり合いに関わるところで軽んじざるべからず事物間の結びつきが浮かび上がってくるとのことがある


とのこと「も」問題になる(のでその点についての解説をこれより事細やかになす)。

 ここまでの話に勝るとも劣らぬとのややこしい話とはなるのだが、まずもって(直上言及の)[L5協会]という団体がいかようなものかについての説明を「引用方式にて」なすことからはじめる。

(直下、和文ウィキペディア[L5協会]項目にあっての現行記述内容より掻い摘まんでの引用をなすとして)

L5協会とは、ジェラルド・オニールの宇宙移民のアイデアを広めるべく、1975年に Carolyn Henson(キャロライン・ヘンソン)と Keith Henson(キース・ヘンソン)が設立した団体であるその名称はオニールが描いた巨大な回転するスペースコロニーを設置する場所として候補にあがっている L4 および L5 のラグランジュ点から来ているL4/L5 は地球と月から同じ距離で月の軌道上にある重力的に安定した地点である。L5(またはL4)に置かれた物体は、燃料を消費せずにその場に留まり続けることができる。一方、L1/L2/L3は完全に安定ではなく、その場に留まるには燃料を消費する。
・・・(中略)・・・
Hensonらは1975年8月にL5協会を設立し、9月には最初の4ページのニューズレターを上記会議で登録した人々とオニールのメーリングリスト参加者に送付した。その中には後に大統領候補となった Morris Udallからの応援の手紙も入っており、「我々の最終目標は協会の全体集会をL5で開催することだ」と書いてあった
・・・(中略)・・・
1986年、協会の会員数は1万人に成長していたが、25000人の会員を有する米国宇宙研究所 ( National Space Institute ) と合併した。米国宇宙協会はアポロ計画などで知られるロケット工学者ヴェルナー・フォン・ブラウンが創設した組織である。合併後は米国宇宙協会 ( National Space Society ) と改称している
・・・(中略)・・・
L5協会は宇宙移民という目標を達成できなかったが、同好の士が集まるシェリングポイントとしての役割を果たし、そこから後にナノテクノロジー、ミーム学、Extropianism、人体冷凍保存、トランスヒューマニズム、人工知能、テザー推進などの分野で活躍する人々を輩出した。例えば、K・エリック・ドレクスラー、ロバート・L・フォワード、ハンス・モラベックなどが有名である

(引用部はここまでとする ―同じくものことは英文Wikipedia[ L5 Society ]項目により詳しくも紹介されている― )

 上にての極々基本的なるところ(たかだかものウィキペディア記述)から引用なしたところにその通りのものとして記述されているように[L5協会]とは

「キース・ヘンソン( Keith Henson )とその妻キャロリン・ヘンソン( Carolyn Henson )の夫婦が1975年にジェラルド・オニールの宇宙移民構想を広げるべくも設立した団体にして」
最盛期には会員数が10000名に到達し
同団体を通じて親交があった向きらからナノテクノロジーのアイディア、人体冷凍保存のアイディアなどの分野で活躍する向きらが世に知られることになり(直上引用部ではナノテクノロジー分野の旗手であるエリック・ドレクセラー人工知能分野で有名なハンス・モラヴェックテザー推進のアイディアで有名なロバート・フォワードの名が挙げられている)」
「最終的にはL5(後述するところのラグランジュ点というものの一つをなすものでスペース・コロニー設置の好適地とされている宇宙空間上の特定領域)にて会合を開く、すなわち、スペースコロニーで会合を開くことを目標としていた」

との団体であることが知られている ――人類が宇宙空間への夢、種族の洋々たる未来に夢を馳せていた(あるいはその時代の人間がそういうスタンスを臆面もなく前面に押し出すことが良しとされていた)とのいかにもな70年代から80年代の団体らしい特性ではある―― 。

 ここで先に話を進める前提として述べるが、以上のような団体の設立者キース・ヘンソンが

[自分の分裂する無数のコピーら(ナノマシンと精神転送技術を駆使して生み出したコピーら)を星々の世界に勇躍させて銀河の植民地化を進め、挙げ句にどんちゃん騒ぎをやろう]

などとの一見にして[冗談か](あるいは[然にあらずんば...])といった[何も前提知識がない向き]には受け取られるような主張をなしだした背景には同男キース・ヘンソンが
[人体冷凍保存運動の活動家]
へと変じていったとのことがある(:冷凍保存にて死んだ後、解凍されて復活すれば、人類が高みに行き着くところまで行き着いた時代に復活、によって、ナノマシンを外骨格とする電脳生命体と化して、アメーバよろしく分裂しながら(正確には自己のソフトウェア人格を「コピー」しながら)悠久の時間をかけて宇宙を旅することができるようになるなどとの発想の伝道者へと変じていったとのことがある)

 キース・ヘンソンという人物が人体冷凍運動の推進者に変じていったとの点については次に引用するような言われようがなされている。

(直下、英文Wikipedia[ Keith Henson]項目にあっての[Cryonics]の節の現行記載内容よりの引用をなすとして)

In 1985, having been convinced by Eric Drexler that nanotechnology provided a route to make it work, Henson, his wife, and their two-year old daughter signed up with Alcor for cryonic suspension. Henson's daughter was the youngest member ever signed up to Alcor. Following the Dora Kent problems, Henson became increasingly active with Alcor. After Alcor had to freeze their chief surgeon, he learned enough surgery to put several cryonics patients on cardiac bypass. He also wrote a column for Alcor's magazine, Cryonics, for a few years. Henson persuaded Timothy Leary to become an Alcor Member-although Leary eventually dropped his membership.

