著名古典であるダンテ『地獄篇』およびミルトン『失楽園』に見る悪魔の王、その悪魔の王にまつわっての純・記号論的相関関係から問題となりもすること 補説2
さて、本稿ではここに至るまでにてα(アルファ)1からα8、そしてβと振ってのことら、すなわち、以下のことらが[論拠を伴って述べられること]となっていることを(脇に逸れての記載も多くもなってしまった中で)入念に指し示してきた。
(金星にまつわる会合周期にあって具現化するとの指摘もなされてきた)[五芒星相似形]を[ブラックホール絡みの話]と接合させるような奇怪なることらがある。すなわち、次のようなことら(α1からα8)がある。
地球と金星と太陽の内合(インフェリアー・コンジャンクション)時にあっての天体座標を結んで出来上がるとのことがよくも取り上げられるとの[五芒星]は[五角形]と結びつく図形でもある。[(ほぼ正確な)[五芒星]が描写される局面]というのは[(ほぼ正確な)[正五角形]に近しきものが内にて形成される局面]であるとも述べられる。どういうことか。[(正確な)五芒星]というものは[正五角形]に内接される図形として描けるものであり、[正確な五芒星の各点]を構成する五点というのが正五角形の各点にそのままに対応することになるとのことがあるのである。
正五角形、英語に直せば、[レギュラー・ペンタゴン]との特質を持つのがアメリカの国防総省の本部庁舎である。そのペンタゴンの広場は先の911の事件の起こる前から[ワールド・トレード・センターの跡地]がそう述べられるようになったのと同じ言葉で呼び慣わされていた、[グラウンド・ゼロ]との言葉でもって呼び慣わされていた。
グラウンド・ゼロという言葉は911の事件が発生する前からペンタゴンの広場と歴史的に結びつけられてきたとの沿革がある(上のα2にて言及)のだが、そちらグラウンド・ゼロという言葉、かの911の事件が起こる「前」から[使用局面が際立って限られていた特殊用語]として存在していた同語を[ブラックホール]と関係させるとのかたちで用いていたとの書籍が存在しており、その書籍、「不可解極まりない911の予見的言及とも関わる」とのことを本稿の先だっての段で先述なしてきたとの書籍でもある
ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』
となる。
同著『異端の数ゼロ』序盤部にては[五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性]のことが[最小の単位(無限小)に向かう力学]を指し示すようなものとして取り上げられているとのことがあるのである(α1の出典とも重なるところとなる)。
さて、そのように問題となる ―「どうしてそういうことが?」の問題はともかくにもの911の異様なる先覚的言及をなしているとの式で問題となる― 書籍で取り上げられている[五角形と五芒星の相互に「無限に」外接・内接しあう関係性]にて「も」表象される[最小の単位(無限小)に向かう力学]は言い換えれば、[原子核の領域に向かう力学]、さらに述べれば、
[原子核を構成する陽子や中性子の領域、そして、陽子を複合して構成するクォークのようなより極微の素粒子の世界に向かう力学]
のことを想起させるものでもある。
何故か。
原子のなかで原子核の占める割合はおそろしく小さい、そのような原子核を構成するのが中性子や陽子であるといったかたちで(小さきことをひたすらに突き詰めていった際の)極小の世界というものは展開しているからである。[五角形(ペンタゴン)および五芒星の両者の図形的特性]のことを知っていれば、自然に想起されるのが[最も小さな極小の世界へ向けての力学]であり、それは換言すれば、[素粒子物理学などが領分とする極小の世界へ向けての力学]であると言い換えられるようなところがあるのである。
そして、そうした限りなくものゼロ・スケールに向かって展開する極微の世界の領域の研究(たとえばヒッグス粒子や超対称性粒子なぞと命名されてのものを発見に血道をあげるとの「研究」)を声高に唱道、[原子核を壊す中での膨大なエネルギー](と述べても極微領域に集中しているからこその膨大なエネルギー)で[ブラックホール]さえもが生成される可能性が取り沙汰されているのが素粒子物理学系や核物理学系の物理学者らが集まってのLHC実験であると言われている。
ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』との書籍は911の事件が起こる「前」から特異な言葉であるとのグラウンド・ゼロという言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍、かつもって、不可解なる911の予見的言及とも関わっているとの書籍でもある(←α3で言及したことである)。そして、同著『異端のゼロ』は[五角形と五芒星の「無限に」相互内接しあう関係性]と結びつくことに言及しているとの書籍でもある(←α1およびα3にての出典にまつわるところでもある)。
そうした書籍で扱われる
[ゼロの世界][極小の世界]
に近しきところで(原子に比してその比率が恐ろしく小さいとの極小の存在たる)[原子核]を破壊しようとのことをなし、そこにて発生する膨大なエネルギーからブラックホールを生成しうるとのところにまで至ったのがLHC実験であると「される」(←α3にて言及のことでもある)のだが、他面、[911の事件]では何が起こったのか。[[正五角形]との形状を呈するとのペンタゴンが崩された]とのことが起こっている(←α2で合衆国国防総省庁舎たるペンタゴンが(正確な五芒星と無限に続く相互内接外接関係を呈するとの)[正五角形]であることを問題視している)。
以上のことより[次の関係性]が想起されもする。
[現実世界で911の事件が起こる「前」からアメリカ国防総省本部庁舎たるペンタゴン(正五角形)の広場と結びつけられてきたグラウンド・ゼロという特殊な言葉(←α2)] ⇔ [911の事件が起こる前から[グラウンド・ゼロ]との特殊な言葉とセットとなっていた現実世界でのペンタゴン([正五角形]状の米国国防総省庁舎)の911にあっての部分崩壊] ⇔ [正五角形(;合衆国国防総省庁舎ペンタゴンとの同一形状)の(911にての)部分崩壊(α3)] ⇔ [911の事件が起こる「前」から特殊用語として存在していた[グラウンド・ゼロ]という言葉をブラックホールとの関係するかたちで用いているとの書籍であり(そして911の不可解なる予見事物とも通ずるようになっている書籍ともなり) またなおかつもってして、五芒星と五角形(ペンタゴン)の間の無限に続く相互内接・外接関係によって表象されもする極小の世界へ向かう力学に言及している著作ともなる ZERO:The Biography of a Dangerous Idea(邦題)『異端の数ゼロ』という著作の内容] ⇔ [無限小に至る方向性での中での破壊挙動、原子核を壊す中での膨大なエネルギー発現状況でもってブラックホールを作り出しうると言われるに至っているLHC実験を想起(α3)]。
以上のような⇔で結んでの関係性については
『何を述べているか理解しがたい』
と受け取られるか、あるいは、
『穿ち過ぎ(考えすぎ)である』
と思われるところか、とも思う。それゆえ、そうした物言いがなせてしまう「他の」事情があることにつき続く段で「補いながらもの」表記をなす。
[グラウンド・ゼロ]という言葉 ―(本来、[広島・長崎の爆心地]を指すべくも考案された特別な言葉であり、また、冷戦期、核戦争の標的たるところと結びつけられるに至った言葉である)― と[911]の事件の発生前から結びつけられていた[ペンタゴン](アメリカ国防総省本庁舎)というのはレズリー・グローヴズという男(往時、米国陸軍工兵隊大佐)を責任者にして1941年「9月11日に」建設が開始されたとの建物である。
そちらペンタゴンの建設計画を指揮していたレズリー・グローヴズという男が「ペンタゴン建造中に」大佐から准将に昇進、主導することになったのが[マンハッタン計画]となっており、同[マンハッタン計画]で実現・現出を見たのが[原子爆弾]と[広島・長崎への原子爆弾の投下]([グラウンド・ゼロ]との言葉がはじめて用いられるようになった爆心地を現出させた挙動との意味合いで本稿の先の段でも取り上げていた原爆投下)となる。
そこに見る[原子爆弾]というのは[極小領域たる原子核のレベルでの崩壊現象、[核分裂反応]によって実現を見た兵器]でもある (:1941年9月11日から建設開始(着工)を見ていた[ペンタゴン]の建設計画を指揮していた男レズリー・グローヴズが[マンハッタン計画]の責任者でもあったわけであるが、[マンハッタン計画]というのはそも、[極小の領域、原子核のレベルでの崩壊現象が原子爆弾を実現ならしめること]が着想されて開始された計画である。[原子核レベルでの崩壊現象を利用しての核兵器開発]と[ペンタゴン]が結びつく、そう、[五芒星形と五角形(ペンタゴン)が無限に相互に内接・外接しあいながら無限小へ至る方向(原子核や素粒子の世界へ至る方向)を指し示すもの]であることを想起させるように結びつくとのことが歴史的沿革として存在していることが問題となる)。