(補ってもの訳として)
「1985年、ナノテクノロジーが冷凍保存後復活達成への道を提供するとのことをエリック・ドレクセラー(の主張なしよう)から確信させられるに至り、キース・ヘンソンおよび彼の妻およびその二歳の娘は[アルコー延命財団] (訳注:冷凍保存した人間は技術革新を経ての復活後、将来的に宇宙を目指す、ならば、インパクトのある名前を使おうとのことで北斗七星近傍のアルコルよりその名を取られたとの営利冷凍保存組織/同財団、筆者なども同団体関連内部告発著作の『フローズン』を読んでみて[研究所で飼っている猫の餌として使われたツナ缶の上に(不衛生にも)[人間の生首]が逆様に乗せられて冷凍保存されているとの写真に見るありよう]を含めて諸所で疑義呈されている同団体の特性をチェックしてみて、「存在自体が悪辣なジョークである節がある」と見るに至っている団体でもある) の[クライオニクス(冷凍人体保存)による保存処置]に関する契約書にサインした。 ドーラ・ケント問題 (訳注:アルコー延命財団が冷凍希望者として頭部切断処置した老婆ドーラ・ケントに他殺疑惑が取り沙汰されるに至り、のために、既存の人体冷凍保存行為に犯罪的側面があるのではないかと疑念視された事件のことを指す) の煽りを受けるとのかたちでヘンソンはアルコー延命財団との(歩調を共にしての)活動にますます活動的に関わっていくことになる。 アルコー延命財団がその主任外科医を閉め出さなければならなくなったとの後、ヘンソンは幾人かの冷凍保存希望者に対する心臓バイパス処理をなすのに十分な外科知識を学ぶに至る。 ヘンソンは(アルコー延命財団の機関誌たる)[クライオニクス]に年数回のペースでコラムを書いもている。 ヘンソンはティモシー・リアリー (訳注:幻覚剤を使った意識拡張などにまつわる主張をごり押ししたことで有名な米国論客) にアルコー延命財団のメンバーになるよう説得したが、結局、ティモシー・リアリーはメンバーたることを放棄した」

(訳を付しての引用部はここまでとする)

 以上のようにキース・ヘンソンは[人体冷凍保存運動](そして、それとワンセットになっての[復活(願望)成就運動])に深くも関わっているがゆえに

[[遙か未来にて復活し、そして、銀河の果てで自分のコピーらとの祝宴を開く]などとの言いよう] (ティプラーのオメガポイントに近似する状況に至った暁にまつわるところの下りとして Great Mambo Chicken and the Transhuman Condition: Science Slightly over the Edge訳書『不死テクノロジー』の8章[不可能という言葉は死んだ]473から474ページにあって表記されているところより「再度の」引用をなせば、(以下、再度の引用なすとして)そのパーティのころには、その一〇〇〇人は転送(ダウンロード)だのコピーだの分裂だので何兆という人数に増えているはずだから、企画上かなりの問題が生じるのは目に見えている.「もしパーティが大きければ、オードヴル用の豆のディップだけでブラックホール一個ぐらいできるだろうな.」(パーティ企画者のあいだではこれは「豆ディップ・カタストロフィー」と呼ばれているが)もう一つの悪夢的問題は、三人に一人はキース・ヘンソンということがあり得ることだ.「おまけに五〇〇万台の宇宙船をどこに「駐船」すればいいんだろうな?」と彼はつづけた。「それにこんな大規模なパーティをやれるような大ホテルが見つかるかどうか?という問題もある(再度の引用部はここまでとする)などと軽妙・滑稽な筆致で書き記されているようなかたちで構想されての祝宴を開く、などという言いよう)

を前面に押し出しているとのことがある(といったところに典型例が見受けられるところとして80年代後半アメリカにての論調がいかに狂躁的なものなのかは論を俟たないが、(繰り返すが)、そうもしたありようはここでの引用元のエド・レジス著述 Great Mambo Chicken and the Transhuman Condition: Science Slightly over the Edgeにあっても揶揄するように何度も何度も取り上げられもしていることである)

 さて、(そこにては[世界の垣根たるワームホールの先にナノマシンとしての種族の種を播種するとの(別文脈にて問題と見て取り上げてきた)発想]までは見受けられ「ない」のだが)、

[ナノマシンにて復活・再生していく機械の神がかった機構(の一部)]

にまでなることを望んでいる(とのスタンスをとる)男、キース・ヘンソンが設立したL5協会 ―ナノテクノロジーの旗手たるエリック・ドレクセラーの所属していた団体でもある― にその名称が冠されているとの
[L5点]
とは、そも、いかようなものなのか、(それこそが本稿ここにての話にあって問題になることであるとの認識で)、以下、世間一般での解説のなされようを引いておくこととする。

(直下、和文ウィキペディア[ラグランジュ点]項目にあっての現行記載内容より掻い摘まんでの引用をなすとして)

 ラグランジュ点(ラグランジュてん、英語: Lagrangian point(s)、ラグランジュ・ポイント、L 点とも)とは、天体力学における円制限三体問題の5つの平衡解である。
・・・(中略)・・・
 ラグランジュ点はまずレオンハルト・オイラーが1760年頃にトロヤ点以外を発見し、その後ジョゼフ=ルイ・ラグランジュが1772年にトロヤ点を見つけ、同時に解を示すための条件も緩めた。
 彼らの成果は運動方程式を解くことで理論的に得られたものだが、実際にラグランジュ点に天体が留まっている例が確認されている。
 例えば太陽と木星のラグランジュ点には数千個(以上)の小惑星がある。この小惑星群の小惑星にはトロイア戦争における英雄の名が付けられ、このラグランジュ点は「トロヤ点」、小惑星群は「トロヤ群」とも呼ばれる
 ラグランジュ点はスペースコロニーを建設する軌道の候補でもある
 ジェラルド・オニールはコロニーを地球と月のラグランジュ点に作る事でコロニーの軌道を安定させるというアイデアを述べている

 2つの物体が両者の共通重心の周りをそれぞれ円軌道を描いて回っている場合、この2体に比べて質量が無視できるほど小さな第三の物体をある速度を与えてこの軌道面内に置くと、最初の2体との相対位置を変えずに回り続けられるような位置が5つ存在する。2体の共通重心を中心としてこれらと同じ周期で回転する座標系から見ると、ラグランジュ点では2体が作る重力場が遠心力と釣り合っている。このために第3の物体は2体に対して不動のままでいることができる。各点はL1, L2, L3, L4, L5と呼ばれる
 1760年頃、レオンハルト・オイラーが制限三体問題の解として、主星と従星を結ぶ直線上にあるL1, L2, L3までの解を発見した。これらはオイラーの直線解と呼ばれる。その後、ジョゼフ=ルイ・ラグランジュが1772年に
『三体問題に関するエッセイ』 Essai sur le probleme des trois corps
という論文を発表し、オイラーの解は一般の三体問題の場合にも成り立つこと、主星・従星を一辺とする正三角形の頂点 L4, L5も解(三角解)であることを示した

(引用部はここまでとする)

(一般的・通俗的解説よりの)上引用部に見てとれるところ、

ジェラルド・オニールはコロニーを地球と月のラグランジュ点に作る事でコロニーの軌道を安定させるというアイデアを述べている

との性質から ―機序として見たうえでの(引用部の別の言いまわしをほぼ忠実に繰り返すとして)[天体力学における円制限三体問題の5つの平衡解(その地点では2体が作る重力場が遠心力と釣り合っているために第3の物体は2体に対して不動のままでいることができる、とのポイント)]としての性質から― ラグランジュ点は宇宙進出論者らが地球外への移民を企図してきた地点となりもしている、より具体的にはラグランジュ点のうちの地球と月を中心に据えて見てのL5点 (地球と月から等距離にあるとの月の軌道上の特定領域) が宇宙進出論者らがある種、聖地と見做してきた最重要ポイントとなりもしているそして、L5協会のL5もそこから名称が取られている

 そうもしたL5協会に関しては
事実上の無尽蔵のエネルギー確保の現実的手段
として有望視される Space-based solar power[宇宙太陽光発電]構想 
(宇宙空間で減損なしにもの効率的太陽光エネルギーの取得をなし、それを地球にレーザー光送信しようとの構想/何か政治的遠因でもあるのか、[化石燃料が地球温暖化の原因に本当になっているのならば]そして[人類がこのまま人口増大を続けエネルギー需要をまかなう必要があるのならば]、本来的には開発が必須のものであるはずにもかかわらず、[資金不足]から各国が開発に足踏みする傾向があると諸方面にて囁かれてきた構想) を積極推進しようとしたといった側面、そう、
人間世界に対する進歩(および安定的継続)の旗手たらんとする側面
もあったように見える
わけだが、他面、同L5協会ありように関しては
相応の寓意の問題 ―この人間世界が[根源からして欺瞞の体現物]であるならば「成程、」と納得させられもしようとの相応の寓意の問題― 
と相通ずる[嗜虐的反対話法の特質]が垣間見れる
とのこともがある。

 まさしくものその点について(問題たるところとして)これより段階的に説明を講じることとする。

 まずもって下の図をご覧頂きたい。

 図はウィキペディアにての[ラグランジュ・ポイント]関連項目、[L5協会]関連項目にてもその位置関係が図示されているラグランジュ点 ―くどくも述べれば、[天体力学における円制限三体問題の5つの平衡解(その地点では2体が作る重力場が遠心力と釣り合っているために第3の物体は2体に対して不動のままでいることができる、との場)]に伴っているとの性質から安定軌道で構造物を設置・運営できるとされる点― を巡る位置関係を示したものとなり、かつてあったL5協会とは詰まるところ、上の図に見るL5の点(ラグランジュ・ポイント・ファイブ)にてスペース・コロニーを設置、そこを基点に宇宙進出をなそうとの主張をなしてきた向きらの集いとのことになる ――※尚、ラグランジュポイントについては地球・月とのミクロのスケールだけではなく、太陽・木星とのマクロのスケールの軌道でも問題になる(上の図にてEarthSunを、また、MoonJupiterを対応させるように表記しているのはそうした事情による)―― 。

 以上、ラグランジュ点(第5ポイント)の位置を呈示した上で書くが、ここで

「それこそが[嗜虐的反対話法の複合的・複層的現出の指摘]とのからみで意味をなす」

との目分量があるために強調するところとして、L5協会の名称と結びつくL5点とは

[トロイア戦争の登場人物ら(の総出演)]

と深くも結びつけられているポイントとなっている。

 どういうことかと述べれば、小惑星体が集中しやすい地点としてL4とL5は多くの小惑星を抱えもしており、の中にあって観測されてきた多くの小惑星らに

[トロイア攻囲戦の物語(欧米古典の源流にあるホメロスのそれ絡みの一大叙事詩)の中の登場人物の名]