金星の内合ポイントにてその近似物が具現化するとの五芒星は史的に見て[退魔の象徴]とされてきたとの経緯があるものである。
さて、その[退魔の象徴としての五芒星]と結びつくような[退魔の象徴物としてのペンタゴン(アメリカ国防総省本庁舎)]が爆破されて「異次元から」干渉する外側の銀河由来の妖怪が解き放たれるとの[荒唐無稽小説]が世に出ている。それが本稿の先の段で「911の「奇怪なる」予見的言及をなしている」との要素を同作が多重的に帯びていることにつき仔細に解説してきた70年代欧米でヒットを見たとの小説作品、『ジ・イルミナタス・トリロジー』である。
につき、
[退魔の象徴としての五芒星と結びつくが如き退魔の象徴としてのペンタゴンの崩壊、および、911の事件の発生(マンハッタンとペンタゴンが同時攻撃されたとの事件)を前言しているが如くの奇怪なる文物]
などとのものより想起されるのは ―繰り返しになるも― 次のようなこととなる。
⇒[(直近にて言及の)書籍『異端の数ゼロ』に特性として認められるとの[五角形(ペンタゴン)と五芒星の内接関係を無限小に至る機序として呈示するとのやりよう]・[グラウンド・ゼロという言葉を911の事件が発生する前からブラックホールと結び付けているとのやりよう]・[不可解なる911の予見的言及と関わりもするとの側面]]←→(関係性の想起)←→[ペンタゴン(1941年「9月11日」に建造開始の国防総省庁舎)の建設計画を主導した軍人が同様に主導して[原爆]と[グラウンド・ゼロという言葉]を具現化させることになった[無限小に至る力学(五角形と五芒星が相互に無限に内接・外接されるかたちで表象される力学)の過程での原子核崩壊作用]を利用しての[マンハッタン計画]に見るありよう]。
会合周期(具体的に述べれば、8年単位で現出する5回の地球との周期的内合関係)でもって[五芒星]を描くとされる存在が金星となるとのことを先述した。また、同文に金星が悪魔の王ルシファーと欧州にて歴史的に結びつけられてきた星であることも先述した。
さて、歴史的に惑星金星と結び付けられてきたとの悪魔の王ルシファーとのつながりで述べれば、ダンテ『地獄篇』にもミルトン『失楽園』にも[ルシファーと結びついた罪の領域]にあって[今日的な観点で見てのブラックホールの近似物]が多重的に具現化していると申し述べられるようになっていること、解説をなしてきたのが本稿である。
[五芒星]は[黄金比]と際立って結びつく図形でもある。そこに見る[黄金比]と[ブラックホール]が結びつくことを論証しようとの学究申しようが欧米圏にてささやかなる注目を浴びているということがある。
日本でも五芒星紋様が用いられてきたとのことがある。それは海女による[セーマン・ドーマン]と呼ばれる紋様の使用にまつわる話となる。その点、海女によるセーマンこと五芒星の使用は[竜宮]に引き込まれないための呪(まじな)いであるとの物言いがなされてもいる。さて、伝承に見る[竜宮]とはどういう場か。
[時空間の乱れが発生した場]([外側に対して時間の進みが遅い場])
とされる場である。
他面、重力の化け物、ブラックホールおよびその近傍領域も[時間の乱れ]が問題となるものである。
以上のこともそれ単体で述べれば、「考えすぎ」の謗(そし)り免れないこととあいなろうが(当たり前ではある)、上(のαの段)にて述べてきたようなことがすべて[事実]であると網羅的に指し示されたとき、ここβの申しようも「考えすぎ」では済まされぬものとなって「しまう」だけのことがある。
表記のことらの典拠をここまでにて示してきたとして、まずもって、うち、α1からα8と振ってのことらと本稿にてのより従前の段より呈示に努めてきたことらとを複合顧慮することで、何が述べられるのかの解説を下になしておくこととする。
ここに至るまでにて指し示しなしてきたことからどういった関係性が示せるのかについて
α1からα8と振ってのことらの解説に初頭より入っているとの本稿ここ本段、補説2と銘打っての部に入る前の段(よりもって述べれば、補説2以前の補説1と銘打っての段に入る前)に、である。本稿にあっては[以下のことら]を典拠仔細に呈示しながらも指し示しなしてきた。