が逐次振られていったとの沿革があるのだ。

 にまつわっては、 ―つい先立ってのウィキペディアよりの引用部にそう記述してあるように― (地球と月とのミクロスケールではなく)太陽と木星の軌道とのマクロスケール上にあるL5点 ―[トロヤ点]― にあっての小惑星体らが
[トロイア(トロヤ)群]
と命名されているとの事情が上のことと表裏をなすところとしてある(:先の和文ウィキペディア[ラグランジュ点]項目にてよりの引用部をそこだけ抽出すれば、(再度の引用をなすとして)太陽と木星のラグランジュ点には数千個(以上)の小惑星がある。この小惑星群の小惑星にはトロイア戦争における英雄の名が付けられ、このラグランジュ点は「トロヤ点」、小惑星群は「トロヤ群」とも呼ばれる(再度の引用部はここまでとする)とあるとおりである)
 ラグランジュ・ポイント・ファイブたるトロヤ点にあっての小惑星らとしては 588 Achilles(トロイア攻城戦にて包囲をなしていたギリシャ側にとっての戦争の帰趨を決する程に強力な武将であったとされるアキレス、アキレス腱の由来でも有名なアキレスの名を冠する小惑星)であるとか 911 Agamemnon(トロイア攻めを主導したギリシャ包囲勢側の総大将たる都市国家の王アガメムノンの名を冠する小惑星)であるとか 1143 Odysseus(トロイアにての木製の馬の計略を考案・成功させた戦勝の最大の功労者としての謀将オデュッセウスの名を冠する小惑星)であるといった小惑星(アステロイド)らが[ Greek Camps ](ギリシャ軍駐留地)と名付けられての同ラグランジュ点内一部領域の小惑星体らとしてひしめきあっており、他面、 624 Hektor(トロイア全軍の実戦指揮官にしてトロイア軍最強の戦士であったヘクトルの名を冠する小惑星) 884 Priamus(ヘクトル・パリス・カサンドラといった欧米の伝承で極めてよく知られているトロイア王族らの父であったトロイア王プリアモスの名を冠する小惑星) 1172 Aneas(トロイア落城の修羅場から主要なる武将として唯一、落ちのび(他の武将らは悉く討ち死にしたなかで唯一生き延び)、後にローマ建国叙事詩『アエネーイス』にてローマ建国者として最大限、知られるに至ったアイネイアスの名を冠する小惑星)といった小惑星(アステロイド)らがトロイア方駐留地(トロジャン・キャンプス)と名付けられての別の同ラグランジュ点内一部領域の小惑星体らとしてひしめきあっている。

 そうもしたトロイア包囲・防衛側の主要人物らの名を冠する小惑星(アステロイド)に彩られもしているのは主には太陽-木星(の中心点)を正三角形の底辺にしてのL4およびL5点(英語で表するところの the Sun-Jupiter L4 and L5 )となるのだが、L5協会が[スペース・コロニー付設の好適地]としてきた[地球-月を正三角形の底辺にしてのL4およびL5点(英語で表するところの the Earth-Moon L4 and L5 )]にあって「も」これ執拗に
[トロイア戦争関連の命名規則]
が踏襲されるに至っているとのことがある、現実にある(:和文ウィキペディア[トロヤ群]項目にあって「現行は」単に「トロヤ群」という場合は通常「木星のトロヤ群」を意味するとの表記がなされている中にて、である)。

 同じくものこと ―L5協会がコロニー設置の最適地として重んじてきた「地球近傍の」L5点にも[トロヤ点としての意味付け]が与えられるに至っているとのこと― に関しては、

「(以前から地球-月を底辺としての正三角形頂点たるL4点やL5点がトロヤ点と呼ばれる側面が暗流としてあったからこそだろう」ともとれるのだが) 2010年に地球-月を底辺としたL4点にあって初めて発見された小惑星、
[2010TK7]
に対する定義付け・説明の中でそれが
地球と月にまつわるラグランジュ点にあっての[トロヤ群小惑星]である
との形容が広くもなされるに至っている」

とのことが確認なせるところとなっている(和文Wikipedia[2010TK7]項目にあって(以下、引用なすとして)[2010TK7は地球の軌道上でのラグランジュ点で最初に発見されたトロヤ群小惑星である・・・(中略)・・・この小惑星は、アメリカ航空宇宙局 (NASA) の広域赤外線探査衛星 (WISE) が地球近傍天体 (NEOs) の捜索を目的に行った観測ミッション“NEOWISE”によって、2010年10月に発見された](引用部はここまでとする)とされており、他面、英語版Wikipedia[ 2010 TK7 ]項目にて冒頭部にあって 2010 TK7 is the first Earth trojan asteroid to be discovered; it precedes Earth in its orbit around the Sun. Trojan objects are most easily conceived as orbiting at a Lagrangian point, a dynamically stable location (where gravitational and centrifugal forces balance) 60 degrees ahead of or behind a massive orbiting body, in a type of 1:1 orbital resonance. と表記されているところでもある)。

 とすれば、である。L5協会とは

ナノテクノロジー、人体冷凍保存、トランスヒューマニズム、人工知能、テザー推進などの分野で活躍する人々を輩出した協会]

であるのと同時に、

[【トロイア戦争の登場人物らにて成り立つ[トロヤ群]の名にて表象される正三角形の頂点】の協会]

とも言い換えられるものとなっていることになる([純粋な記号論上の言い換え]の問題である)。

 ここでつい先ぞ引用したところの特定書籍内よりの再度の引用を(訴求のために)なす。

(直下、エド・レジスの手になる原著1990年初出の著作 Great Mambo Chicken and the Transhuman Condition: Science Slightly over the Edge(の訳書『不死テクノロジー』)の8章[不可能という言葉は死んだ]473から474ページよりの「再度の」引用をなすとして)

「生命は一宇宙に限らず、理論上存在しうるすべての宇宙のなかのすべての物質と力を司り、理論上存在可能な宇宙のすべての宇宙のすべての空間に拡がって、理論上得ることのできる知識のすべての断片を含む無限の情報を記憶しているはずだ」といった、あのバロウとティプラーの予言どおりになる日も間近い。
 かくなるうえはもう何もすることはない。ただくつろいで楽しい時を過ごすだけのことである。
・・・(中略)・・・
 キース・ヘンソンの信念は「問題はすべて解決できるものだ」という一語に尽きる。だからそっちは放っておいて、キースとその仲間は時間とエネルギーが許す限り、もっと急を要する問題の「はるかな縁」パーティの計画に専心しているのである。
・・・(中略)・・・
 そのパーティのころには、その一〇〇〇人は転送(ダウンロード)だのコピーだの分裂だので何兆という人数に増えているはずだから、企画上かなりの問題が生じるのは目に見えている。
「もしパーティが大きければ、オードヴル用の豆のディップだけでブラックホール一個ぐらいできるだろうな。」(パーティ企画者のあいだではこれは「豆ディップ・カタストロフィー」と呼ばれているが)もう一つの悪夢的問題は、三人に一人はキース・ヘンソンということがあり得ることだ。「おまけに五〇〇万台の宇宙船をどこに「駐船」すればいいんだろうな?」と彼はつづけた。

(「再度の」引用部はここまでとする)

 上の引用部表記は ―同じくもの引用部に見るキース・ヘンソン(ナノテクノロジーによる復活可能性に感化されている人体冷凍運動の旗手)が[L5協会]の元創設者なのであるから― 次のように言い換えられることになる。

(直上の再引用部の内容の[特定部のみを現実的状況を反映した他の形容方法]に置き換えての表記をなすとして)

「生命は一宇宙に限らず、理論上存在しうるすべての宇宙のなかのすべての物質と力を司り、理論上存在可能な宇宙のすべての宇宙のすべての空間に拡がって、理論上得ることのできる知識のすべての断片を含む無限の情報を記憶しているはずだ」といった、あのバロウとティプラーの予言どおりになる日も間近い。
 かくなるうえはもう何もすることはない。ただくつろいで楽しい時を過ごすだけのことである。
・・・(中略)・・・
ナノテク概念の流布・普及と結びつき、トロイア戦争と関わる宇宙空間上の特定ポイントをその名前に冠する団体の発起人】(たるキース・ヘンソン)の信念は「問題はすべて解決できるものだ」という一語に尽きる。だからそっちは放っておいて、キースとその仲間は時間とエネルギーが許す限り、もっと急を要する問題の「はるかな縁」パーティの計画に専心しているのである。
・・・(中略)・・・
 そのパーティのころには、その一〇〇〇人は転送(ダウンロード)だのコピーだの分裂だので何兆という人数に増えているはずだから、企画上かなりの問題が生じるのは目に見えている。
「もしパーティが大きければ、オードヴル用の豆のディップだけでブラックホール一個ぐらいできるだろうな。」(パーティ企画者のあいだではこれは「豆ディップ・カタストロフィー」と呼ばれているが)もう一つの悪夢的問題は、三人に一人はナノテク概念の流布・普及と結びつき、トロイア戦争と関わる宇宙空間上の特定ポイントをその名前に冠する団体の発起人】(たるキース・ヘンソンのコピー個体)そのものということがあり得ることだ。「おまけに五〇〇万台の宇宙船をどこに「駐船」すればいいんだろうな?」と[ナノテク概念の流布・普及と結びつき、トロイア戦争と関わる宇宙空間上の特定ポイントをその名前に冠する団体の発起人](たるキース・ヘンソン)はつづけた。

(引用部に対する言い換えをなした部はここまでとする)

 馬鹿げている、あるいは、こじつけも甚だしいところと思われるだろう?(:について、話すに値せぬような向きはそも、[理解]のための努力さえなさぬとも思うのだが、[理解をなそうとの向き]にあってもそう思われるところか、と見る)

 だが、ここでの話、以上のような純粋なる記号論的入れ替え方式にまつわるところのここでの話にあっては

[嗜虐的反対話法 ―[人間をトロイアの木製の馬にて皆殺しにするつもりである]とのことを宣言しているとのありようが露骨に透けてうかがえるとの存在らに由来する嗜虐的反対話法(人間存在を[幻像投影機械にて管理させての魂の欠損を見た人形]にしつらえてきた節ある中で薬籠中の人間存在をさながらゴキブリのように見下していた節もある存在らによる嗜虐的反対話法でもいい)― の介在を示す他の材料「ら」]

が伴っており、そこにいう「他の」材料については続いて後の段にて摘示していくこととする。

 そうも述べもしたうえでまずもっては以下再掲しての本稿にて既に入念に証示してきたことらの把握をなしていただきたいものである (きちんと本稿内容を理解されている向きには「今更延々くどくどと繰り返すことではなかろうに.」と思われるようなところか、とも思うのだが、一応、繰り返すところとしての次のことらの把握をきちんとなしていただきたいものであると思っている)


トロイア戦争。それは(本稿にての出典(Source)紹介の部39で事細かに伝承解説媒体からの引用をなして解説しているように)[黄金の林檎]を元凶にしてはじまった戦争だが、といった黄金の林檎のみならずトロイア戦争と結びつくようになっている実験が史上最大の科学「実験」とされるLHC実験となっている(:普通に見ていたらば気づけぬようなところながら、伝承を理解している向きならば、気づけるところとしてLHC実験とトロイア戦争伝承には複合的繋がり合いがある。そして、それは人類の科学の進歩に資すると当事者実験機関関係者らに鼓吹されてもいる(e.g.出典(Source)紹介の部81)とのブラックホール生成挙動]それそのものとトロイア戦争関連の命名規則の結びつきでもあり、そして、時期的に」ブラックホールが生成されることが科学界にて現実視されることになった「前」に遡る繋がり合いともなっている ――※LHC実験におけるブラックホール生成挙動と黄金の林檎などトロイア関連事物の結びつきについては出典(Source)紹介の部35から出典(Source)紹介の部36(3)を包摂する解説部、および加えての出典(Source)紹介の部39から出典(Source)紹介の部45を包摂する解説部を参照されたい。また、LHC実験のブラックホール生成が現実視されるに至る「前」からしてそういう繋がり合いの根が醸成されだすに至っていた(従って、ブラックホール生成にまつわる警告の意図が科学者らにあったとは考えがたいようにもなっている)とのことについては本稿序盤部のブラックホール生成にまつわる科学界申しようの変転動向ありよう(出典(Source)紹介の部1から出典(Source)紹介の部5にまとめてのありよう)を比較顧慮すれば分かるところとなっている―― )