[[黄金の林檎](と呼称される神話上の果実)を巡る争いともなる[パリスの審判]として一般によく知られるギリシャ神話上の出来事が[エデンの園にての誘惑プロセス]と「純・記号論的に」接合しているとのことがある]
[[エデンの園で誘惑をなした存在と聖書が語り継ぐルシファー](Luciferとのラテン語(Lat.)呼称にあっての原義より[金星]に対応する存在)と[ギリシャ神話でパリスへの買収にヘレン取得を対価に注力したとのアフロディテ](ローマ名ヴィーナスで[金星]を体現する美神として知られる存在)の両者については類似の特性を「複合的に」帯びているとのことがある]
以上表記のことらについての帰結を扱った図解部は[次の如きもの]となる (:図解部の内容が[個人の狭隘・偏頗な主観・属人的心証に左右される余地なき、[そこに確としてあるところの純・記号論的関係性の実在]をただそのありのままに指し示したもの]であると断じもするその論拠については本稿にあっての先行するところ、出典(Source)紹介の部48から出典(Source)紹介の部51を包摂する解説部および出典(Source)紹介の部62を参照されたい)。
図解部込みにしての[直上表記]にて再度振り返りもしている関係性、
[[黄金の林檎を巡る争い]が[エデンの園の誘惑プロセス]と接合している(そして[黄金の林檎を巡るやりとりにての贈賄当事者アフロディテ]と[エデンの誘惑者たる蛇に比定されもするルシファー]とが接合している)]
との関係性についてはそこに関わる[黄金の林檎]というものを媒介にして
[[トロイア崩壊伝承]および[アトランティスの沈没伝承]と接合するようにも「なっている」]
とのこともが指摘できるようにもなっており、本稿にあっては ―他にもいろいろと問題となる関連するところの関係性を呈示してきたなかで一例のみ挙げるところとして― おおよそ下に呈示の如き図解部を先立って挙げもしてきた (:上とほぼ同じくもの言いまわしを用いるとして、そちら図解部の内容が[個人の狭隘・偏頗な主観・属人的心証に左右される余地なき、[そこに確としてあるところの純・記号論的関係性の実在]をただそのありのままに指し示したもの]であると断じもするその論拠については本稿にあっての出典(Source)紹介の部48から出典(Source)紹介の部51を包摂する解説部およびそれに先立つところの出典(Source)紹介の部40から出典(Source)紹介の部45を包摂する解説部を参照いただきたい)。
さらに[振り返ってもの表記]をなす。
[エデンの誘惑 ――Fall堕落のプロセス― ]と結びつくとの[トロイア崩壊伝承 ――フォール(陥落)・オブ・トロイアにまつわる伝承―― ]
が
[黄金の林檎][アトランティス崩壊伝承]
らを媒介項に
(近年、ブラックホールを生成すると考えられるに至った)[LHC実験]
とも多重的接合性を呈しているとのことがありもし、その点についての図解部として本稿では以下にて呈示の通りのものを先立って挙げてきたとのことがある (:繰り返す。図解部の内容が[個人の狭隘・偏頗な主観・属人的心証に左右される余地なき、[そこに確としてあるところの純・記号論的関係性の実在]をただそのありのままに指し示したもの]であるとのその論拠については本稿にあっての先行するところの出典(Source)紹介の部35から出典(Source)紹介の部36(3)を包摂する解説部および出典(Source)紹介の部46の内容を参照いただきたい)。
「さらに」に「さらに」を加えての[振り返ってもの表記]を続ける。
LHC実験が ――属人的主観など一切問題にならぬところで―― [アトランティス][トロイア崩壊]と実験関係者ら由来の命名規則にて結びついていると指摘できるようになっている(そうもされている)との中でそうしたそちらLHC実験が生成する可能性があると考えられるに至ったブラックホールというもの(1998以降登場を見た新規理論に基づき、2001年以降、LHC実験のような加速器実験で生成されると考えられるに至ったブラックホールというもの)からして[次のようなこと]が述べられるようになってしまっているとのことがある。
[ブラックホール絡みの事物が[911の事件の発生の前言をなしているが如く「奇怪な」文物ら](普通に考えれば、存在していることそれ自体が「奇怪な」特色を帯びての文物らではある)とどういうわけなのか、結びついている]