・どういうわけなのか、ブラックホールを中心的トピックとして扱った文物が911の事件が起こることを数値的に示す先覚的文物ともなっているとの奇怪極まりないことがこの世界にはある(:マリオネット仮説、[機序(作用原理)の問題も含めて仮説として述べざるをえないとのこと]らはさておきも(実際に本稿では仮説の類としてどうやって人間が意識的ないし無意識的糸繰り人形になりうるのかとの指摘にも補説2の段などで部分的に触れてはいるがそうしたことはさておきも)、現実にあって具現化している現象として糸繰り人形手仕事であろうとしか判じようもない事柄が見受けられるようになっている。その点、頭の具合がよろしくはないか、種族を裏切りもしようとの類は断じてみとめないことかとは思うのだが(往々にして両者は一体なるものか、とは思う)、【位置的始点および時間的始点にて[2001年9月11日]を指す数値規則と結びつき、双子との概念とも強くも結びつき、また、その他の意味でも911との事件と結びつく素地を含んでいるとの要素】を僅かひとつの【過去と未来を結ぶ通路にまつわる実験】にまつわるところで取り沙汰している書籍は、そう、事前言及事物以外の何物でもないことになる ――出典(Source)紹介の部28から出典(Source)紹介の部33-2を参照のこと―― )。 のみならず、911の先覚的文物についてはその他にも露骨なものがあり、それらにあっては[時空間の扉を開く]との寓意を伴っているとのもの「ら」もが目につくとのことがある(補説1補説2及びそれらパートに先行するところの長大なる訴求部を参照のこと)。

・ブラックホール(LHCでそれが構築されると考えられるになったブラックホール)関連の事物と結びつくようになっている「特定の」[911の事件の先覚的言及作品](存在していること自体が奇っ怪なる先覚的言及作品)であるが、その特定の」[911の事件の先覚的言及作品他の」[911の事件の先覚的言及作品「ら」の間には繋がり合い(純・記号論的に見ての記号論的繋がり合い)が「複合的に」存在しているとの指摘がなせるようになってもいるとのことがあり、その問題となるもの「ら」の間の[複合的繋がり合い]からしてこれまた黄金の林檎]と結びつく[トロイア関連の要素 ―LHC実験とダイレクトに結びつけられているトロイア関連の要素― と濃厚に接続するようになっているとのことがある(その関係性の環の中にはこの地球上にブラックホールやワームホールの類を生成することを主軸となる粗筋とする80年代のハードSF小説『コンタクト』も含まれている ――本稿にての補説2の段を参照のこと―― )

・フランク・ティプラーらのオメガポイントにまつわる主張(正確にはオメガポイント理論を広めるに最大限活かされたと判じられる1994年書籍 The Physics of Immortality : Modern Cosmology, God and the Resurrection of the Dead『不死の物理学』に認められる精緻化に至るまでの1986年の The Anthropic Cosmological Principle『人間的宇宙論原理』に見る前身的主張)がL5協会の発起人たるキース・ヘンソンらの申しようと「露骨に」接合している節があり、といったことがありもする中で、(L5協会創設者たるキース・ヘンソン言い分に影響を与えていること、露骨であると窺い知れる)オメガポイント実現に関するフランク・ティプラー話柄 ―その後のティプラー著述『不死の物理学』内容に着目した場合、特異点実現のためにナチスドグマを否定し、ナチスドグマと親和性が高い永劫回帰(及び永劫回帰と親和性が高い物理的状況)を否定しようといったところにひとつの特徴がありもするとの話柄― からしてロングスパンで見た場合、【LHC実験必要性にまつわる先覚的言及】を含んでいる節があり、また、トロイア関連の寓意を隠喩的かつ複合的に含むとのブラックホールやワームホールの類の生成を主軸とする特定作品(『コンタクト』)と結節しているとの側面を有しているとのもの「とも」なっている(ここ本段もその部に含まれるとの[ホワイダニットにまつわる本稿説明部]の先行する段にあって解説してきたことである)


 以上のくどくも繰り返してのことを念頭に置いた上でL5協会にあってはこれより呈示することら(1.から3.と振ってのことら)もが述べられるようになっているとのことの意味性について考えていただきたいものである。

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直下、本稿冒頭部へのリンクを設けておく

(⇒冒頭頁へは下の部より)

[典拠紹介部第1頁 加速器実験に伴う欺瞞性から証示なせることについて]

 上にて挙げているのはドイツ浪漫主義芸術の巨匠たる18世紀画家、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(Freemasonでもあったとの画家 Caspar David Friedrich)の手になる一品、

Der Wanderer uber dem Nebelmeer雲海の上の旅人』(に多少の[動き]をアレンジとして加えたもの)

となる。

 言われようの問題として一般に、

[人間の崇高なる精神が高みを目指し、ついぞ多くの物事を達観するに至った時、その折の孤独と感慨を描いた画]

などと形容される上掲の『雲海の上の旅人』に関して(本稿でもその言行を順次・段階的に取り上げることになるとの)物理学者リサ・ランドールは[次のような申しよう]をなしている。


(直下、物理学者リサ・ランドールの手になる著作 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)にての CHAPTER THREE LIVING IN A MATERIAL WORLD[第三章 物質世界に生きる]の章の記述内容 ――オンライン上検索エンジンにあっての原文検索にて該当部特定できるところの記述内容―― よりの原文引用をなすとして)

Our universe is in many respects sublime. It prompts wonder but can be daunting ―even frightening― in its complexity.  Nonetheless, the components fit together in marvelous ways. Art,science, and religion all aim to channel people’s curiosity and enlighten us by pushing the frontiers of our understanding. They promise, in their different ways, to help transcend the narrow confines of individual experience and allow us to enter into―and comprehend―the realm of the sublime. (See Figure 11.)
          [ . . . ]
[ FIGURE 11 ] Caspar David Friedrich’s Wanderer Above the Sea of Fog (1818), an iconic painting of the sublime ― a recurring theme in art and music.

(上の原著引用部に対する[訳文]として国内流通訳書『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)ハードカヴァー版にあっての81ページに記載されているところを引くとして)

多くの点で、私たちの宇宙は崇高だ。その複雑さは好奇心を駆り立てはするが、無力感も抱かせるし、ことによっては恐怖さえも感じさせる。にもかかわらず、宇宙の構成要素は素晴らしくぴたりと絡みあっている。芸術、科学、宗教は、いずれも人々の好奇心を促して、理解の限界を広げさせ、それによって私たちを啓蒙することを目指している。いずれもそれぞれのやり方で、個人の経験の狭い領域を越えさせることを約束している。それがかなえられたとき、私たちは崇高なものの領域に踏み込む――そして理解する――ことができるのだ(図11を参照)。 …(中略)… [図11]ドイツの画家カスパー・ダーヴィド・フリードリヒの「雲海の上の旅人」は、崇高なものを象徴的に描いた作品だ。崇高さは、美術と音楽に繰り返し登場するテーマである

(以上をもって Knocking on Heaven’s Doorにての原著表記および訳書よりの引用とした)


 さて、何故、ここ脇に逸れての部にあって「目立つように」特定絵画 ― 『雲海の上の旅人』― を挙げ、その絵画に対する物理学者の評しよう ―「雲海の上の旅人」は、崇高なものを象徴的に描いた作品だ....― などを引いたりもしたのか

「それは、」
絵画『雲海の上の旅人』に対して直上引用なしたような評しようをなしているとの物理学者リサ・ランドールが

加速器によるブラックホール生成可能性にまつわるトピックの理論深化に一廉ならぬ貢献をなしているとの著名物理学者

[[崇高なるもの]を目指しての宇宙の探求(およびそのための装置と銘打たれている巨大加速器LHC)の称揚・礼讃をなしているとの向き

であるとのことがあり、また、なおかつ、彼女リサ・ランドールの手による、(絵画『雲海の上の旅人』を科学者が目指しての[崇高さ]とを結びつけている)引用元著作 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)が

人間のありよう(崇高さとはおよそ程遠いところにあるありよう)]
人間の辿る運命

を嘲笑うような[嗜虐的寓意]で満ち満ちていると申し述べられるようになっている著作であるとのことがある、遺憾ながら
[理の当然]
として申し述べられるところとしてある ――個人のせせこましい偏頗(へんぱ)な主観などとは一線を画したところで客観的かつ具体的にこれはこうでこうだと申し述べられるようになっている(出典呈示を第一義にしての本稿では無論、その論拠を事細かに挙げる)とのところとしてある―― からであり、そのことに注意を向けたかったからである(※)。

(※上にて引用元とした著作、 Knocking on Heaven’s Door『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)、同著にあってはその冒頭部より
September 10, 2008, marked the historic first trial run of the Large Hadron Collider (LHC). Although the name―Large Hadron Collider― is literal but uninspired, the same is not true for the science we expect it to achieve, which should prove spectacular. (表記英文引用部に対する訳として)「2008年9月10日、ラージ・ハドロン・コライダー(LHC)が歴史的始動を見た.[ラージ・ハドロン・コライダー]との名称は有り体に言ってインスピレーションを何ら与えぬとの平凡なものだが、私たちがそれ(LHC)に[証明すべきととらえている壮大なる挙]を託しているとの意では[科学(の進歩)]にとり同じくものことは真実とはならない(LHCは際立ってのインスピレーションを与えるものである)」
などとのことが書き記されている。
 そうもした書きようが目立ってもの冒頭部にてみとめられる著作ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアにおける表題、 [天国のドアをノックする]の由来についてリサ・ランドール女史は同じくもの著作の中で次のようなことを述べてもしている。
(以下、 Knocking on Heaven’s Doorにての CHAPTER FOUR LOOKING FOR ANSWERSより引用なすところとして)
I first heard the phrase “knockin”on heaven’s door”when listening to the Bob Dylan song at his 1987 concert with the Grateful Dead in Oakland, California. Needless to say, the title of my book is intended differently than the song’s lyrics, which I still hear Dylan and Jerry Garcia singing in my head. The phrase differs from its biblical origin as well, though my title does toy with this interpretation. In Matthew, the Bible says, “Ask, and it shall be given you; seek, and ye shall find; knock, and it shall be opened unto you: For every one that asketh receiveth; and he that seeketh findeth; and to him that knocketh it shall be opened. (以上原著表記に対して訳書『宇宙の扉をノックする』(NHK出版)ハードカヴァー版[第四章]103ページにての表記を引くとして) Knocking on Heaven’s Door(天の扉を叩く)]――これが本書の原題だが、私が最初にこのフレーズを聞いたのは、一九八七年、カリフォルニア州オークランドでのグレイトフル・デッドとのコンサートで、ボブ・ディランが『天国への扉』を歌うのを聞いたときだった。いまでも私の頭の中ではディランとジェリー・ガルシアがこれを歌っているのが聞こえてくるけれど、いうまでもなく、私の本のタイトルは、この曲の歌詞とは意味が違っている。このフレーズは出典である聖書の一節とも違っているが、私のタイトルはこちらの意図を拝借したものだ。聖書の「マタイ伝」には、このように書かれている。「求めよ。さらば与えられん。尋ねよ、さらば見いださん。門を叩け、さらば聞かれん。すべて求むる者は得、たづねる者は見いだし、門を叩く者には開かれるるなり
(以上、引用部とした)
 といったところ、新約聖書のマタイ伝にあっての
[求めよ。さらば与えられん。尋ねよ、さらば見いださん。門を叩け、さらば聞かれん。すべて求むる者は得、たづねる者は見いだし、門を叩く者には開かれるるなり]
とのフレーズ、それが
[天国の門]・[天国への扉]・[天国への階梯](ステアウェイ・トゥ・ヘブン)
との兼ね合いでいかように嗜虐的なる別側面での意味( Double Meaning )と共にあるのか、そのことからして具体的典拠を挙げ連ねるとの式で遺漏無くも事細かに示そうというのが本稿の本義であるとここ脇に逸れての部にあって訴求しておきたいとの意図が筆者にはある)