以上のようなこととてもがあり、それについては下のように図示なせるところともなる(詳しくは本稿にての出典(Source)紹介の部28から出典(Source)紹介の部33-2を包摂する解説部を参照のこと)。
以上の「振り返っての」本稿従前内容と先の段までにてその典拠を仔細に指し示してきたとのα1からα8のことらを複合顧慮すると下のような図らが導出できる(ようになってしまっている)。
「実に遺憾なことは、」以上の一連の関係性が有象無象の陰謀論に見るような駄法螺とは一線を画するものとして、そう、
[そのような関係性が成立しているとのことを[客観的事実関係]として摘示できるようになって「しまっている」]
とのことである、確たる論拠の山の積み重ねによってそのように指し示せてしまえるようになっているとのことである。
上の申し分に問題がないか、本稿内容を通じて検証・確認なしていただきたいとして、さて、「問題となるのは、」
[はきとして成立している関係性らは[偶然]で成立する程度のものなのか]
[そうではないのならば(偶然性が棄却されるのならば)、では一体、何が問題になるのか]
ということである(別段、おかしなことを述べているつもりはない)。
そして、本稿では唯々(ただただ)具体的証拠らに基づいて、
[それが偶然で成立するようなもこと「ではない」]
[[偶然ならぬ方向]が執拗に指し示すのは[種族の存続をみとめるつもりはない、「時限性の」養殖種養殖プロセスには終わりが訪れるとの確たる意思表示]であると当然に解されるようになっている]
とのことに直結する「相互」関係性に次ぐ「相互」関係性を徹底呈示なし、そして、それら[多重的相互関係性]に共通して当てはまる[際立ってユニークな(この場合のユニークは「特殊な」ということである)特定共通要素群]の介在の事実をつまびらやかにすることで[種族の前に控えている岸壁の実在]を「証」して「示」す、証示なすつもりである。
(ここまでをもってして最前、指し示しに努めてきたα1からα8と振ってのことらと本稿のよりもって従前の段で呈示に努めてきたことらとを複合顧慮することでどういうことが述べられるようになっているのかについての解説部とする)
(直上にて[「この段階にあっての」とりまとめての話]をなしたところで)
さて、これ以降は大局的にはここに至るまでα1からα8およびβと振ってその論拠を示してきたことらのうちのα8、すなわち、
[五芒星]は[黄金比]と際立って結びつく図形でもある。そこに見る[黄金比]と[ブラックホール]が結び つくことを論証しようとの学究申しようが欧米圏にてささやかなる注目を浴びているということがある。
とのことより押し広げて何が問題になると述べられるのか、ということについての指し示しを(α1からβの内容に多重的に関わるところとして)特段になしていく所存である。
その点、
[黄金比にまつわる話]
などをわざわざなしていることにつき[本稿を中途半端にしか検討されていないとの向き]にあっては
[牽強付会との論法](こじつけがましき論法)
を展開するために[ブラックホールと黄金比の関係性]のことなぞを筆者が問題視していると受けられるかもしれないと思いもする(先の出典(Source)紹介の部73でも[黄金比とカー・ブラックホールの関係についての学者ら指摘]などにつき紹介してきたわけだが、そちらとても「きわめてマイナーな話」であるなどと受け取ってそのようにとらえる向きもあるやもしれないと思いもする)。
だから述べるが、
(理由は他にもあるのだが)
「ひとつに」
[次のようなこと]
がある、はきとした重みづけをなしてのこととして[次のようなこと]が筆者意中にあるからこそ、
[カー・ブラックホールの変化現象と黄金比の関係性の話]
を持ち出すとのことをなしてきたのである。
→
その変異が[黄金比]と結びつくとされるとのことが着目されるに至っているカー・ブラックホールというものはブラックホール分類中にあって自転しているブラックホールのことを指すのであるが、同カー・ブラックホール、[時空間のゲート]となる可能性が取り立てて取り沙汰されているとのものともなる
上記のことにあっての
[カー・ブラックホールのゲートとしての側面]
については本稿の先立っての段でかなり細やかに専門家ら言いようについての紹介をなしてきたとのことがある。
につき、(α8の部との兼ね合いで何が問題になるか煮詰めていくとの方向性の話に入る前に)そうもした「先の段の内容を振り返りつつ」、また、加えて、「その他の意味でどういうことが問題になるか新たに指摘する」ための部を続いて設けておくことともする。