当サイト内にあっての【各頁および各典拠への一覧方式遷移部】、及び、【PDF形式文書配布ページ】へのリンクを直下、設けておく

各頁および各典拠への一覧方式遷移部へは以下より


問題となる[「予見的」言及→実現]の体系についての[典拠紹介部]一覧呈示頁

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ここ本頁内の記述内容を支える【「容易に後追い確認なる」「堅い」ソースを呈示しての出典紹介部ら】への[遷移経路]を下に設けておく典拠について疑わしいとの部があれば、必要に応じて参照されたい (:クリックすることでブラウザ ―インターネット閲覧ソフト― の[別タブ(別枠)]にて典拠紹介部を表示( open "additional" tabbed window(s) of web browsers

[出典(Source)紹介の部1](加速器のブラックホール生成リスク問題視の契機が1999年にあり、の折、実験機関はブラックホール生成可能性それ自体を否定していたとのことにまつわっての典拠紹介部1)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第2頁 1999年における加速器を巡る議論動向

[出典(Source)紹介の部2](加速器によるブラックホール生成が[現実的にありうること]と当事者実験機関および科学界にて表立って論じられ出したのが2001年であると判じられるようになっていることにまつわっての出典紹介部2)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第3頁 ブラックホール生成可能性にまつわる研究機関の変節の経緯

[出典(Source)紹介の部3](加速器のブラックホール生成問題に関し、「たとえブラックホール生成がなされても蒸発するから安全である」との論理を目立って前面に出しての実験機関公式報告書が2003年に出されていることにまつわっての典拠紹介部3)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第3頁 ブラックホール生成可能性にまつわる研究機関の変節の経緯

[出典(Source)紹介の部4](西暦2000年前後の科学界やりとりと際立って類似性を呈しての[加速器ブラックホール生成のストーリー]を扱う小説作品が「1980年に」世に出ていることにまつわっての典拠紹介部4)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第4頁 小説『未来からのホットライン』に見るブラックホール生成描写

[出典(Source)紹介の部5](西暦2000年との折柄にあっては物理学界を代表するノーベル賞受賞科学者が[「他の」加速器リスク]の可能性を多めに見繕う慎重論を呈しつつも「加速器のブラックホール生成可能性などはエネルギー単位の問題から即時否定できるものである」と明言していたことにまつわっての典拠紹介部5)
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典拠紹介部第5頁 科学界発表動向となんら一致せざるところの先覚的言及として

[出典(Source)紹介の部20-3](ナノテク概念の始発期 ―殊に分子アセンブラとの概念と共に提唱された「現実的・具体的な言われようとしての」概念の始発期― は何時に求められるのかとのことにまつわっての世間的言われようについて紹介しての出典紹介部20-3)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第16頁 加速器ワームホール生成仮説に通ずる先覚的言及作品ら(2)

[出典(Source)紹介の部31](キップ・ソーン著作 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』が[911の事件の先覚的言及文物]となっていることにまつわっての出典紹介部31(以降)の部)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第25頁 ソーン『ブラックホールと時空の歪み』のとんでもない特性

[出典(Source)紹介の部32](キップ・ソーン著作 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』が[911の事件の先覚的言及文物]となっていることにまつわっての出典紹介部32(以降)の部)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第26頁 書籍『ブラックホールと時空の歪み』の問題性(続き)

[出典(Source)紹介の部33](キップ・ソーン著作 BLACK HOLES & TIME WARP Einstein's Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み アインシュタインのとんでもない遺産』が[911の事件の先覚的言及文物]となっていることにまつわっての出典紹介部33(以降)の部)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第27頁 ソーン著作とサイフェ『異端の数ゼロ』の関係性

[出典(Source)紹介の部35]LHC実験とトロイア崩壊およびアトランティスの関係性を示す命名規則上のありようにまつわっての部LHC実験にあっては[(トロイア崩壊の因たる)黄金の林檎の在処を知ると神話が語り継ぐ巨人アトラス]の名前を冠する検出器ATLASおよび黄金の林檎の果樹園とも同一視されもするアトランティス]の名前を冠するディスプレイ・ウェアATLANTISによって生成極微ブラックホール捕捉をなしうるとの可能性が取り沙汰されてきたとのことについての出典紹介の部35)
の参照は直下より (クリックすることで当該の出典紹介部を別タブにて表示)


典拠紹介部第30頁 アトラス・アトランティスとLHC命名規則の繋がり合い

[出典(Source)紹介の部36(2)](LHC実験にあってはブラックホール生成可能性が問題視されるそれ以前、1992年から覚書が交わされてATLASとの名称の使用が確定していたことにまつわっての出典紹介の部36(2))
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典拠紹介部第30頁 アトラス・アトランティスとLHC命名規則の繋がり合い

[出典(Source)紹介の部39]トロイア崩壊の原因が黄金の林檎となっているとのこと、また、そちら黄金の林檎がヘラクレス第11功業に登場を見ている「巨人アトラスと結びつく神の果実」でもあるとのことに関しての出典紹介部39)
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典拠紹介部第35頁 ブルフィンチ神話要覧書などに見る黄金の林檎とトロイア

[出典(Source)紹介の部43]トロイアとアトランティスの関係にまつわっての出典紹介部の一例トロイアを木製の馬の計略で劫略した武将オデュッセウスが漂着した島が何故、[アトランティス]と結びつくのかについての出典紹介の部43)
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典拠紹介部第38頁 アトランティスとトロイアの記号論的関係性の深耕として

[補説1セクション冒頭部](本稿にてその摘要についてまとめて紹介しているところの補説1と振ってのセクションの冒頭部)
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典拠紹介部第62頁 ヴォネガット『スラップスティック』に見る予言的言及

[補説2セクション冒頭部](本稿にてその摘要についてまとめて紹介しているところの補説2と振ってのセクションの冒頭部)
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典拠紹介部第74頁 金星会合周期と五芒星